ストレートネックとは【ストレートネック 肩こり レントゲン】

はじめに

 

 

 

病院を受診してレントゲン検査の後に「ストレートネック肩こりの原因ですね」と言われることがあります。

 

ストレートネックは医学的なことばはないようです。どちらかというと商業的に用いられている側面があります。

 

しかし、実際にまっすぐな頚椎と言う意味でのストレートネックがくびに負担をかけてしまうという医学論文もあります。

 

一体「ストレートネック」ってどういうことなのでしょうか?

 

 

「ストレートネック」について

 

 

 

 

図左のように正常な頚椎は通常、軽くカーブしています。

 

 

このカーブがなくなってまっすぐな頚椎(図右)がストレートネック」と呼ばれる状態です。

 

 

「ストレートネック」は正式な医学用語ではない?

 

 

 

 

例えば日本整形外科学会のホームページでは整形外科的な疾患について患者さんにむけて紹介していますが、「ストレートネック」という疾患は紹介されていません。

 

 

ホームページにあるサイト内検索の機能を用いて「ストレートネック」を検索したところ、「ストレートネック site:www.joa.or.jp に一致する情報は見つかりませんでした。」と出ます。

 

 

また、東京医科大学整形外科のホームページ内で肩こりを紹介する中で「ストレートネック」という言葉が使われていますが「ストレートネック」自体を紹介したものではありませんでした。

 

 

さらに、製薬会社が運営する医学辞典にも専門用語として「ストレートネック」の記載はありませんし、日本の論文の多くを収載しているJ-STAGEという論文検索エンジンでも、ストレートネックがタイトルに用いられている論文もなさそうです。ウィキペディアにも載っていません。

 

 

 

一方で、病院・診療所のホームページで「ストレートネック」について詳しく記述・説明している整形外科のお医者さんやカイロプラクター、鍼灸師、柔道整復師、整体師などは多く見られます。

 

 

つまり、「ストレートネック」と言う言葉は、学術的には定義されておらず、「スマホくび」と同じように商業的に用いられていると考えられます。

 

 

ストレートネック」ということばは医学的にはまだ明確でないということです。

 

 

頚椎がまっすぐ(ストレートネック)になるとき

 

 

 

例えば朝起きてくびを持ち上げようとした瞬間に痛みが走り「寝違い」のような症状を感じた時です。このような時にレントゲン写真をとるとくびの筋肉がこわばっているために頚椎がまっすぐになっている患者さんを私は整形外科勤務時代によく見かけました。

 

 

つまりこの場合、「ストレートネック」が原因でくびの痛みや肩こりが出たのではなく、くびの痛みの結果をとして「ストレートネック」になっているともいえます。

 

 

ストレートネックを語るときには、ストレートネックが原因となって首に痛みが出ているのか?それとも痛みがあってその結果として首まわりの筋肉が緊張してストレートになっているのかを見極めることが重要です。

 

生まれつきに単なる体型としてストレートネックの人もいます。

 

だから、ストレートネックが絶対的にくびの痛みや肩こりの原因ではないということだけ確認しておきたいと思います。

 

 

 

頚椎はまっすぐがいいの?曲がっている方がいいの?

 

 

PubMedという世界的な医学論文検索エンジンがありますのでそこでもStraight neckを検索してみたところ、興味深い論文を見つけました。Correlation between cervical lordosis and cervical disc herniation in young patients with neck painというタイトルの2019年に投稿された比較的新しい論文です。

 

 

 

「若い世代の頚部痛における、頚椎前湾と頚椎ヘルニアとの関係について」とこのタイトルを訳すことができます。

 

この論文では、「40歳未満の首の痛みを持つ300人の患者を集めて、頸部前弯と頸椎椎間板ヘルニアとの関係を評価したところ、頚椎椎間板ヘルニアの程度は、頚椎前弯グループよりもストレート型および頚椎後弯グループの方が高かった」とあります。

 

 

 

だからストレートネックは、椎間板に負担がかかることも本当なのですね。

 

 

 

遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。

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おわりに

 

 

 

 

大阪市の平野区、生野区界隈で、どこで治療を受けても良くならない肩こりストレートネックにお悩みの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。

 

 

鍼灸・筋膜リリース・整体と同時に認知行動療法を肩こりストレートネックでお困りの方の施術に応用していています。

 

 

執筆担当は小川でした。

経歴、プロフィール

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参考文献

 

 

Gao, Kun MDa; Zhang, Jiliang MSb; Lai, Jinquan MSb; Liu, Weidong MSa; Lyu, Hanqing MSa; Wu, Yihong MSb; Lin, Zhanpeng MSb; Cao, Yafei MD:Correlation between cervical lordosis and cervical disc herniation in young patients with neck pain.Medicine: August 2019 - Volume 98 - Issue 31 - p e16545.

 

 

遠藤健司:健康ライフ「ストレートネック」注目の「ファッシア」でストレートネックを改善.三井住友海上あいおい生命保険株会社,カラダケアナビ.2020年9月24日閲覧.

 

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小川 貴司(おがわ たかし)

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