あちこち痛い更年期の改善例【大阪 平野区 生野区 関節痛 南巽 小川鍼灸整骨院】

改善事例①

あちこち痛い更年期の痛みが改善した例を報告致します。今回は数件の整形外科、整骨院でも改善しなかったSさんです。改善の理由を考察しています。

 

はじめに

 

小川鍼灸整骨院のブログです。

 

更年期の女性は、「あちこちの関節の痛み」を感じる様になります。Sさんもそのお一人です。

 

数件の整形外科や整骨院を通院しても改善しなかったSさんが当院の施術で改善しました。今回は、なぜよくなったのかについて私の分析を解説致します。

 

内容は以下の通りです。

・患者さんについて

・施術と結果

・なぜよくなったのか・・

・おわりに

・参考文献

 

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当院は予約制です。

ご予約や症状についてのご相談、お問い合わせは

電話メール

で受け付けております。

 

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②お近くの提携治療院を紹介することができます。

お気軽にご相談ください。

 

小川鍼灸整骨院大阪市の南東、平野区生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、日本で一番身近な整骨院を目指しています。

 

治患者さんについて

 

患者さんは65歳女性の介護職員のSさんです。自宅で両親と同居していましたが数年前に両親は他界され現在は独り暮らしです。

 

 

肩の痛みを半年前から感じておられ、整形外科で治療を受けるけど全く良くならない状態でした。

 

更に持病の腰痛が悪化して、腰部脊柱管狭窄症を診断されていました。

 

これらの治療のために数件の整形外科と整骨院を渡り歩きましたが、

 

整形外科では検査して薬が出るだけで事務的な対応で良くなる気がしない。

 

整骨院ではマッサージをしてくれてその時はいいんだけどまた元に戻る。

 

このような状況の中、

 

「私の体はこの先どうなっていくの?」

「私も施設にいる人たちみたいになっていくの?」

「この先、歩けなくなっていったらどうしよう?」

「いつまで今の仕事を続けられるの?」

「いつまで一人で生活できるの?」

 

と、

 

仕事を休む程ではないし日常生活に問題ない程度の痛みということですが、

 

彼女の心の中には現在の体の状態と絡まりあった漠然とした将来への不安がみてとれました。

 

施術と結果

 

身体的には異常な所見が見当たりません。肩関節の腱板炎と軽度の脊柱管狭窄症ぼ所見がある程度です。これらの痛みは老化が基盤にある、誰にでもやってくる身体の変化といえます。

 

しかしSさんはお困りのご様子です。

 

Sさんのような患者さんに対して私が行う治療は、

 

筋膜リリースや整体で体の痛みを和らげることです。

 

 

れに加えて、本人様が理解できるように以下のように詳しく説明しました。

 

・肩関節の痛みについては「腱板」と呼ばれる組織の付着部が傷んできて、それが痛みの原因と考えられる、

 

 

・腰については脊柱管という空間が狭くなってそれが痛みの原因と考えられるけれども、手術しなくても痛みは楽になること

 

 

そして、

 

・この先、これらの痛みのせいで動けなくなって仕事ができなくなることはない、

 

ということです。

 

しっかりと説明することで硬かったSさんの表情はゆるみ、痛みも軽減しました。

 

 

なぜよくなったのか

 

不安や心配事が身体の痛みを痛みを感じやすくさせるということは実際によくあることなのです。特に女性ホルモンの量が減少する更年期女性にその傾向が強いとのことです。

 

Sさんの場合もその傾向があったと思われます(参考文献をご覧ください)。

 

そのことを考慮に入れながら、今回の効果について考えられることは以下の3点です。

 

①肩関節と腰痛については、肩周りや腰周りの筋肉や筋膜を緩めることで痛みが軽減した

 

②説明を受けたことで、症状についての不可解さや将来への不安が軽減した

 

③筋膜リリースのマッサージ効果によって不安が軽減した

 

特にSさんはお一人暮らしです。介護職に就いているとうことで、自分の老後をネガティブに想像してしまったのかもしれません。

 

腰痛や膝関節痛などの関節の痛みや骨折などをきっかけとして介護状態におちいる方は多い(いわゆるロコモティブシンドローム)のですが、そのことも不安になっていたのでしょう。

 

しかし施術時に、

 

Sさんの身体の状態がどうなっているのか、

そして今後どうなっていくのか、

 

を説明することでSさんの不安はなくなったのだと考えられます。

 

不安状態は痛みの沸点を下げて、痛みを感じやすくさせます。

 

だから治療しても痛みがすぐにに元に戻ってしまう場合には、痛みの沸点が下がっている可能性があります。

 

治療してもすぐに元の症状に戻る理由について【大阪 平野区 生野区 南巽 小川鍼灸整骨院】

 

根本的に痛みを解決するためには、痛みとともにある不安にもしっかりと対処して痛みの沸点を上げるようにしましょう。

 

Sさんの治療効果は痛みの沸点が上がった(痛みを感じにくくなった)ことによって得られたと考えられます。

 

遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。

 

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おわりに

 

 

大阪市の平野区生野区南巽界隈で、頑固な肩こりにお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。

 

はり筋膜リリース整体と同時に認知行動療法を施術に応用していています。

 

当院は大阪市の平野区生野区の境目にある加美北地区、地下鉄(大阪メトロ)千日前線南巽駅1番出口から徒歩1分のところにある整骨院す。北巽駅ではなく南巽駅ですのでどうぞお間違えなくご来院ください。

 

当院の患者さんは、平野区生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などから来院されています。

 

参考文献

 

山本 龍誠 他):慢性疼痛と心理的影響の関連について.九州理学療法士・作業療法士合同学会誌,セッションID: 260.

 

野萱 純子:女性の痛みを心身から考える.女性心身医学.25 巻 2 号 p. 100-102,2020.

 

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小川 貴司(おがわ たかし)

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