はじめに
小川鍼灸整骨院のブログです。
病院を受診してレントゲン検査の結果、
「椎間板の間が狭くなっていますね」とか、
「椎間板がぺしゃんこですね」
と医師から説明されることがあります。
骨と骨の間が狭くなる(椎間板がぺしゃんこになる)とどうなるのでしょうか?
お医者さんにとっては当たり前の事なので診察室では詳しく説明してくれませんね。今回のブログではこの表現について解説します。
小川鍼灸整骨院は大阪市の平野区と生野区にまたがる南巽地域でおすすめの整骨院、あなたにいちばん近くの整骨院を目指しています。
「椎間板の間が狭くなる」とは
背骨は椎骨という骨が連なって縦に1本の骨になっています。この椎骨と椎骨の間にあるのが椎間板です。
この椎間板は老化が非常に早く、20歳以降から老化していきます。
老化といえば、概ね70歳以上の人をイメージしますが、生物学的な老化は若い頃からはじまっています。
椎間板は体重を支えているために、常に重みを受けることになります。その重みによって椎間板は少しずつぺちゃんこになってくるのです。つまりこの状態が椎間板の老化です。
椎間板の老化が首の痛み・肩こり、腰痛の原因になってしまいます。
椎間板がぺちゃんこになるとどんな症状が出るのか?
椎間板がぺちゃんこになると、上の骨と下の骨は不安定になってきます。そして安定を得るために脊椎自体も変形してきます。
腰骨が変形してしまっても基本的には症状を感じないことが多いのでが、痛みを感じる時もあります。
それは、この変形の途中で腰への過度の負担や急激な動きなどのなんらかの条件がそろった時です。
腰の椎間板なら腰痛、首の椎間板なら首の痛みや肩こりを感じることになります。
痛みは大きく3種類あります。
①関節自体の痛みである比較的鋭いズキッとする痛み
②筋肉が緊張して出てくる重くだるい痛み、
③神経が刺激を受けて出てくる神経痛です。
これらの痛みの原因と特徴を表に示しします。
椎間板がぺしゃんこになると背骨はどうなっていくのか?
椎間板がぺしゃんこになると背骨は変形していきます。最も多い変形は猫背のような姿勢になっていくことです。
このような変化は短期間に起こるのではなく、数年、数十年かけてゆっくりと変形します。
このような変形は、筋肉への負担が大きくなり、肩こり・首の痛みや腰痛・背中の痛みなどの筋肉や筋膜の痛みの原因となります。
椎間板がぺしゃんこになることは予防できるのか?
残念ながら、椎間板が狭くなることは予防できません。
しかし、悲観する必要もありません。
このような変形は誰にでもやってくることなのです。実際に椎間板の間が狭くなっても痛みを感じない人の方が圧倒的に多いのです。
重要なのは、
①このような老化としての変形を理解し、
②運動を習慣的に行って負担が大きくなる筋肉を鍛え、
③可動域が狭くならないようによく動かし、
③時折やってくる痛みに上手く対応する
ことです。
これらのことが上手くできれば、椎間板の間が狭くなっても、全く問題なく終生生活していくことができるでしょう。
当院での施術
当院では、上記の「重要なこと」を満たすように施術します。
①患者さんが自分の症状を理解して納得できるように丁寧に説明します。
②に対しては運動指導を行います。
③に対しては筋膜リリースで筋肉を緩めて整体を行い、自分では動かすことができない範囲までしっかりと関節を動かして可動域を維持します。
④に対しては、鍼灸治療や筋膜リリースで痛みを小さくしたり、痛みの原因とその対処方法、治るまでの大まかな期間を、患者さんが理解できるように説明して、患者さんの不安や心配が小さくなるようにします。不安や心配は痛みをより大きく感じさせます。
だから痛みの施術をおこなう時にはこのような説明は非常に重要です。
当院では、特に①、②、④に対しては認知行動療法の技法を用いた、認知行動療法的なかかわりを行なう様に心がけています。
遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。
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おわりに
大阪市の平野区、生野区、南巽界隈で椎間板がぺしゃんこになってお悩みの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。
鍼灸・筋膜リリース・整体と同時に認知行動療法を椎間板が原因となる痛み施術に応用していています。
当院の患者さんは、平野区、生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などから来院されています。
寿町、衣摺などから来院されています。