肩こりは精神的要因に影響を受ける?【平野区 生野区 南巽 小川鍼灸整骨院】 

肩こり女性のイメージ

男性と女性、肩こりを感じやすいのは女性の方なのです。そして女性の肩こりには男性よりもストレスなどの精神的な要因が関係している割合が高いという研究結果があります。ブログで解説します。

 

はじめに

 

小川鍼灸整骨院のブログです。

 

平成19年の国民生活基礎調査によると、肩こりは女性が罹患する疾患の第1位、男性では第2位でした。腰痛はその逆です。

 

肩こりは腰痛とならんで国民病といえます。

 

そしてある研究によると女性の肩こりは男性よりも精神的な要因に影響を受けている可能性があるということです。

 

今回は、男性と女性の肩こりの違いを示して、

 

当院で行われる施術が特に女性の肩こりに有効であることを説明します。

 

内容は以下の通りです。

・山間部住民を対象にした肩こり研究

・肩こりに対する当院での印象

・肩こりに対する当院の施術

・おわりに

・参考文献

 

また当院では、

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小川鍼灸整骨院大阪市の南東、平野区生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。

 

山間部住民を対象にした肩こり研究

 

山間部の住人を対象として行われた肩こりの調査では、

 

治療を有するほどの肩こりを訴える男性は全体の11%、

 

治療を有するほどの肩こりを訴える女性は全体の18%でした。

 

 

これらの肩こり男性では、身体機能と全体的健康観における数値が国民平均より低い傾向にありました。

 

また、精神的健康度と身体的健康度に関する数値は国民平均の数値と差が無かったといいます。

 

つまり、身体機能が低く、全体的な健康観が低いから肩こりが出ているということなんです。

 

 

一方、肩こり女性では、全体的健康観と心の健康における数値が国民平均より低い傾向にありました。また、精神的健康度に関する数値は国民平均の数値よりも低い傾向にあったといいます。

 

つまり、全体的健康観が低いのはもちろんのこと、心の健康・精神的健康度も低いことと肩こりが関係しているということなんです。

 

 

これらのことから、今回の研究では男性の肩こりと女性の肩こりは内容の違いがあると考えられ、女性の肩こりは精神的な要因に影響を受けている可能性があると結論付けられています。

 

肩こりに対する当院での印象

 

当院でも肩こりを訴えて来院される患者さんは非常に多いです。

 

もちろんストレスによって痛みを感じやすくなっているとみられる方もいらっしゃいますが、

 

男性の場合は椎間板や椎間関節という頚椎の部分的な傷み(変性、つまり老化)が原因という印象が強いですね。

 

 

一方で女性に関してはストレスなどの精神的な要因が原因で肩こりを訴えられる割合が高いという印象があります。

 

もちろん女性には、生理があるので内分泌系の変動が男性よりも大きいく、

 

また、胸郭出口症候群という疾患はなで肩などの女性に多い特有の肩こり体型が原因となり、筋力不足などが原因となることも多いのです。

 

しかしそれを差し引いても、精神的な要因が関係している印象があります。

 

 

女性には肩こりと同時に頭痛や不眠、顎関節を訴える傾向もあるようです。

 

これらの症状も何らかのストレスなどが要因のひとつになっていることが多いようです。

 

肩こりに対する身体的な施術

 

肩こり患者さんの治療は身体的な治療と心理的な治療に分かれます。

 

 

当院では身体的な治療として筋膜リリース整体はり施術を行ないます。

 

筋膜リリースは肩こりを感じる首や肩周りの筋肉(筋膜)に対して行われる施術です。マッサージに似ていますが、筋膜を剥がすことを第一の目的としています。以下のブログも参考にしてください。

 

筋膜リリースの効果について【平野区 生野区 南巽 小川鍼灸整骨院】

 

整体は、剥がした筋膜を更に引きのばし、関節可動域を広げます。以下のブログも参考にしてください。

 

整体とその効果について【平野区 生野区 南巽 小川鍼灸整骨院】

 

はり施術は、患部の血流を改善させたり、脳で痛みを感じにくくさせます。

 

施術メニュー

 

 

これらは専門の理論による施術ですが、受け手側である患者さんは心地よさを感じることが多いです。

 

 

肩こりに対する精神的な施術

 

この心地よさはリラクゼーションとなり、精神にも良い影響を与えます。

 

その心地よさに加えて、より積極的な精神面へのアプローチは認知行動療法的なかかわりです。

 

精神的な要因が関係する肩こり患者さんの中には、自分のストレスに気付いていない方も多いです。

 

このような患者さんにストレスに気付いて頂き、対処法を一緒に考えていくのが認知行動療法的なかかわりです。

 

しかし当院では、はじめからストレスありきで治療を行なうようなことを行ないません。

 

まずは膜リリース整体はり施術で身体に対する治療をしっかりと行ない、

 

身体が楽になっていく過程のなかで自分の内面への気付きが得られること多いです。

 

 

ゆっくりとそこへ向かっていくのが当院で行なう認知行動療法的なかかわりです。

 

上記の研究から、女性の肩こりに対しては、身体的な施術のみでなく、認知行動療法的なかかわりが有効であると考えられます。

 

以下のブログもご参照ください。

 

認知行動療法的なかかわりの例【平野区 生野区 南巽 腰痛 小川鍼灸整骨院】

 

遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。

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おわりに

 

 

大阪市の平野区、生野区界隈で、頑固な肩こりにお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。

 

筋膜リリース整体と同時に認知行動療法を施術に応用していています。

 

当院は大阪市の平野区と生野区の境目にある加美北地区、地下鉄(大阪メトロ)千日前線南巽駅1番出口から徒歩1分のところにある整骨院です。北巽駅ではなく南巽駅ですのでどうぞお間違えなくご来院ください。

 

当院の患者さんは、平野区、生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などから来院されています。

 

参考文献

 

大谷晃司,矢吹省司:肩こりの疫学とQOLへの影響. Modern Physician 2010; 30(2) : 232-234

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小川 貴司(おがわ たかし)

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