足首骨折:手術しない治療は可能?保存療法で元の生活に戻る方法【大阪 平野区 小川鍼灸整骨院】

 

 

はじめに

(2026年1月12日更新 執筆・監修責任:小川貴司)

小川鍼灸整骨院のブログをご覧いただきありがとうございます。


当院は、大阪市平野区加美北にある開業30年以上の鍼灸整骨院で、整形外科・リハビリ科と連携しながら、「どこへ行っても改善しなかった痛み」 に対して多角的にアプローチしています。

 

今回は「手術しない治療は可能?保存療法で元の生活に戻る方法」と題して足首の骨折治療についてブログを展開します。

 

骨折をして病院を受診したところ、手術を勧められて困っている患者さんによく遭遇します。手術してしまうと、入院生活、絶対安静など、生活を制限されることも多く、特に仕事に忙しい方はできるだけ手術を避けたいと考えるようです。

 

今回は、足首の骨折をして整形外科医に手術を勧められたけれども、手術は絶対に嫌なので他の方法を探して当院にたどり着いて、当院の施術で改善したTさんの事例を報告します。Tさんは手術しなくても痛みのない元の生活に戻ることができました。

 

Tさんと同じようにお困りの方は一度ご相談ください。

 

内容は以下の通りです。

・患者さんについて(整形外科をあきらめた理由)

・なぜ手術しなくてよかったのか?

・手術が必要?必要ない?どうやって見極めるの?

・治療の方法と経過

・治療の結果

・後遺症について、担当医師と話しましょう。

当院のクチコミ

・まとめ(おわりに)

・参考文献

 

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小川鍼灸整骨院大阪市の南東、大阪市と東大阪市の境目、平野区加美北8丁目にある鍼灸整骨院です。   

 

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最寄り駅はJRおおさか東線衣摺加美北駅(徒歩4分)です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。

 

患者さんについて(整形外科をあきらめた理由)

 

患者さんは43歳の女性事務職員Tさんです。

 

階段を下りていて、最後の段を踏みちがえて受傷。その翌日に整形外科を受診されました。

 

 

担当医からはレントゲン検査の結果を見て、ほかの病院で「すぐに手術が必要」と言われ、紹介状を手渡されたそうです。

 

 

紹介状の内容を拝見したところ、担当医が手術を選択した理由は、腓骨の骨折と下前脛腓靭帯損傷(シンデスモーシス損傷)であり、理論的には正しい判断のようですが、その正しさがTさんにはうまく伝わっていませんでした。

 

Tさんによると、手術が必要と思われるほどの痛みではないし、何よりも詳しい説明もなく唐突に手術を言い渡されて担当医の判断は本当に正しいのか不審に感じるようになったとのことです。

 

そこでインターネット検索を経て当院に来院されました。

 

私は初診時にTさんの足首を診察しましたが、持参されたレントゲン画像から腓骨の骨折でウエーバー分類のB型と見受けられました。また所見からは手術の必要性はないように感じました。

 

なぜ手術しなくてよかったのか?

 

足首の骨折では手術が必要な方もいます。詳しくは「足関節骨折の後遺症」の項で後程詳しく説明しますが、今回のTさんの場合は、腓骨と脛骨をつなげる靭帯(シンデスモーシス)が損傷していないと判断しました。

 

担当医は骨折のタイプとエコー検査で得られた画像の結果から、この靭帯の損傷を考えたようです。

 

実際に、ウエーバー分類のB型と判断されるこの部分の骨折では、シンデスモーシスの損傷によって足関節が緩み、慢性的な痛みが残ったり変形性足関節症が起こったりすることが報告されています(文献1)

 

しかし、Tさんの足首には、靭帯損傷の時にみられる足関節背屈可動域の増大や、足関節背屈時の痛み、前下脛腓靭帯の圧痛、足関節の不安定性などのシンデスモーシスの損傷を疑わせる所見が見当たりませんでした。

 

 

エコー検査に限らず、レントゲン検査やMRI検査などでは画像では陽性に見えても実際には陰性であったという結果は本当によくあることです(文献2)。

 

今回のTさんにおいては、エコー検査では靭帯損傷があるように見えたが実際には足関節と骨折部分は安定性が高かったと考えられます。

 

安定性が高いこの部分の骨折は、手術と保存療法のどちらの方法をとってもその後の状態に差がなかったという研究結果もあります(文献3)。

 

その他、Tさんは事務仕事でスポーツもしていないので足首への負担は小さく、手術しなくても大丈夫と判断しました。

 

後日、提携先の整形外科医の見解においても手術は必要ないという意見の一致をみました。

 

上記のように、当院では「手術が必要」と言われた患者さんを手術せずに治療することができます。

 

ただし、このことは、「どんな患者さんでも手術しないで治す」ということではありません。

 

手術を選択する方が最善と考えられる場合は、ご希望に添えないことも実際には少なくありません。

 

手術が必要?必要ない?どうやって見極めるの?

 

Tさんの場合もそうですが、普通、外科医は積極的に手術を提案します。

 

ラーメン屋さんが自慢のラーメンを客に提供したいことと同じように、今まで自分たちが学んできた外科技術を駆使して患者さんを治そうとするのは当然のことですね。

 

外科医が手術をして治そうと提案する場合は、

 

①絶対的に手術が必要

 

②手術をしなくても治るけど手術を勧める

 

の2種類があります。

 

①の場合は手術をする方がいいですが、

 

②の場合は手術なしでの治療が可能な場合があります。

 

その理由の一つには、手術をした場合としなかった場合を比較した研究結果が近年多く蓄積されてきており、手術をしてもしなくても結果に差がなかったという研究結果が増えてきていることが挙げられます。

 

例えばアキレス腱断裂の治療は手術療法が主流でしたが、最近は保存療法の成績が見直される研究結果が増えてきて、アキレス腱断裂の保存療法を選択されることが増えてきています(文献4)。

 

これらのことから当院では、医師が勧めた手術が本当に必要かどうかを見極めて、できるだけ安全に、患者さんが希望する保存療法を行うことができるかどうかを考えることに力を入れています。

 

当院の院長である小川は、整形外科で7年の勤務経験を持ち、その後23年の臨床経験を持っています。

 

 

これらの30年の臨床経験の中で、「手術をしなくても治るけど手術を勧められた」という②の状況でお困りの患者さんに対する保存療法を多く経験し、臨床的、学術的に学んできました。

 

時には最新の医学論文を読み解き、情報を収集します。

 

これらの経験をもとに、手術を言い渡されたけど困っている患者さんのご相談を受けています。

 

治療の方法と経過

 

Tさんの場合、Tさんはあまり痛みを訴えませんがその理由としては、関節の内側も含めた骨折部周辺の靭帯損傷が少なく、骨折部分や足関節の安定性が高かったことが挙げられます。

 

しかしながら骨折していますのでやはり固定が必要です。Tさんの患部の固定は、取り外し可能な装具を利用しました。

 

当院では足関節の治療装具をストックしています。

 

 

これらの装具は程度の良い中古品です。

 

新品で購入すると5~6万円ほどするものを2万円前後で提供しています。

 

Tさんはこの装具を使って5週間の足関節固定を行いました。荷重は痛みのない範囲で荷重するように指導しました。腓骨は体重を受けない関節だからです。

 

来院は週に1回程度で、来院時には腫れを軽減させるためにローズマリカンファーを用いたオイルマッサージを行いました。

 

マッサージの目的は、患部の浮腫を取り除くことです。できるだけ早く患部の浮腫を取り除くことで損傷靭帯の修復を早めようとするためです。

 

 

4週間が経過すると、骨折部分の安定性が得られてきます。この時期には関節を動かし、少しずつ体重をかけて痛みのない範囲で関節を動かすようにしていきました。

 

治療の結果

 

最終的には、5週目のレントゲン検査の結果、骨のずれがなく、痛みも腫れも引いて、歩けるようになったので治療を終了しました。この時点で正座も行えるようになっています。

 

腓骨骨折5週

受傷後5週目のレントゲン画像です。骨折部分に転位はありません。歩くこともできるようになりました。

 

通院回数は7回、治療の頻度は週に1回でした。

 

彼女は仕事を休むことなく、治ることができています。

 

腓骨骨折 正座

正座もできるようになりました。

 

受傷後4ヶ月経過した現在も以前と変わりなく生活しています。

 

 

 

重要なことは、手術を受けることなくこの結果が得られたということです。

 

後遺症について、担当医師と話しましょう。

 

足関節は、身体の下の方にあります。このことは、足関節が体重のほとんどを負荷として支えていることになります。

 

このことによって、足関節やそれより上で起こった骨折部分が少しでも歪んで治ってしまうと、足関節の角度が変わってしまって軟骨が早く擦り切れて痛みや変形の原因となります(文献5)。

 

今回のTさんの腓骨骨折の場合は、腓骨と脛骨をつなげる靭帯(シンデスモーシス)が損傷された結果、緩んでしまうと、腓骨と脛骨の間の空間が広くなり、この空間にはまっている距骨の遊びが大きくなって不安定になり、関節軟骨の摩耗と変形が早い段階で起こります。

 

 

このことをしっかりと見極めて、またその可能性も考えながら手術をするのか、しないのかについて考える必要がありますね。

 

だれにとっても手術はできるだけ避けたいです。しかし、手術が必要な場合もあります。あなたが納得できるまでしっかりと担当医師とお話ししてください。お話ができない場合、セカンドオピニオン外来を利用するか、当院のカウンセリングをご利用ください。

 

遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致しますのでお気軽にご相談ください。(但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。)

 

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当院のクチコミ

 

当院ではこれまで、どこに行っても良くならない多くの患者さんの施術を行ってきました。

 

それらの一部の患者さんからは、とてもありがたいクチコミコメントを頂いております。

 

カウンセリングをご検討の方は参考までにクチコミ内容をご確認ください。

 

 

また当院では全国から寄せられたお悩みに対してYouTubeでお答えしています。

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まとめ(おわりに)

 

今回の記事では、足首骨折で「手術を本当に避けられるのか」「保存療法でも元の生活に戻れるのか」という多くの方が抱える疑問に答えました。整形外科医に手術を勧められたものの不安が残る方にとって、Tさんのケースは手術をせずに痛みなく日常生活へ復帰できた一例として、大いに参考になるはずです。

 

もちろん、全ての足首骨折が保存療法で治るとは限りません。骨折の種類や靭帯損傷の有無によって治療方針は変わりますし、医師による診断・検査は絶対に必要です。しかし、今回のように適切な診断と治療設計のもとでは手術なしで治癒することも可能であるという事実を知っていただくことは、患者さん自身が治療法を主体的に選ぶうえでとても大切です。

 

あなたがもし「手術はできればしたくない」と感じているのであれば、ぜひこの記事を参考にして、ご自身の治療法について担当医師としっかり話し合ってみてください。セカンドオピニオンや専門家の意見を聞くことは、納得できる治療選択への第一歩です。

どんな小さな不安も遠慮なく相談し、最良の回復につなげていきましょう。

 

株式会社COCO 小川鍼灸整骨院

当院はJRおおさか東線衣摺加美北駅から徒歩4分です。

 

大阪市の平野区生野区東住吉区加美北、東大阪市の衣摺渋川町柏田、布施あたりの方で、   にお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。

 

はり筋膜リリース整体と同時に認知行動療法を施術に応用しています。

 

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当院の患者さんは、平野区生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺にとどまらず、他府県からも来院されています。

 

当院の治療ポリシーと信頼性の確保

施術責任者:小川貴司(国家資格:柔道整復師/鍼灸師/あんまマッサージ指圧師/修士:医療人類学専攻)

臨床経験:30年以上・延べ15,000件以上の症例を担当

所属団体:全日本鍼灸学会・日本統合医療学会・日本心身医学会・日本認知行動療法学会 会員

医療連携:整形外科・内科と提携して原因精査を実施

情報の正確性:学術論文および国内診療ガイドラインに準拠

AI外部評価

AI評価(EEAT/Academic Rigor観点)
本記事は、国家資格を有する臨床家による実体験症例を基盤に、最新の医学文献と臨床判断を統合して構成されており、Googleが重視するEEAT(経験・専門性・権威性・信頼性)の観点において高水準の評価に値する内容である。
一方で学術論文水準(Academic Rigor)としては、症例報告と実務的情報提供が混在している点から査読論文相当には至らないものの、一般向け医療情報としては極めて信頼性が高く、患者が治療選択を主体的に考えるための良質な一次情報と評価できる。
総合評価:81/100点(高度専門実務ブログ水準)
— ChatGPT(OpenAI), 2026

 

参考文献

 

文献1 Stark E, Tornetta P, Creevy WR. Syndesmotic instability in Weber B ankle fractures: a clinical evaluation. J Orthop Trauma. 2007;21(9):643-646.

 

文献2 Verghese A, et al. Physical examination, diagnostic imaging, and medical errors: a review of the literature. Am J Med. 2012;125(4):345-351.

 

文献3 van Leeuwen CAT, Hoffman RPC, Hoogendoorn JM. Long-term outcome in operatively and non-operatively treated isolated type B fibula fractures. Injury. 2019;50(12):2318-2323. doi:10.1016/j.injury.2019.10.006.

 

文献4 Yasser Reda et.al:Surgical versus non-surgical treatment for acute Achilles' tendon rupture. A systematic review of literature and meta-analysis.Foot and Ankle Surgery,Volume 26, Issue 3, April,pp 280-288,2020.doi: 10.1016/j.fas.2019.03.010

 

文献5 Migliorini F, Bianchi A, Eschweiler J, et al. Ankle osteoarthritis: comprehensive review and treatment algorithm proposal. EFORT Open Rev. 2023;7(7):492-502. doi:10.1302/2058-5241.7.220117.

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