ジャンパー膝の4段階の病期とセルフケア法【ストレッチ 鍼灸 スポーツ障害 成長期 小川鍼灸整骨院】

ジャンパー膝のイメージ

ジャンパー膝(膝蓋靱帯炎)は4つの病期があり、1期、2期はスポーツをしながら治療できます。3期では中止が必要です。当院では病期に応じた施術を行います。

 

はじめに

 

小川鍼灸整骨院のブログです。

 

今回は中高生や中年期のスポーツ選手に多いジャンパー膝(膝蓋靱帯炎)について解説致します。ジャンパー膝は病期を把握してストレッチや鍼施術を用いてしっかりとケアすることで十分にコントロールできるスポーツ障害です。

 

 

内容は以下の通りです。

・ジャンパー膝とは

・ジャンパー膝の症状

・ジャンパー膝の病期について

・当院での施術(鍼の効果)

・ストレッチはなぜいいの?

当院のクチコミ

・まとめ(おわりに)

・参考文献

 

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小川鍼灸整骨院大阪市の南東、大阪市と東大阪市の境目、平野区加美北8丁目にある鍼灸整骨院です。   

 

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最寄り駅はJRおおさか東線衣摺加美北駅(徒歩4分)です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。

 

ジャンパー膝とは

 

ジャンパー膝とは、ジャンプやランニングによって膝を伸ばす動作を繰り返し行うことで、

 

膝蓋靭帯や膝蓋骨周囲の筋肉の付着部が炎症を起こして痛みを引き起こす膝の障害の総称です。別名、膝蓋靱帯炎とも呼ばれます。

 

 

バレーボール、バスケットボール、走高跳などのジャンプを行うスポーツ選手によくみられることからジャンパー膝と呼ばれています。

 

ジャンパー膝の症状

 

年齢別では16~20歳ぐらいで、高負荷の運動やトレーニングを行う時期によくみられます。

 

また、中年以降のスポーツ愛好家にも起ります。

 

ジャンパー膝の原因として、大腿四頭筋の柔軟性の低下があげられます。

 

柔軟性の低下から膝を伸した際、膝蓋腱の骨付着部へのストレスが増大し、その繰り返す外力が許容限界を

迎え、小さな傷が出来て、痛みの原因となります。

 

膝蓋腱にかかる負荷量はランニング時には約670kg、ジャンプ時には約1200kgといわれており、

常に高負荷に耐えていることになります。

 

 

そのため、シューズや運動を行う環境(地面の固さ)も関与しており、合わないシューズや固い地面などの条件があるとジャンパー膝の発症率が増加します。

 

症状としては、膝蓋骨周辺、特に膝蓋骨の下付近に運動時に痛みと圧痛が出てきます。

 

 

ジャンパー膝の病期について

 

ジャンパー膝はその程度により以下の4つの病期に分類され、状態を把握して病期に応じて治療方法を決定します。

 

 

また必要であれば、運動の中止などを行うことも大切です。

 

ジャンパー膝は進行性の疾患であるため、早期発見・早期治療が重要で、病期に応じて治療方法を決定します。

 

また、1期2期の場合は保存療法が推奨されています。

 

治療としては運動前後の大腿四頭筋・ハムストリングス・腓腹筋のストレッチ、患部のアイシング、テーピングです。また、大腿四頭筋の筋力強化も効果的です。

 

3期になると、スポーツ活動に支障をきたすため、1期2期の治療に加えて、スポーツ活動の中止と安静が

必要になります。

 

4期になると、手術による治療が必要になってきます。

 

当院での施術(鍼の効果)

 

当院では1期から3期までのジャンパー膝に対して積極的に施術を行っております。

 

1期と2期に対しては、膝周りのマッサージや筋膜リリース、ストレッチを行います。

 

大腿四頭筋が硬い場合、膝蓋靱帯にかかる負荷は大きくなりますので、筋膜リリースとストレッチで大腿四頭筋の柔軟性を高めます。

 

3期に対しては、積極的に鍼施術を行います。

 

ジャンパー膝の痛みの原因は繰り返しのジャンプ動作によって膝蓋腱に負担がかかることです。

 

そこに炎症が起るのですが、その炎症には細かい血管の増殖が関係しているといわれています。

 

鍼施術はそのような血管の増殖を抑える効果があるという報告もあります。

 

 

ストレッチはなぜいいの?

 

ストレッチはスポーツ障害の予防としてよく行われます。

 

スポーツ障害は使い過ぎ症候群ともいわれ、例えば野球の投球動作やサッカーのキック動作など、そのスポーツに特有の動きをすることで、ある部分への負担が大きくなって発症します。

 

その負担とはほとんどが筋肉や靭帯の付着部が強く引っ張られることによって起こります。

 

その引っ張る力を生み出すのは筋肉ですが、筋肉が強く収縮した際に筋肉が柔らかい場合、付着部への負担は小さくなりますが、筋肉が固い場合には付着部への負担は大きくなります。

 

だから、ストレッチによって筋肉の柔軟性を高めると、その筋肉の付着部への負担が小さくなるのです。

 

膝蓋靭帯炎に対するストレッチの効果は、膝蓋靭帯につながる大腿四頭筋の柔軟性を高めることで膝蓋靭帯への負担が小さくから得られると考えられます。このことは全身の関節や靭帯にも同じことです。

 

だからスポーツ障害予防にストレッチが行われるのですね。

 

 

遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致しますのでお気軽にご相談ください。(但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。)

 

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当院のクチコミ

 

当院ではこれまで、どこに行っても良くならない多くの患者さんの施術を行ってきました。

 

それらの一部の患者さんからは、とてもありがたいクチコミコメントを頂いております。

 

カウンセリングをご検討の方は参考までにクチコミ内容をご確認ください。

 

 

また当院では全国から寄せられたお悩みに対してYouTubeでお答えしています。

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「どこに行っても良くならない痛みの相談室」もご覧ください。

どこに行っても良くならない痛みの相談室

当院に寄せられた痛みの相談についてお答えしています。また、ブログの内容も動画でお伝えしています。

 

まとめ(おわりに)

 

株式会社COCO 小川鍼灸整骨院

当院はJRおおさか東線衣摺加美北駅から徒歩4分です。

 

大阪市の平野区生野区東住吉区加美北、東大阪市の衣摺渋川町柏田、布施あたりの方で、ジャンパー膝の痛み、膝蓋靭帯炎 スポーツによる膝の痛みにお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。

 

はり筋膜リリース整体と同時に認知行動療法を施術に応用していています。

 

小川鍼灸整骨院大阪市の南東、大阪市と東大阪市の境目、平野区加美北8丁目にある鍼灸整骨院です。   

 

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当院の患者さんは、平野区生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺にとどまらず、他府県からも来院されています。

 

参考文献

 

三波三千男,中川泰影:ジャンパー膝.最新整形外科学大系,第13巻.10章発育期の膝疾患、スポーツ障害.中川書店,1999,p.204-208

 

原 賢二:ジャンパー膝の機能的評価と鍼治療の効果に関する研究.筑波大学大学院人間総合科学研究科スポーツ医学博士論文、2013.

 

宮本 俊和:スポーツ障害・外傷に対する鍼通電療法- 周波数の違いによる臨床の実際 -.日本東洋医学系物理療法学会誌,41 巻2 号,pp9-6、2016).

 

福原 隆志 他):成長期サッカー選手に対するストレッチング指導の効果.理学療法科学, 25 巻 6 号 p. 861-865,2010.

 

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