10年悩んだ肩こり頭痛の改善例【マインドフルネス瞑想 平野区 生野区 南巽 小川鍼灸整骨院】

10年悩んだ肩こり頭痛の改善

Sさんは肩こり頭痛に10年間悩んでいました。整形外科や脳神経外科を受診しても異常なし。鍼灸などは一時的に効果は感じるものの逆戻りするとのことでした。しかし、当院で受けた8回の施術で肩こり頭痛は改善しました。施術の詳細をブログで紹介しています。

 

はじめに

 

小川鍼灸整骨院のブログです。

 

・つらい肩こりや頭痛でお困りの方、

・良くなったり悪くなったりでお困りの方、

・検査をしたけど「異常なし」でお困りの方、

・「もう治らない」と半ばあきらめモードの方、

 

上記の方は、どうぞ今回のブログを参考にしてください。

 

今回は、肩こり頭痛でお困りの患者さんが筋膜リリース整体を受けることで、

 

ひどい痛み(痛みレベル10)から

十分にやりこなせる痛み(痛みレベル2)

 

に変化した事例を紹介します。

 

 

内容は以下の通りです。

・患者さんについて

・施術と結果

・なぜよくなったのか

・おわりに

・参考文献

 

また当院では、

メールお電話

無料相談を受け付けています。

オープンチャットでもご相談頂けます。

 

小川鍼灸整骨院大阪市の南東、平野区生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。

 

患者さんについて

 

 

 

患者様は40代の女性のSさんです。

 

主訴は肩こり頭痛です。この症状は10年前から続いており、どこに言ってもよくならないとSさんは悩んでおられました。頭痛は常にあると仰いました。

 

脳神経外科・整形外科での検査でも異常なく、鍼治療やマッサージを受けても一時的には良くなってもまた時間が経てば逆戻りを繰り返しで、「いつまでこんなことを繰り返さなければならないの?」

 

というお言葉が印象的でした。

 

 

当院へはホームページで知ったとのことですが、どうせまたここでも同じことなのかな?と半信半疑だったそうです。

 

Sさんの初診時の問診で分かったことは、大まかに以下の4項目でした。

 

①筋肉の緊張と痛みが確実にあること、

②Sさんご自身が痛みについて非常に集中しやすいこと

肩こり頭痛について自分なりの解釈がしっかりあること

④医学的に明らかな異常所見が見当たらないこと

 

です。

 

その他、

 

「比較的時間に余裕が出来たときに痛みを感じやすい」

 

「満員電車に乗れない」などがお話しの中で明らかになりました。

 

これらの特徴は、Sさんの症状が単に身体だけの問題ではなく、心の問題と関係していることを示します。

 

施術と結果 

 

施術は、アキレス腱から膝の裏、膝の裏から骨盤、骨盤から腰部・背部を経由して後頭部につながる筋膜を緩める筋膜リリース整体

 

そして施術中になされる会話です。

 

 

更に会話の延長線上にマインドフルネス瞑想を指導しました。

 

痛みの治療に瞑想を応用する【平野区 生野区 南巽 肩こり 腰痛 小川鍼灸整骨院】

 

8回の施術の結果、痛みは10から2にまで小さくなりました。

 

 

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なぜよくなったのか

 

今回のSさんの症状が改善した理由として考えられることは、

 

筋膜リリースを通して筋肉と筋膜の滑りが良くなった。

 

整体によって関節可動域を拡大することは、筋膜にとって良い環境が整った。

 

③Sさん自身が自分の痛みに対する意識を自分でコントロール出来るようになった。(このことは、彼女本人の口から伺うことが出来ました。)

 

などが考えられます。

 

Sさんは「鍼治療やマッサージを受けても一時的には良くなってもまた時間が経てば逆戻りを繰り返し」と仰いました。

 

つまりこれまでは、上記の③「自分の痛みに対するコントロール」ができていなかったためにすぐに症状が逆戻りしていたのでしょう。

 

しかし、今回の一連の施術の中では、

 

筋膜リリースと整体によって筋膜と関節の可動域を広げることができて、

 

マインドフルネス瞑想によって自分の痛みのコントロール方法を学んだと考えられます。

 

マインドフルネス瞑想とは、

 

意識を呼吸に集中させようとして、それでも何かに引っ張られてしまいそうなになる意識に気づき、

 

その拡散しようとする意識を再び呼吸に引き戻すことを訓練します。

 

マインドワンダリング・マインドフルネス瞑想について【平野区 生野区 南巽 小川鍼灸整骨院】

 

上手く出来るようになれば、意識が痛みに向く(集中する)でき瞬間を捉えることができるようになって、意識が痛みに向くことをコントロールできるようになるのです。

 

 

施術は週に2回4週間、合計8回の治療で最初の痛みを10として8回目の痛みは2なりました。彼女はいつも施術直後に爽快感を感じてくださっていました。

 

マインドフルネス瞑想を生活に取り込むことができたことが、今回の施術の効果につながりました。

 

原因が分からない痛みを不定愁訴といいますが、Sさんのように病院でも原因がよくわからない不定愁訴でお困りの患者さんは非常に多くいらっしゃいます。

 

不定愁訴も最近はMUS(Medicaly Unexplained Symptom;医学的に説明できない兆候)としてひとくくりにされています。

 

 

この治療には様々な方法が検討されていますが、専門的に定められた治療方法はありません。

 

当院では、そのような患者さんに対して、患者さんの個々の体の状況を理解して、患者さん個人の考えを丁寧に聞き取りながら治療を行ないます。

 

マインドフルネス瞑想はその中の一つの方法です。

 

遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。

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オープンチャットでもご相談頂けます。

 

おわりに

 

 

大阪市の平野区生野区南巽界隈で、どこで治療を受けても良くならない肩こり頭痛 にお悩みの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。

 

鍼灸・筋膜リリース整体と同時に認知行動療法を肩こり頭痛 の施術に応用していています。

 

当院の患者さんは、平野区生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などから来院されています。

寿町、衣摺などから来院されています。

 

参考文献

 

竹井 仁:Myofascial Release(筋膜リリース).理学療法科学, 16 巻 2 号 p. 103-107 ,2001

 

岡田宏基:MUS,FSS,身体表現性障害、そして心身症 : 概念の理解と整理についての私案および一般医へのトレーニングプログラム. 54 巻 11 号 p. 991-1000,2014

 

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小川 貴司(おがわ たかし)

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