人をやっつけたい気持ちと痛みについて思うこと【大阪 平野区 生野区 南巽 整骨院】

小川鍼灸整骨院のブログです。

 

 

私たちの心の中には他人をやっつけたい気持ちがあるのではないでしょうか?

ないですか?僕だけ?(笑)。

 

また、自分の言っていることが正しいと思いたい気持ちもあるのではないでしょうか?

 

 

それがたとえ明らかに間違っているとわかったとしても、自分が間違っていることを認めたくないようなそんな気持ちです。

 

え?これも僕だけ?(笑)

 

これらは自分を守りたい、自分を正当化したいという自己防衛の気持ちと言えるかもしれません。

 

この気持ちは基本的に無意識にやってくるものだと思います。

 

私は自分の子供時代から20代後半までを振り返って、まさに無意識に自分を防衛しよう、正当化しようという意識が働いていたと思えることが多々あります。

 

こう書くと30代からはそうでないのか?と思われるかもしれませんね。30代前半から通信制大学で心理学を学び、人の心について考える機会を得てからは自分の心の動きを客観的にとらえようと努力するようになりました。

 

だから、不完全ながらも自分が無意識にどのような思考や行動を選択していたか、そして今しているのか、今の自分の思考や行動が倫理的な妥当性から逸脱していると考えられるとしてもその思考や行動を選択してしまうのはなぜかを考えるようになったのです。

 

 

つまりできるだけ意識化するように努力するようになったのです。

 

この経験は患者さんの痛みと向き合う治療者として非常に重要なものでした。

 

 

自分の経験を通して患者さんの無意識の心理状態を想像できるからです。

 

例えば、慢性の痛みを訴えている患者さんが「レントゲンを撮ってほしい」「MRI検査をしたい」と訴える患者さんはいらっしゃいます。

 

患者さんは痛みの原因を見つけ出し、それにうまく対処することで痛みから逃れることができると考えるのでしょう。

 

こう考えるのは痛みと苦痛を感じる患者さんであれば当然のことですが、なかには「自分の痛みを分かってもらいたい!」「自分の痛みは嘘じゃない、実際に痛みを生み出すものが体の中にある!」ということを証明したいと無意識に思う人もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

レントゲンやMRI画像は「痛みが実際にあるんだ!」ということを客観的に証明してくれるからです。

 

 

 

もし、レントゲンやMRI画像によって異常が見つかったなら、それは自分の痛みを証明する証拠が見つかったことになります。

 

「だから言ったでしょ、痛いって!!」と強く主張することができるのです。

 

こう主張することで、自分を守り、自分を正当化することができるのです。

 

言い換えると、自分の痛みを理解してくれなかった人をやっつけることができるのです。

 

やっつける道具としての痛みは大きければ大きいほど、はっきりしていればそうであるほど都合が良いわけです。

 

強い痛みとその痛みを証明する証拠がそろった時、痛みを持つ患者さんは強い武器を身に付けたことになり、相手をやっつけにかかります。

 

自分を守り、正当化したいという無意識が痛みを大きくする可能性があるというお話でした。

 

(おわり)

 

 

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小川鍼灸整骨院

小川鍼灸整骨院は大阪市の南西、平野区生野区の境目にある加美北地区にあります。

鍼灸筋膜リリース整体と同時に認知行動療法の理論を応用して治療に用いています。

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小川 貴司(おがわ たかし)

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