はじめに
小川鍼灸整骨院のブログです。
交通事故や転倒の後には、首の痛みが長引くことがあります。そのような治らないむち打ち損傷の一部は、
「単なる首の捻挫ではない」かもしれません。
今回のブログは、
交通事故による首の痛み、むち打ち、でお困りの方におすすめの情報です。
ブログの内容は
・それは外傷性胸郭出口症候群かも
・外傷性胸郭出口症候群の治療
・当院での施術について
・おわりに
・参考文献
です。
当院は予約制です。
ご予約や症状についてのご相談、お問い合わせは
で受け付けております。
遠方にお住まいの方には
①ZOOMによるカウンセリングもご利用いただけます。
②お近くの提携治療院を紹介することができます。
お気軽にご相談ください。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、平野区と生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸・整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
それは外傷性胸郭出口症候群かも
むち打ち損傷については、
小さい衝突ではむち打ち損傷は起こらないとする意見や、
心理面が関係するという意見など、
考え方が分かれているようですがその理由の1つは、
どれも補償の問題や経済的な問題が関係することが考えられます。
このようなむち打ち損傷の曖昧な状況のなかで、今回参考にした文献の筆者は、
「外傷性の胸郭出口症候群」とう疾患を想定しました。
これまで、頚椎の捻挫だと思われていたむち打ち損傷の中には、胸郭出口症候群という病態が、事故をきっかけにして出現するというものです。
胸郭出口症候群とは、もともとある体型や姿勢などが原因となって、首回りのこり感や上肢のしびれを感じることです。
こちらのブログをご参照ください。
外傷性胸郭出口症候群の治療
論文にある治療としてはまず、
患者に胸郭出口症候群の存在を説明し、患者の痛みを肯定的に受け入れながら治療・指導して、
漫然とした治療(例えば頚椎牽引)などは行なわず、運動を中心に行ない、必要であれば寝具の指導を行ない、
頚椎捻挫と胸郭出口症候群が合併した症例は治療終了までに長期間を要しており治りも悪いので、手術の際には十分な説明が必要になる
とのことでした。
なにより、今の痛みの原因について、しっかりと説明してもらえることが治療と同等に大切なことだと思います。
当院での施術について
交通事故や転倒の後のむち打ち損傷で病院を受診しても、
「大きな損傷はない」、「検査をしても異常が見つからない」と言われてお困りの方は多いと思います。
そこで外傷性の胸郭出口症候群を設定することで、曖昧なむち打ち損傷について行うべき治療が明確になったといえるでしょうでしょう。
当院でもこの論文にあるように、まずは患者さんの症状を受け入れて身体の中でどのような異常が起こっているのかをしっかりと説明するようにしています。
考えられる病態を説明して患者さんに納得頂くことは重要です。
患者さんご自身が自分の症状について納得できれば、不安も小さくなり、その延長線上に症状が軽減していくからです。
運動は特に重要ですね。「痛みのせいでこれ以上動かせない」とか、「動かすともっと痛くなる」と考える患者さんも多く、この信念を溶かしていく作業が大切です。
患者さんに説明して行動や思考の変容を導き、結果として痛みを小さくする治療は当院が得意とする認知行動療法的なかかわりです。
小川鍼灸整骨院では、認知行動療法的なかかわりを基本にとして、筋膜の歪みや姿勢の異常、ときにはストレスにも目を向けて幅広く治療を行ないます。
用いる治療は、はり、筋膜リリース、整体です。これらの施術は患者さんの難治性の痛みにも効果をあげています。
当院は予約制です。
ご予約や症状についてのご相談、お問い合わせは
で受け付けております。
遠方にお住まいの方には
①ZOOMによるカウンセリングもご利用いただけます。
②お近くの提携治療院を紹介することができます。
お気軽にご相談ください。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、平野区と生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸・整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
おわりに
大阪市の平野区、生野区界隈で交通事故による首の痛み、背中の痛み、肩の痛み、腰痛などでお悩みの方は是非とも当院にご相談下さい。
小川鍼灸整骨院は大阪市の平野区と生野区の境目、加美北地区地下鉄千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにあります。北巽ではありません。南巽です。北巽からはちょっと遠いですよ(笑)。
小川鍼灸整骨院は地域でおすすめの整骨院を目指しています。
当院へは平野区・生野区の他に東住吉区、東成区、天王寺区や、東大阪市の渋川町、寿町、衣摺、柏田、からも患者さんが来院されています。
参考文献
甲斐 之尋:難治性鞭打ち損傷の治療方法—外傷性胸郭出口症候群 (TTOS) を中心に—.整形外科と災害外科,53 巻 2 号 ,p. 398-401,2004 .
甲斐 之尋 他):外傷性胸郭出口症候群.整形外科と災害外科, 47 巻 4 号 p. 1169-1171,1998 .