はじめに
(2025年10月28日更新 執筆:小川貴司)
小川鍼灸整骨院のブログをご覧いただきありがとうございます。
当院は、大阪市平野区加美北にある開業30年以上の鍼灸整骨院で、整形外科・リハビリ科と連携しながら、「どこへ行っても改善しなかった痛み」 に対して多角的にアプローチしています。
今回はアキレス腱断裂についてのブログを紹介します。
アキレス腱を断裂してしまった…。
病院では「手術が必要」「6週間ギプスで固定」と言われて、ショックを受けた方も多いのではないでしょうか?
でも、本当にそれしか方法はないのでしょうか?
最近は、アキレス腱断裂の保存療法の治療成績が、手術療法と差がないことがわかってきています(文献1)。
しかも、単なるギプス固定と機能的装具固定(固定しながら歩く治療)では、治療成績に差がなかった(文献2)という報告もあるのです。
そこで、大阪市平野区にある当院では、
「手術やギプスをせずに、装具を使って歩きながら治す」保存療法を提供しています。
しかも、通院が難しい方には当院から片道30分圏であれば往診にも対応します。
内容は以下の通りです。
・【当院が提案する“アキレス腱 安全最短療法”とは】
・【受傷から治るまでのイメージ】
・【歩くのが早すぎると失敗することも!】
・【こんな方におすすめです】
・【往診エリアについて】
・【ご相談・ご予約はLINEで簡単に】
・【よくあるご質問】
・まとめ(おわりに)
・参考文献
当院は予約制です。
ご予約や症状についてのご相談、お問い合わせは
で受け付けております。
遠方にお住まいの方には
①ZOOMによるカウンセリングもご利用いただけます。
②お近くの提携治療院を紹介することができます。
お気軽にご相談ください。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、大阪市と東大阪市の境目、平野区加美北8丁目にある鍼灸整骨院です。
https://maps.app.goo.gl/9KUCcN8otrGgGbin6
最寄り駅はJRおおさか東線衣摺加美北駅(徒歩4分)です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
【当院が提案する“アキレス腱 安全最短療法”とは】
従来の治療(手術・ギプス固定)には、次のような不安があります:
-
手術による感染や麻酔がこわい
-
ギプス固定で動けない、歩けないのはいやだ
-
仕事や家事を長く休めない
- 本当に治るのか先が見えない
当院ではこうした不安に応えるために、次のような治療方針を取っています:
✅ 装具でアキレス腱を安全な角度に保持
✅ 受傷直後から段階的に荷重・歩行スタート
✅ 装具をつけたまま日常生活を続けられるようサポート
✅ 往診対応も可能(大阪市内・当院から片道30分以内)
✅LINEでいつでも相談できる
【受傷から治るまでのイメージ】
受傷から治るまでは次の通りです。
受傷日~2週目
できるだけ受傷後早期から、足関節を底屈位にして装具固定を行います。装具固定をした状態で、踵に体重をかけるようにして歩くことができます(1/4荷重)。
松葉杖を使うとさらに歩きやすいです。この間には初診時を含めて2~3回ほど通院していただきます。
受傷後4~6週目
アキレス腱断裂ではふくらはぎを使わないことから静脈の血流が悪くなります。そのために、ふくらはぎを優しくマッサージして血流を促します。
装具による固定はまだ必要ですが、2週目以降から体重をさらにかけることができます(1/2荷重)。足首の角度も徐々に上方向に動かすようにしていきます。
松葉杖があれば楽に歩行できるようになります。反対側の下肢も疲れてくるので、反対側の下肢もしっかりとマッサージしていきます。この間には週に1回の通院が必要になります。
受傷後8週目
計画では8週で装具を外します。
8週目からはできるだけ普通の靴を履き、足関節の角度が90°になるようにしていきます。
理論的にはこの時期でアキレス腱はくっついていますが、まだ強度は強くありません。
この時期から20週目までは再断裂しやすい時期(文献3)ですので注意が必要です。
それ以降
アキレス腱が断裂してから8週間、下腿三頭筋を使わずに生活してきましたので、筋肉はやせてしまい、脳は下腿三頭筋をどんな風に使っていたのかを忘れてしまっています。
だから、8週以降はしっかりと筋肉トレーニングと感覚トレーニングを行い、使える足首にしていきます。
8週目以降、必要に応じて週に1回程度のリハビリを行います。概ね5回程度で皆さん生活に復帰されています。
【歩くのが早すぎると失敗することも!】
「歩行しながら治す=楽(らく)そう」と思われがちですが、注意点もあります。
早期に歩きすぎると、アキレス腱が伸びた状態でくっついてしまい、力が入らなくなることがあります。
また、受傷後8週~20週は特に再断裂のリスクが高まる時期ですので注意が必要です。
当院ではこれらのリスクを避けるために、最新の医学研究を参考にしながら、安全な装具装を用いて、できるだけ早い歩行タイミングを計画します。
「安全に、でも最短で」が、アキレス腱断裂の治療における当院のモットーです。
【こんな方におすすめです】
-
手術は絶対に避けたい
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ギプスで6週間も動けないのは無理
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できるだけ早く職場や家庭に復帰したい
-
忙しい病院の治療に納得できない
-
病院で治療をしているが治療に納得できない
-
医師や理学療法士に相談できない
-
通院できないので往診してくれる治療院を探している
【往診エリアについて】
大阪市平野区加美北8-8-10にある当院では、当院から片道30分圏内であれば往診対応可能です。
たとえば:
東住吉区、生野区、東大阪市の西部、八尾市、阿倍野区、天王寺区などが対応可能エリアです。
→ 詳細なエリアや往診料についてはLINEでご確認ください。
【ご相談・ご予約はLINEで簡単に】
以下の画像をクリック・タップしていただくと、公式LINEアカウントに参加できます。小川と直接やり取りできますので、ご質問ください。ご予約も賜ります。
https://line.me/R/ti/p/@385dxjpt
よくあるご質問
Q)受傷の翌日から歩くことはできますか?
A)踵をつけて歩くことは可能です。
Q)松葉杖をできるだけつきたくないのですが、それでも歩けますか?
A)最初の2週間は踵で体重を受けて歩く必要があります。松葉杖なしでも歩けますが、松葉杖をつくことができれば、反対側の足の負担が小さくなり歩きやすくなります。
Q)仕事を休まずに治療することはできますか?
A)もちろん、仕事の内容によりますが工夫次第で可能なことが多いです。当院ではできるだけ仕事を休まず治療できるように一緒に考えるようにしていますのでご相談ください。
Q)いつから普通の生活に戻れますか?
A)装具を外すタイミングは受傷の8週間後です。そのころから靴を履いて生活するようになりますが、体重や糖尿病の有無、体力や筋力、年齢などの要因によってその時期が遅くなることはありえます。通常歩行は12週から18週ぐらいから行えるようになることが多いです。
Q)いつから走れるようになりますか?
A)早ければ12週目ぐらいからジョギングが可能です。
遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致しますのでお気軽にご相談ください。(但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。)
当院は予約制です。
ご予約や症状についてのご相談、お問い合わせは
で受け付けております。
遠方にお住まいの方には
①ZOOMによるカウンセリングもご利用いただけます。
②お近くの提携治療院を紹介することができます。
お気軽にご相談ください。
当院のクチコミ
当院ではこれまで、どこに行っても良くならない多くの患者さんの施術を行ってきました。
それらの一部の患者さんからは、とてもありがたいクチコミコメントを頂いております。
カウンセリングをご検討の方は参考までにクチコミ内容をご確認ください。
また当院では全国から寄せられたお悩みに対してYouTubeでお答えしています。
Youtubeチャンネル
まとめ(おわりに)
アキレス腱断裂と聞くと、「手術」や「長期間のギプス固定」が当たり前のように感じてしまいます。しかし、当院では歩きながら治す保存療法により、できるだけ早く・安全に日常生活へ復帰することを目指しています。
仕事や家事を休めない方、手術に不安を感じる方、通院が難しい方でも、それぞれの状況に合わせて対応できる体制を整えています。
「手術しかない」と諦める前に、一度、私たちにご相談いただければと思います。
あなたにとって最適な治療方法を、一緒に考えていきましょう。
大阪市の平野区、生野区・東住吉区、加美北、東大阪市の衣摺、渋川町、柏田、布施あたりの方で、アキレス腱断裂にお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。
はり・筋膜リリース・整体と同時に認知行動療法を施術に応用していています。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、大阪市と東大阪市の境目、平野区加美北8丁目にある鍼灸整骨院です。
最寄り駅はJRおおさか東線衣摺加美北駅(徒歩4分)です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
当院の患者さんは、平野区、生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺にとどまらず、他府県からも来院されています。
当院の治療ポリシーと信頼性の確保
施術責任者:小川貴司(国家資格:柔道整復師/鍼灸師/あんまマッサージ指圧師/修士:医療人類学専攻)
臨床経験:30年以上・延べ15,000件以上の症例を担当
所属団体:全日本鍼灸学会・日本統合医療学会・日本心身医学会 会員
医療連携:整形外科・内科と提携して原因精査を実施
情報の正確性:学術論文および国内診療ガイドラインに準拠
参考文献










