認知行動療法的なかかわりの例【平野区 生野区 南巽 腰痛 小川鍼灸整骨院】

認知行動療法的なかかわりの効果イメージ

Rさんはどこで治療をしても、その時はよいのですがまた症状がぶり返すと訴えました。当院では認知行動療法的なかかわりを施術に織り交ぜて計画的に行い、症状が10から2のレベルまで下がりました。

 

はじめに

 

小川鍼灸整骨院のブログです。

 

今回は腰痛で来院されました患者さんについて報告させて頂きます。

 

筋膜リリース整体認知行動療法的なかかわりを通してしっかりと改善し、腰痛の不安がなくなった患者さんです。

 

ブログの内容は

 

・患者さんについて

・施術と結果

・なぜよくなったのか

・おわりに

 

また当院では、

メールお電話

無料相談を受け付けています。

オープンチャットでもご相談頂けます。

 

小川鍼灸整骨院大阪市の南東、平野区生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、日本で一番身近な整骨院を目指しています。

 

患者さんについて

 

40歳男性長距離運転手Rさん。

 

 

Rさんは30歳ぐらいから腰痛があり、痛みが出ると整骨院で治療をしてもらっていました。

 

今回の痛みは家で掃除機をかけていたらズキッと痛みが出てきたとのことで、いつもの整骨院へ行ったけど全く良くならなかったそうです。

 

これまで痛い時だけ治療するというように腰痛をごまかしてきたので、今回の腰痛はしっかり治したいと考えて、インターネットで検索して当院を受診されました。

 

Rさんの腰周りの筋肉は確かに緊張状態にありました。初診時はロボットのように動き、動作はスムースではありませんでした。

 

この動きは、痛みが原因であることは間違いありませんが、「こう動けば痛みが出る」という緊張が動きをギクシャクさせるのです。

 

動き始めの痛みが強く、腰の曲げ伸ばしができない。足の痛みやしびれはありませんでした。

 

自分の腰痛に対するイメージは、

 

腰の筋肉が硬くなっているように思う。また、運動不足で同じ姿勢も続いているので姿勢も悪い。それも腰痛の原因かな?」

 

ということでした。

 

上記の情報より、私の見たては次の通りでした。

 

①椎間板と椎間関節が傷んでいる

②痛みのために筋緊張と筋膜の癒着が考えられる

③運動習慣がなく、背骨の可動域が狭い

④下肢症状がないのでヘルニアではない

⑤Rさんは腰痛を過度に怖がっている

 

施術と結果

 

施術は筋膜リリース整体それに認知行動療法的なかかわりです。

 

最初の痛みが強かったので、Rさんが受け入れられるような筋膜リリースは非常に弱い刺激で、初日は施術を行ないました。3回目ぐらいからは痛みの軽減がみられてきたので、しっかりと筋膜をはがす様に治療しました。

 

アプローチする筋膜は足の裏から膝の裏、骨盤から脊柱を通り、首から後頭部、そして眉毛の上にまで続いている筋膜です。

 

 

この筋肉と筋膜の間にある結合組織の癒着をはがす様に治療を行ないました。

 

そして整体は、これらの筋肉とそれと関係する結合組織をさらにストレッチして、普段動くことにない範囲まで脊柱と骨盤を動かすように行ないました。

 

 

そして治療の合間には、一般的な腰痛がどのようなものであるのかを説明しました。そして、一般的な腰痛とRさんの腰痛の違いについて説明しました。

 

また、来院時に日々変化している痛みについて話し合いました。生活の状況もお伺いして、痛みと生活の関係について一緒に考えました。

 

 

それに加えて、今後Rさんの腰痛がどのようになっていくのかについても話し合いました。

 

この話の中ではRさんが納得して理解出来るように話すことに努めました。

 

結果は図の通りです。

 

痛みは初診時の痛みを10として来院時にどれぐらいの痛みになっているのかを評価したものです。

 

初回の治療では前や後に曲げることが楽になったと実感されています。

 

最初の痛みは3回目の治療前で6まで下がりました。その後一旦は8まであがったのですが、6回以降は2のレベルを保っています。

 

なぜよくなったのか

 

ポイントは2つです。

 

①椎間板や椎間関節からの痛みによって引き起こされた筋緊張や筋膜の癒着が、筋膜リリースによって改善した

 

そして、

 

②認知行動療法的なかかわりがRさんの腰痛に対するネガティブなイメージをつくり変えた

 

ということです。

 

①に関しては、筋膜リリースによって、筋肉の血流改善や筋膜の癒着をはがし、整体によって筋肉を伸ばし、関節の可動域を大きくすることが、効果的だったと考えられます。

 

この効果は、比較的簡単に得られる効果であり、どの先生の施術を受けても「その時は楽」に感じることができるのはそのためです。

 

しかし、今回のブログで強調したいことは、②に関する効果です。

 

Rさんは10年前から続く自分の腰痛について、これまでの治療では治ったと思うことができませんでした。

 

そして、「このまま悪くなっていくのではないか?」と思うようになってきたとのことです。

 

しかし、当院で筋膜リリースと整体の施術の後には一緒に身体を動かし、動けるんだということを理解してもらったり、どの動きでどの程度の痛みが出るのかを確認することで、

 

「こんなに動けるんだ」とRさん自身が理解できるようになりました。また、痛みに対する不安が和らぎ、動きがスムースになりました。

 

その他、腰痛について、自分の腰が今後どうなっているのかについて、Rさんに説明したところ、Rさん自身は私の説明を理解して納得されました。

 

その結果、「腰痛を自分でコントロールできる」という実感が得られたのです。

 

Rさんのような腰痛へのイメージの変化は、当院の施術を受けてくださる患者さんの改善例としてよく経験します。

 

当院ではこのような施術の方法を認知行動療法的なかかわりと呼んでいます。

 

どこに行っても改善しない腰痛でお困りの方は、施術を受けた直後は良くなってもまた痛みがぶり返すと仰います。それは痛みの沸点が下がっているせいでしょう。

 

当院では、筋膜リリースや整体、鍼灸施術と同時に認知療法的なかかわりを行うことでどこに行っても改善しない痛みが改善させることができます。お困りの方は是非ともご相談ください。

 

遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。

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オープンチャットでもご相談頂けます。

 

おわりに

 

 

大阪市の平野区生野区南巽界隈で、頑固な肩こりにお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。

 

はり筋膜リリース整体と同時に認知行動療法を施術に応用していています。

 

当院は大阪市の平野区生野区の境目にある加美北地区、地下鉄(大阪メトロ)千日前線南巽駅1番出口から徒歩1分のところにある整骨院す。北巽駅ではなく南巽駅ですのでどうぞお間違えなくご来院ください。

 

当院の患者さんは、平野区生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などから来院されています。

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小川 貴司(おがわ たかし)

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