腰痛、手術するべき?しないべき?【大阪 平野区 加美北 衣摺  生野区 見極め 小川鍼灸整骨院】

 

はじめに

 

小川鍼灸整骨院のブログです。

 

強い腰痛を感じた患者さんの中には、もう手術をした方がいいんじゃないか?と考える方もいると思います。

 

手術するべきか、しないべきか?

 

お医者さんの見極め方が記述されている論文を見つけましたので今回のブログで報告させてもらいます。

 

この論文は順天堂大学の米澤郁穂という先生の論文です。

 

 

市民向けに話された内容ですのでまとまっており、比較的やさしいものになっています。

 

内容は以下の通りです。

・論文の内容

・当院の意見

当院のクチコミ

・おわりに

・参考文献

 

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小川鍼灸整骨院大阪市の南東、大阪市と東大阪市の境目、平野区加美北8丁目にある鍼灸整骨院です。   

 

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最寄り駅はJRおおさか東線衣摺加美北駅(徒歩4分)です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。

 

論文の内容

 

国民生活基礎調査の結果として最も自覚症状が多いとされる腰痛

 

今後の高齢化に伴い社会が直面する大きな問題出あるために腰痛との付き合い方について丁寧に述べられています。

 

その中では腰痛が、「背骨と神経に関係する腰痛」と「緊急に治療が必要となる腰痛」に分けられて説明されています。

 

「背骨と神経に関係する腰痛」とは、

・ぎっくり腰、
・腰椎椎間板ヘルニア
・腰部脊柱管狭窄症 のことです。

 

「緊急に治療が必要となる腰痛」とは、

・感染
・腫瘍
・血管生腰痛
・内臓性腰痛
・心因性腰痛(・うつ病・心身症)

 

などが挙げられていました。

 

詳しくは論文のURLを最下段に示しますので、ご確認ください。

 

治療の基本的な考え方については、足の筋肉の麻痺や、おしっこが出にくくなるなどの、神経的な症状が現れた場合、これは緊急を要するために手術が必要になるがそうでなければ例え激痛であっても手術を急ぐ必要はないということです。

 

痛みが強い時には、安静、消炎鎮痛剤の使用、コルセット、ブロック注射を行ない、慢性期には温熱療法や運動療法を取り入れるとのことです。

 

またブロック注射については有効な治療であり、ブロック注射が効かない時には手術治療を考えることになるそうです。

 

米澤先生が比較的多く記述しているのは、運動療法の効果についてです。

 

以下のような興味深い日本で行なわれた研究を紹介されています。

 

発症から3ヵ月以上経過して、神経的な異常がないとされる慢性腰痛の患者さん201人を、運動で治すグループ(103人)と鎮痛剤で治すグループ(98人)に分けて8週間治療を行ない、その結果を比較すると、8週間後にはどちらも腰痛は軽減しているのですが、

 

運動療法のほうが軽減の幅が大きかった、つまり効果が高かったのです。

 

これらのことから米澤先生は、腰痛は手術が必要かどうかをしっかりと見極めて、

 

手術が必要でない腰痛の場合は時間の経過によって軽減することがあるので、運動療法などを行ない、「治癒を待つことを原則にするべき」とまとめておられます。

 

当院の意見

 

痛みでお悩みの患者さんに対して、臨床家・研究者としてのこれまでの営みを完結にまとめられた素晴らしい論文と思います。

 

手術が必要な腰痛であるのかどうかをまずは見極めて、そうでなければ時間をかけてゆっくり腰痛とお付き合いしましょうというご見解です。

 

しかし、この論文のなかでは夏目静子さんの著書を参考に心因性腰痛について述べられていますが、

 

心因性腰痛についての取扱いについては少し疑問に思いました。

 

その理由は、

 

腰痛の原因はそれぞれ単体で存在するというよりは複合的に存在すると考えられ、

 

更に心理的な反応(心理的要因)は複合的にあり得る要因すべてに備わると考えられるからです。

 

例えば、ぎっくり腰の患者さんは背骨に原因があると考えられる一方で再発の不安や魔女の一撃がいつやってくのかの不安、仕事をやりこなすことが出来るのかの不安などが常につきまといます。

 

また、医師の検査を受けて「手術が必要でないほどの腰痛である、時間が経てば楽になる」と説明されても、

 

それが本当にそうなのか、それを信じていいのか、もっと良い方法が自分にはあるのではないか?と患者さんは思ってしまいます。

 

私は鍼灸師・柔道整復師の立場から、上記のような患者さんの個人的な心理状態を理解してあげることが、手術が必要な腰痛であるのかどうかを見極めることと同じぐらい重要な事ではないか?

 

感じました。

 

上記のように意見させて頂きましたが、日々患者さんの身体所見につきまして誠実に向き合う医師の先生方には敬服致します。

 

米澤先生の論文では、手術が必要な腰痛であるのかどうかをまずは見極めて、手術が必要でなければ時間をかけてゆっくり腰痛とお付き合いしましょうというご見解です。しかし、

 

「それでも少しでも良くなりたい」とか、

 

「より積極的に治療をしてもらいたい」とお考えの方も多いですよね。

 

当院では痛みがなくなるまでの間、より積極的に治療したいと希望する患者さんに対して、筋膜リリース・はり・整体・認知行動療法の応用を用いて治療を行なっております。

 

遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致しますのでお気軽にご相談ください。(但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。)

 

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当院のクチコミ

 

当院ではこれまで、どこに行っても良くならない多くの患者さんの施術を行ってきました。

 

それらの一部の患者さんからは、とてもありがたいクチコミコメントを頂いております。

 

カウンセリングをご検討の方は参考までにクチコミ内容をご確認ください。

 

 

おわりに

 

株式会社COCO 小川鍼灸整骨院

当院はJRおおさか東線衣摺加美北駅から徒歩4分です。

 

大阪市の平野区生野区東住吉区加美北、東大阪市の衣摺渋川町柏田、布施あたりの方で、   にお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。

 

はり筋膜リリース整体と同時に認知行動療法を施術に応用していています。

 

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当院の患者さんは、平野区生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺にとどまらず、他府県からも来院されています。

 

参考文献

 

米澤郁穂:腰痛とつきあう.順天堂医学,54,p363-366,2008

-腰痛, 論文紹介

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