論文紹介:全身筋肉量と転倒の関係【セルフエフィカシー 自己効力感 加齢 整骨院 】

はじめに

小川鍼灸整骨院のブログです。

 

転倒は高齢者の事故や寝たきりに結びつく可能性が高く、予防が重要です。

 

とはいえ、なかなか難しいのが現状と思います。

 

以前4回にわたって、転倒予防について記事で紹介しました。

 

転倒予防についての記事はこちらです

高齢者の転倒予防① [健康寿命、ロコモティブシンドローム、運動]

高齢者の転倒予防②【バランス能力】

高齢者の転倒予防③前半 [バランス能力の評価方法]

高齢者の転倒予防③後半 [バランス能力の評価方法]

 

転倒予防において、運動は重要な要素ですが、同様に「自分は転倒しないで日常生活をどのくらい行えるか」という、転倒セルフエフィカシーも重要な要素です。

 

セルフエフィカシー(自己効力感)や自信は身体機能や活動量と強く関係している事が分かっています。

 

そこで、この著者は加齢に伴う筋肉量の変化が生活機能への影響を通して、セルフエフィカシー(自己効力感)にどう影響するかを調べました。

 

今回は「高齢者の全身筋肉量自己効力感に及ぼす影響」という文献を紹介いたします。

 

内容

対象:

 

女性高齢者24名(年齢71±9歳・身長148.9±5.6cm・体重48.4±7.4kg)。

 

全身筋肉量はデュアル周波数体組成計(TANITA:DC-320)を用いて測定。

 

転倒セルフエフィカシーは先行研究者の方法であるFES(転倒セルフエフィカシー尺度)を用いた。

 

上記を踏まえて、加齢筋肉量転倒セルフエフィカシー尺度の各々の関係を検討した。

 

 

結果:

 

・加齢に伴い全身筋肉量が減少していた。

 

筋肉量が多い対象者は動作に対して自信を持っている事が判明した

 

考察:

全身筋肉量セルフエフィカシー(自己効力感)に影響を及ぼす可能性が示唆された。

 

・高齢者では加齢に伴い筋肉量が減少し、身体活動量が低下することで、セルフエフィカシー(自己効力感)が低下する。

 

セルフエフィカシー(自己効力感)は運動参加への重要な因子でもある。

 

全身筋肉量セルフエフィカシー(自己効力感)は相関関係がある。

 

 

噛み砕くと、高齢者において筋肉量を増やすことで生活機能が改善し、その結果、セルフエフィカシー(自己効力感)の向上につながるかもしれないようです。

 

おわりに

小川鍼灸整骨院は大阪市の平野区生野区の境目、地下鉄千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにあります。

 

大阪市 平野区 加美北 1-1-11

06-6755-6751

 

 

参考文献

1)久保 勇輔(他):高齢者の全身筋肉量が自己効力感に及ぼす影響.第28回東海北陸理学療法学術大会.セッションID: O-28,2012.

https://www.jstage.jst.go.jp/article/thpt/28/0/28_84_2/_pdf/-char/ja

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小川 貴司(おがわ たかし)

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