6.私がかかわった患者さんの事例(その①)~

 

 

2015年6月のブログです。ホームページ移設

のためにここに移動しました。

 

事例は半年前の交通事故によって頸椎捻挫、

腰椎捻挫の診断を下されたAさん(女性)

です。事故直後からAさんは治療を整形外科

で受けることになりました。

 

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整形外科では低周波を患部に当てる治療に

加えて、湿布と痛み止めの治療が主でした

が、症状の改善が得られないAさんはその

ことを主治医に相談しました。

 

 

すると主治医は、

「レントゲン検査をしたけれども関節に

は異常がないのでね、これ以上治療の

仕様がない。紹介状でもなんでも書く

から整骨院でも行って診てもらって

ください」と彼女に言ったそうです。

 

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つまり、主治医は痛みが軽減しない医学的

理由がわからないためにこれ以上効果的な

治療をどのように施せばいいのかもわから

ない。だからほかで診てもらえるところが

あればそこで診てもらってくださいと言っ

ているのです。

 

 

ここでAさんは、事故による外傷がきっか

けであるけれども頚の中で何が起こって痛み

が続いているのか分からない状態、つまり

「痛みの原因がわからない」状態に追い込ま

れたのです。

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主治医の言葉を受けて彼女は月に1度程度、

主治医の受診を続けながら家の近くの鍼灸

整骨院に通うことにしました。

 

 

その鍼灸整骨院は彼女の症状に対して皮膚

を強く擦る治療を行いました。

 

 

すると、その擦った跡が皮下出血として

残ってしまいました。Aさんはその時の皮下

出血の画像をスマートホンに保存しており

私に見せてくれましたがひどいものでした。

Aさんはその治療に不信を覚え、整骨院を

変えることにしました。

 

下の画像がその時のものです。

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次に通院したのは、知人が紹介してくれた

鍼灸整骨院でした。そこでは頚の痛みの原因

について、筋肉にあるシコリが原因であり、

このシコリをほぐす必要があると言われて

マッサージと鍼治療、整体を受けました。

 

 

治療は前回の整骨院と比べると非常に心地

よく印象のよいものだったそうです。しかし

治療の後にはへとへとに疲れ、帰りの電車の

中ではぐったりするほどのものだったと

Aさんは話してくれました。

 

 

治療を続ける中で、治療者はAさんの痛みの

原因について、頚のグリグリと触れる腫瘤が

原因であると彼女に話し続け、彼女もその

ことを信じていたようでした。

 

 

その腫瘤が痛みの原因だと思ったAさんは

そのことを主治医に持ちかけました。しかし

主治医は、「グリグリについて自分は専門

ではないので外科を受診してください」と

話したそうです。

 

 

そのような中、通院中の鍼灸整骨院での

治療費が加害者側の保険では支給されない

ことが判明し、治療費の支払いをめぐって

治療者と気まずい関係になりました。

 

彼女は保険で支給されるかどうかわから

ない治療を説明なく行った治療者に対して

不信を抱いているようでした。

 

 

そのことを理由にAさんは当院を受療

されました。

 

 

(つづく)

-交通事故, 治療者としての態度, 痛みの原因, 痛みの意味,

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