腰椎分離症の施術について【整体 腰痛 分離症 ゴルフ】

はじめに

 

小川鍼灸整骨院のブログです。腰椎分離症腰痛が8回の筋膜リリース整体で改善したFさん(ペインスケールは10→2)について報告します。

 

 

 

 

小川鍼灸整骨院は大阪市の平野区と生野区にまたがる加美北地域でおすすめの整骨院、あなたにいちばん近くの整骨院を目指しています。

 

 

事例

 

 

Fさん: 30歳 男性 職業 鉄工所工員 趣味はゴルフ

 

主訴:腰痛

 

 

 

初めての腰痛は高校1年生の時にサッカーをしてた時だった。その後に力仕事に就いて時折腰痛を感じていた。今回の痛みは1年以上前からで腰痛は強くなったたり楽になったりを繰り返している。

 

 

自分では腰痛の原因について、1年前より始めたはゴルフが原因ではないかと考える。その理由はゴルフをする前はそこまで痛みはなかったから。筋肉のバランスや姿勢が悪いのかとも考える。よく痛みがでるので、自分の腰は弱いと思う

 

 

 

施術と結果

 

 

施術は筋膜リリースと整体を8回行いました。

 

施術の結果は、初診時の痛みを10として、8回目の施術ではその痛みが2にまで下がりました。その後はメンテナンスとして月に1度程度、通院されています。

 

 

施術メニューはこちら

↓↓↓

http://www.korikori.com/menu/

 

 

診立てと考察

 

 

 

Fさんの腰痛について、過去の腰痛の経験、重量物を持ち上げる仕事、ゴルフ時に痛みを感じるということ、階段状変形があり、回旋時の痛み(ゴルフのスイングを含む)があることから、腰椎分離辷り症を疑いました。分離症は学生時代に激しい運動を行なう事で起こる腰椎の疲労骨折です。これが後に慢性的な腰痛の原因となることがあります。

 

 

分離症があっても日常生活に痛みを感じない人もいることから、まずは4回の治療で様子を見ました。4回目には痛みが強くなってしまったために、レントゲン検査を依頼してみたところ、やはり分離症がありました。辷りの状態はひどくはありませんでしたが、腰椎の分離は4番目と5番目の2つの腰椎で確認できました。

 

 

 

 

そこに加えて、Fさんの仕事は重労働です。重労働の人は腰椎の変性が進むという疫学的な調査結果もありますので、Fさんの腰痛はいつ出てもおかしくない状態といえるでしょう。

 

 

 

 

 

Fさんの腰骨は、回旋を伴った軽度の側弯もあります。このためにゴルフのスイングで痛みを感じると考えて、全身の柔軟性を高めるための筋膜リリースと整体を行いました。

 

 

特に整体では、大腿四頭筋と大腿二頭筋の柔軟性を高めて分離症による腰の負担を小さくし、更に股関節の柔軟性を高めて、ゴルフのスイングで必要な回旋運動を股関節の動きで代償するようにしました。

 

 

そうすることでゴルフに必要な回旋運動による腰への負担を小さくすることを目指しました。

 

 

 

さらに、仕事中は危険も伴うために、仕事に集中しているからあまり痛みを感じず、休憩時間やゴルフの時に痛みを感じると話しましたが、このことは、体に意識が集中する場面で痛みを感じやすいことを意味します。

 

ですので、痛みに意識を向けないことで痛みの沸点をたかめるようにするマインドフルネス瞑想を指導しました。

 

 

2つ以上の腰椎の分離症は比較的少なく、痛みが強ければ手術になることもあります。しかし、できるだけ手術をすることなく仕事とゴルフを継続して頂ける様に施術していきます。

 

 

遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。

↓↓↓

http://www.korikori.com/?post_type=blog&p=3304&preview=true

 

 

おわりに

 

 

https://www.google.com/maps/place/%E5%B0%8F%E5%B7%9D%E9%8D%BC%E7%81%B8%E6%95%B4%E9%AA%A8%E9%99%A2/@34.6436602,135.5543889,15z/data=!4m5!3m4!1s0x0:0xb601f267c6693c67!8m2!3d34.6436602!4d135.5543889

 

大阪市の平野区、生野区界隈で、もっとゴルフを楽しみたいと考えるけれども、腰椎分離症による腰痛にお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。

 

 

筋膜リリース整体と同時に認知行動療法を腰痛の施術に応用していています。

 

 

当院の患者さんは、平野区、生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などから来院されています。

 

 

執筆担当は小川でした。

経歴、プロフィール

http://www.korikori.com/staff/

 

 

当院はコロナウイルス感染に対応中です。「3つの密」に対する対策をしっかりと行っています。

 

http://wwwkorikori.com/blog/covid-19info/

 

※内容につきましては、プライバシーに配慮して、話しの構造が変わらない程度に性別や年齢、職業、具体的な社会的背景などを加工しています。

 

 

参考文献

 

 

尾形直則 他):腰椎分離症の疫学.MB Orthop,20(9),pp1-6,2007.

 

 

阪川 肇:腰椎分離・すべり症の長期自然経過症例の検討.昭和医学会雑誌,48 巻 2 号 p. 257-268,1988 .

 

 

植村一貴 他):多椎体分離症の2例.中部日本整形外科災害外科学会雑誌,51 巻 5 号 p. 1017-1018,2008 .

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

小川 貴司(おがわ たかし)

「どこに行ってもよくならない」「自分の症状を何とかしたい」「症状のない以前の生活に戻りたい」とお困りの方、どのような症状でも一度ご相談ください。院長紹介はこちら

-未分類

Copyright © 小川鍼灸整骨院 , All Rights Reserved.