はじめに
小川鍼灸整骨院のブログです。外反母趾で足が痛いと相談される事がよくあるのですが、靴選びは対策として重要です。今回は「外反母趾患者に指導すべき靴の選び方」という論文について報告させて頂きます。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南西、平野区と生野区の境目にある加美北地区にあります鍼灸整骨院です。鍼灸・筋膜リリース・整体と同時に認知行動療法の理論を応用して治療に用いています。
最寄りの駅は地下鉄千日前線南巽駅です。1番出口から徒歩1分のところです。最近は北巽と間違えて下車される方もいらっしゃいますが、北巽ではなく南巽です。北巽から南巽までは徒歩で15分ぐらい歩きますよ。だから間違えないでくださいね。小川鍼灸整骨院は地域でおすすめの整骨院を目指しています。
遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。
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http://www.korikori.com/?post_type=blog&p=3304&preview=true
執筆担当は小川です。
http://www.korikori.com/staff/
内容
外反母趾とは
足の親指の第二関節が外側に向いていく状態のことをいいます。骨模型で示しました通り、20度以上の角度があれば外反母趾とされます。
関節の柔らかい女性に多く、X脚や扁平足の人で先が細くなっている靴、特にかかとが高くなっている場合は足先が細い部分に押し込まれるようになってしまうので外反母趾になりやすいとされています。
症状は、
第二関節の痛みが主な症状ですが、多くは飛び出した部分の滑液胞という組織の炎症による痛みであり、この部分に靴の内側が当たることで起こります。
その他の痛みとしては、変形した第二関節の変形による痛みや、扁平足によって、中指の付け根付近に痛みを感じることがあります。
外反母趾に良い靴とは
外反母趾が治る靴・外反母趾にならない靴というのは、なかなか難しいとされており、実際には「外反母趾でも痛みを感じにくい靴というのが現実的ということです。それはどんな靴かでしょうか?
靴選びの基本
まず、大きすぎず小さすぎず、足指に余裕のある方が良いとされています。しかし大き過ぎるのも良くありません。靴の中で足の指が前に滑らない程度のものが好ましいとのことです。
素材は当たっても痛くなりにくい柔らかなものが良く、ヒールは高くない方が良いとのことです。
だから靴のタイプはスニーカータイプが好ましいのです。
変形が中程度以上になってくると、市販の靴では快適に歩けない場合があります。そのような場合は
市販の靴に足底板を入れてアーチを高くしたり、必要に応じて足底の角度を変化させて外反母趾がこれ以上進行しない環境を整えます。
また、整形外科で靴を作ってもらうこともできます。
当院の見解
当院では、外反母趾のご相談を受けた際には、足底板を用いて外反母趾がこれ以上進行しないような環境を整えるようにしています。
外反母趾の足に対しては、テーピングなどを行い、一定の効果が得られるようでしたら靴下様の装具をご購入頂いております。
その他、外反母趾が原因と考えられる筋膜の歪みからくると考えられる腰痛や肩こりに対しては、筋膜リリースや整体を行い筋膜の状態を整えるようにしています。
遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。
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おわりに
大阪市の平野区、生野区界隈で外反母趾の痛みでお悩みの方は是非とも小川鍼灸整骨院にご相談下さい。鍼灸・筋膜リリース・整体テーピングなどでみなさまの痛みを施術します。小川鍼灸整骨院は大阪市の平野区と生野区の境目にある加美北地区、地下鉄千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにあります。北巽は一つ手前の駅です。北巽ではなく南巽で下車してくださいね。当院へは平野区・生野区の他に東住吉区、東成区、天王寺区や、東大阪市の渋川町、寿町、衣摺、柏田、からも患者さんが来院されています。
参考文献
井上敏生: 外反母趾患者に指導すべき靴の選び方.日本フットケア学会雑誌16 巻3 号p. 145-147,2018
https://www.jstage.jst.go.jp/article/footcare/16/3/16_60/_pdf/-char/ja
浦辺幸夫: 外反母趾の保存療法に関する考察. 第46回日本理学療法学術大会抄録集理学療法学 Supplement,Vol.38 Suppl. No.2 , 2011.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2010/0/2010_0_CcOF1068/_pdf/-char/ja