はじめに
小川鍼灸整骨院のブログです。
今回は五十肩の痛みと関節可動域が筋膜リリースで改善したプロダンサーのAさんを報告します。五十肩の痛みについてお困りの方はぜひ参考にしてください。施術を受けてどんな風に治っていくのかが、グラフのようにイメージできると思います。
ブログの内容
・患者さんについて
・施術と結果
・なぜよくなったのか
・おわりに
小川鍼灸整骨院は大阪市の平野区と生野区にまたがる南巽地域でおすすめの整骨院、あなたにいちばん近くの整骨院を目指しています。
患者さんについて
Aさん: 51歳 女性 職業 プロダンサー
主訴:右肩関節の痛み
Aさんは5ヵ月ぐらい前から痛みがあり、骨に異常があるのではないかと思い整形外科を受診しました。五十肩の診断のもと、初診時に関節注射を行ったり、炎症止めの薬をもらっていましたが効果なく、
その後の受診で「自分で頑張って動かすように」と言い渡されました。
しかし、自分ではできないと感じて来院しました。
施術と結果
施術回数は合計8回です。
筋膜リリースと可動域訓練を週に2回、4週間継続しました。
肩関節周囲と肩甲骨周囲の筋膜に筋膜リリースを行いました。可動域訓練も同時に行いました。
動きにくかった関節は日常生活に問題無いレベルまではすぐに動きましたが、ダンスの動きに影響ない程度になるまでに時間がかかりました。しかし概ね満足できる結果が得られました。
施術メニューはこちら↓↓↓
五十肩に関する当院の治療法、過去のブログは
こちら→http://www.korikori.com/blog/gojyuugatanosejyutu/
なぜよくなったのか
ポイントは、
1)治療への動機が高まった
2)なぜ筋膜リリースが必要なのかについてスムースに納得できた
4)自宅での可動域訓練も積極的に取り組んでもらえた
の3つです。
初診時のAさんの痛みは比較的早い時期に軽減しましたが、問題はダンスに必要な動きを取り戻すことでした。Aさんが治療に求めるのは正にここなのです。
その動きが得られるためには、実際のダンスの動きを行い、画像で左右の違いを確認しながら施術を行いました。この方法がAさんの納得を引き出して積極的に施術に参加頂けた、つまり治療への動機は高まったと考えます。
また施術の前にはなぜ筋膜リリースが必要なのかをしっかりと説明させてもらったのですが、Aさんはこの部分への同意(納得)が非常にスムースでした。
はじめて筋膜リリースを受けて頂く患者さんでは、筋膜リリースがどのようなものであるかが分りません。だから効果を実感するまでに時間が必要なことがあります。
プロダンサーであるAさんは、過去に筋膜リリースを受けたことがあり、治療のイメージができることや実際に効果を感じていたことから施術への導入と納得がスムースであったと考えられます。
私はこのような患者さんの治療効果が高まることを多く経験していますが、その理由は治療に対する信頼がはじめから備わっているためでしょう。
またAさんは自宅での可動域訓練も積極的に取り組んでもらえました。このことも回復が早かった要因と考えられます。
当院で行う治療は週に2回です。だから、それ以外の日にどれだけ自分で動かすことができるかが早く治るポイントになります。
整形外科では、経過観察という概念があり、基本的に予後良好(時間が治す)とされる疾患に対しては積極的に治療を行わないことが多いです。整形外科での五十肩治療はその典型です。
しかし、Aさんはプロのダンサーということもあり、特に肩関節が動くかどうかは仕事ができるかどうかの死活問題につながります。多くの整形外科医は患者さんの個人的な事情について、理解しながらも向き合ってくれることは少ないです。なぜなら非常に忙しいからです。
結果としてAさんは整形外科をあきらめて当院を受診することになりました。Aさんのように整形外科をあきらめて来院される患者さんは非常に多い(参考ブログはこちら)のですが、そのような患者さんのニーズに寄り添うことが当院のモットーです。当院のモットーとAさんのニーズが合致したこともAさんがよくなった1つの理由と考えられます。
五十肩の痛みでお困りの方は是非とも小川鍼灸整骨院にご相談ください。
遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。
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おわりに
大阪市の平野区、生野区、南巽界隈で、どこで治療を受けても良くならない 五十肩の痛み、可動域制限にお悩みの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。
鍼灸・筋膜リリース・整体と同時に認知行動療法を五十肩の施術に応用していています。
当院は大阪市の平野区と生野区の境目にある南巽・加美北地区、地下鉄(大阪メトロ)千日前線南巽駅1番出口から徒歩1分のところにある整骨院です。北巽駅ではなく南巽駅ですのでどうぞお間違えなくご来院ください。
当院の患者さんは、平野区、生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などから来院されています。
寿町、衣摺などから来院されています。
執筆担当は小川でした。
http://www.korikori.com/staff/
※内容につきましては、プライバシーに配慮して、話しの構造が変わらない程度に性別や年齢、職業、具体的な社会的背景などを加工しています。