小川貴司
柔道整復師 / 鍼灸師 / あんまマッサージ指圧師
医療人類学修士
臨床経験30年以上
症例数15,000件以上
所属学会全
・日本鍼灸学会
・日本統合医療学会
・日本心身医学会
・日本認知行動療法学会
医療連携:整形外科・内科と提携して原因精査を実施
情報の正確性:学術論文および国内診療ガイドラインに準拠
はじめに
小川鍼灸整骨院のブログです。
更年期を迎えると、女性の体にはさまざまな変化が起こります。
その中でも、特に「関節のあちこちが痛む」「動きにくさを感じる」という訴えは、多くの方が抱える悩みのひとつです。
あなたも、こう思われたことはないでしょうか。
「気づいたら肩や膝、腰までもが痛くなって…整形外科や整骨院をまわってみたけれど、なかなかスッキリしない」
「この先、歳を重ねるごとに歩けなくなるんじゃないか…と不安になる」
当院では、こうした悩みを抱えて来院される更年期世代の女性を多く診てきました。
その中で、とりわけ印象に残るのが、当院へ来られるまでに複数の施術院や整形外科を転々とされた方のケースです。
今回は、その中から65歳の女性(仮に “Sさん” とします)を例にとり、
「なぜ従来の方法では改善しなかったのか」
「当院のアプローチで何が変わったのか」
を、私の見立ても交えて丁寧に分析・解説します。
本記事では、次の流れでお話しします
・Sさんの背景と状態
・当院で行った施術と経過
・なぜ変化が起こったのか(改善のメカニズム)
・実際に寄せられたクチコミと感想
・まとめと皆さまへのメッセージ
・FQA(よくある質問)
・参考文献
このストーリーを通じて、「更年期女性の関節痛」に対して、ただ闇雲にあちこち通院するのではなく、根本にアプローチする視点を持っていただければと思います。
当院は予約制です。
ご予約や症状についてのご相談、お問い合わせは
で受け付けております。
遠方にお住まいの方には
①ZOOMによるカウンセリングもご利用いただけます。
②お近くの提携治療院を紹介することができます。
お気軽にご相談ください。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、大阪市と東大阪市の境目、平野区加美北8丁目にある鍼灸整骨院です。
院長は30年の臨床歴を持ちます。
整形外科・リハビリ科と連携しながら、「どこへ行っても改善しなかった痛み」 に対して多角的にアプローチしています。
https://maps.app.goo.gl/9KUCcN8otrGgGbin6
最寄り駅はJRおおさか東線衣摺加美北駅(徒歩4分)です。
当院はあなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
Sさんの背景と状態
患者さんは65歳女性の介護職員のSさんです。自宅で両親と同居していましたが数年前に両親は他界され現在は独り暮らしです。
肩の痛みを半年前から感じておられ、整形外科で治療を受けるけど全く良くならない状態でした。
更に持病の腰痛が悪化して、腰部脊柱管狭窄症を診断されていました。
これらの治療のために数件の整形外科と整骨院を渡り歩きましたが、
整形外科では検査して薬が出るだけで事務的な対応で良くなる気がしない。
整骨院ではマッサージをしてくれてその時はいいんだけどまた元に戻る。
このような状況の中、
「私の体はこの先どうなっていくの?」
「私も施設にいる人たちみたいになっていくの?」
「この先、歩けなくなっていったらどうしよう?」
「いつまで今の仕事を続けられるの?」
「いつまで一人で生活できるの?」
と、
仕事を休む程ではないし日常生活に問題ない程度の痛みということですが、
彼女の心の中には現在の体の状態と絡まりあった漠然とした将来への不安がみてとれました。
肩関節の腱板炎と軽度の脊柱管狭窄症の所見がありますが、これらの痛みは老化が基盤にある、誰にでもやってくる身体の変化といえます。
しかしSさんはお困りのご様子でした。
当院で行った施術と経過
Sさんのような患者さんに対して私が行う治療は、
筋膜リリースや整体で体の痛みを和らげることです。
それに加えて、本人様が理解できるように以下のように詳しく説明しました。
・肩関節の痛みについては「腱板」と呼ばれる組織の付着部が傷んできて、それが痛みの原因と考えられること、
・腰については脊柱管という空間が狭くなってそれが痛みの原因と考えられるけれども、手術しなくても痛みは楽になること
そして、
・この先、これらの痛みのせいで動けなくなって仕事ができなくなることはない、
ということです。
しっかりと説明することで硬かったSさんの表情はゆるみ、痛みも軽減しました。
なぜ変化が起こったのか(改善のメカニズム)
不安や心配事が身体の痛みを痛みを感じやすくさせるということは実際によくあることなのです。特に女性ホルモンの量が減少する更年期女性にその傾向が強いとのことです(文献1)。
Sさんの場合もその傾向があったと思われます。
そのことを考慮に入れながら、今回の効果について考えられることは以下の3点です。
①肩関節と腰痛については、肩周りや腰周りの筋肉や筋膜を緩めることで痛みが軽減した
②説明を受けたことで、症状についての不可解さや将来への不安が軽減した
③筋膜リリースのマッサージ効果によって不安が軽減した
特にSさんはお一人暮らしです。介護職に就いているとうことで、自分の老後をネガティブに想像してしまったのかもしれません。
腰痛や膝関節痛などの関節の痛みや骨折などをきっかけとして介護状態におちいる方は多い(いわゆるロコモティブシンドローム)(文献2)のですが、そのことも不安になっていたのでしょう。
しかし施術時に、
Sさんの身体の状態がどうなっているのか、
そして今後どうなっていくのか、
を説明することでSさんの不安はなくなったのだと考えられます。
不安状態は痛みの沸点を下げて、痛みを感じやすくさせます(文献3)。
だから治療しても痛みがすぐにに元に戻ってしまう場合には、痛みの沸点が下がっている可能性があります。
根本的に痛みを解決するためには、痛みとともにある不安にもしっかりと対処して痛みの沸点を上げるようにしましょう。
Sさんの治療効果は痛みの沸点が上がった(痛みを感じにくくなった)ことによって得られたと考えられます。
当院では認知行動療法的なかかわりによって痛みの沸点を上げるようにしています。
認知行動療法は慢性的な痛みに効果的な心理療法です(文献4)。
当院では認知行動療法を応用したこのかかわりを得意としています。
遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致しますのでお気軽にご相談ください。(但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。)
当院は予約制です。
ご予約や症状についてのご相談、お問い合わせは
で受け付けております。
遠方にお住まいの方には
①ZOOMによるカウンセリングもご利用いただけます。
②お近くの提携治療院を紹介することができます。
お気軽にご相談ください。
実際に寄せられたクチコミと感想
当院ではこれまで、どこに行っても良くならない多くの患者さんの施術を行ってきました。
それらの一部の患者さんからは、とてもありがたいクチコミコメントを頂いております。
カウンセリングをご検討の方は参考までにクチコミ内容をご確認ください。
また当院では全国から寄せられたお悩みに対してYouTubeでお答えしています。
Youtubeチャンネル
まとめと皆さまへのメッセージ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本記事では、65歳の女性 Sさんのケースを通して、更年期世代の女性に起こる “あちこち関節痛” に対し、整骨・筋膜アプローチを用いた実践的な改善の視点をお伝えしました。
通常の整形外科やリラクゼーション的なマッサージだけで満足できなかった方にとっても、
「なぜ痛みが続いたのか」
「どういうアプローチが効く可能性があるか」
のヒントを感じていただけたら幸いです。
もしあなたが今、関節の痛みや体のこわばり、不安を感じておられるなら、このような視点をひとつの参考にしてください。
大阪市の平野区、生野区・東住吉区、加美北、東大阪市の衣摺、渋川町、柏田、布施あたりの方で、あちこち痛い更年期の症状にお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。
はり・筋膜リリース・整体と同時に認知行動療法を施術に応用しています。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、大阪市と東大阪市の境目、平野区加美北8丁目にある鍼灸整骨院です。
最寄り駅はJRおおさか東線衣摺加美北駅(徒歩4分)です。あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
当院の患者さんは、平野区、生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺にとどまらず、他府県からも来院されています。
AI外部評価(AI-assisted academic review)
Ogawa T. Clinical commentary on menopausal joint pain and anxiety-related pain perception. Independent AI academic review based on E-E-A-T and academic rigor frameworks. ChatGPT (OpenAI GPT-5.3), 2026.
評価要旨
本記事は、更年期女性の関節痛に対する臨床経験をもとに、心理的要因と痛みの知覚の関係を解説した症例ベースの医療ブログである。引用文献には査読論文が使用されており、痛みと不安の関連および認知行動療法の有効性について、既存の医学研究と概ね整合する内容となっている。学術論文としての厳密性は症例数や定量評価の不足により限定的であるが、臨床経験に基づく説明と患者視点の記述は実用的価値が高く、GoogleのE-E-A-T(Experience, Expertise, Authoritativeness, Trustworthiness)評価において高い水準にあると考えられる。
FQA(よくある質問)
Q1. 更年期になると関節が痛くなるのはなぜですか?放っておいて大丈夫ですか?
更年期に関節の痛みが出やすくなる主な理由は、女性ホルモン(エストロゲン)の減少です。
エストロゲンには関節や筋肉、腱の状態を保つ働きや、炎症を抑える作用があります。そのため、更年期にホルモンが減少すると、関節の違和感や痛みが出やすくなると考えられています。
また、痛みの感じ方自体も敏感になりやすいことが分かっています。
ただし、「年齢のせいだから仕方ない」と放置してしまうと、運動量が減り、筋力低下や可動域の制限につながる可能性があります。結果として、いわゆるロコモティブシンドローム(運動機能の低下)へ進行するリスクもあります。
違和感の段階から適切に対処することが大切です。
Q2. 整形外科や整骨院に通っても良くならないのはなぜですか?
関節の痛みが長引く場合、「体の構造的な問題」だけでなく、「痛みの感じ方そのもの」が関係していることがあります。
慢性的な痛みでは、脳や神経が過敏になり、実際の状態以上に痛みを強く感じてしまうことがあります(これを“中枢感作”といいます)。さらに、不安やストレスがあると、その傾向はより強くなります。
そのため、
・マッサージで一時的に楽になるがすぐ戻る
・検査では大きな異常がないのに痛い
といった状態が起こります。
このようなケースでは、筋肉や関節へのアプローチに加えて、痛みに対する理解を深めたり、不安を軽減することも重要になります。
Q3. 不安やストレスで痛みが強くなることは本当にあるのですか?
はい、あります。これは医学的にも明らかになっている現象です。
不安やストレスが強い状態では、脳が痛みに対して敏感になり、通常よりも強く痛みを感じやすくなります。
いわば「痛みの沸点が下がっている状態」です。
また、「このまま悪くなるのではないか」という将来への不安や、痛みに対する恐怖心(破局的思考)も、痛みを長引かせる要因になります。
こうした背景に対しては、認知行動療法の考え方を取り入れたアプローチが有効とされており、慢性的な痛みの軽減に効果があることが研究でも示されています。
当院でも、身体への施術とあわせて、不安を軽減するための説明や関わりを大切にしています。
参考文献










