はじめに
小川鍼灸整骨院のブログです。今日は50歳付近にやってくる肩関節の痛み(五十肩・肩関節周囲炎)について、その原因や対処法について報告させて頂きます。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南西、平野区と生野区の境目、加美北地区にあります鍼灸整骨院です。はり・筋膜リリース・整体と同時に認知行動療法の理論を応用して治療に用いています。
最寄りの駅は地下鉄千日前線南巽駅です。1番出口から徒歩1分のところです。最近は北巽と間違えて下車される方もいらっしゃいますが、北巽ではなく南巽です。
北巽から南巽までは徒歩で15分ぐらい歩きますよ。だから間違えないでくださいね。小川鍼灸整骨院は地域でおすすめの整骨院を目指しています。
遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。
↓↓↓
http://www.korikori.com/contact/
執筆担当は小川です。
http://www.korikori.com/staff/
よくある五十肩の患者さん
患者さんは力仕事の方もいらっしゃいますし、事務仕事の方もいらっしゃいます。多くはもう治るだろうとおもって我慢していたが一向に良くならなく、整形外科に行ったら五十肩と診断されたけど湿布と鎮痛剤だけで様子を見る様に言われたが楽にならないので何とかして欲しいと来院されます。
症状は、肩関節の痛みのみならず、肩こりもひどくなってくることがあります。時には腕の方まで痛みが出てきて、夜にも痛みを感じることもあります。
原因
五十肩は医学的には「肩関節周囲炎」と言われます。詳しくは以下のブログをご参照ください。
http://www.korikori.com/blog/katanoitami/
肩関節の可動域を改善させるために
肩関節周囲炎は痛みのある時期と、肩関節が固まる時期と、そして回復していく3つの時期があるとされています。強い痛みのある時期は動かすと後の痛みが強くなってしまいますので安静が必要です。
その後の時期から運動を開始すれば早い時期に症状が軽減する可能性があります。ただ、自分で痛い肩関節を動かすことには限界があります。当院では必要な運動を最適な量を行える様に指導しています。
肩関節以外の痛み
肩関節が動かなくなると、肩甲骨を沢山動かして可動域を広げようとすることから肩甲骨周りの筋肉も過度な収縮を強いられてしまい、肩こり様の痛みが出てきます。
それに加えて、肩関節から下の上腕部や時には肘の外側、さらには前腕部にまで痛みを感じる関連痛と言われる痛みがあります。痛みのある部位が悪くなっているのではなく、肩関節に痛みが上腕部や前腕部にまで痛みを感じさせるのです。
なぜこのような痛みが出るのかについては次の通りです。
それは、痛みは患部で感じるのではなく、基本的に脳で感じるようになっており、脳は痛みの部位を正確に感知することは難しいようで、その部位に神経学的に関係する部位も含めて痛みを感じてしまうからです。
同じような関連痛の例は、腰が悪い時に太ももに痛みを感じたり、股関節が悪い時に膝に痛みを感じたり、また狭心症の発作の時には左の上肢(右にもあり得る)に痛みを感じることがあります。
当院での施術
小川鍼灸整骨院では、肩関節周囲炎の拘縮がある患者さんに対して、まずは状態の説明をしっかりと行ないます。この説明をしっかりとご理解頂く事で半分ぐらいの痛みが軽減する患者さんもいらっしゃいます。理由は症状に対する不安が痛みを大きくしている場合があるからです。
自分の痛みの原因が何であり、今後どのように治っていくのかをしっかりと理解できると、これまでの痛みが小さくなるのは症状に対する不安も同時に小さくなることが多いようです。ここはにわかに信じてもらいにくところですが、この効果によって痛みが軽減する患者さんを当院は沢山経験しています。
次に肩関節自体の拘縮した関節包、それをとりまく筋肉の癒着をはがすための筋膜リリースを行ないます。痛みのある部位の筋膜は癒着を起こし動きも悪くなってます。この癒着をはがして肩関節の痛みを小さくする様にします。
そして可動域訓練です。肩関節の屈曲、外転、外旋という、肩関節がスムースに動くために必要な可動域を効率良く取り戻すようにします。可動域訓練は整体として行ないます。
当院での施術メニューをご参照ください。
遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。
↓↓↓
http://www.korikori.com/contact/
おわりに
大阪市の平野区、生野区界隈で50歳前後の肩関節の痛み、いわゆる五十肩(肩関節周囲炎)でお悩みの方、または、五十肩かな?とお考えの方、はたまた五十肩で整形外科を受診したけれども一向に治る気配のない方は是非とも小川鍼灸整骨院にご相談下さい。
はり・筋膜リリース・整体などでみなさまの痛みを施術します。時には認知行動療法を用いて、痛みにまつわるストレスも小さくしていきます。
小川鍼灸整骨院は大阪市の平野区と生野区の境目にある加美北地区、地下鉄千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにあります。北巽は一つ手前の駅です。北巽ではなく南巽で下車してくださいね。
当院へは平野区・生野区の他に東住吉区、東成区、天王寺区や、東大阪市の渋川町、寿町、衣摺、柏田、からも患者さんが来院されています。
参考文献
三笠 元彦:腱板および肩峰下滑液包の病態からみた五十肩の治療.日本リウマチ・関節外科学会雑誌, 8 巻 3 号 p. 451-456,1989.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsjd1982/8/3/8_3_451/_pdf/-char/ja