はじめに
小川鍼灸整骨院のブログです。
今日は50歳以降の特に女性の方に多い変形性膝関節症という膝の痛みについて、その原因や対処法について報告させて頂きます。
ブログの内容は
・症状と原因
・対策
・当院にできること
・おわりに
・参考文献
です。
当院は予約制です。
ご予約や症状についてのご相談、お問い合わせは
で受け付けております。
遠方にお住まいの方には
①ZOOMによるカウンセリングもご利用いただけます。
②お近くの提携治療院を紹介することができます。
お気軽にご相談ください。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、平野区と生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸・整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
膝の痛みでお困りの方は気軽にご相談ください。
症状と原因
疫学的に変形性膝関節症は、中年以降の女性で肥満傾向にある方に発生しやすいとのこと。これぐらいの年齢の方で最近痛みが気になるという方は多いのではないでしょうか? 基本的には膝の内側に痛みを感じます。その痛みの特徴は、動作の開始時の痛みです。朝の起床時の第1歩がすごく痛いとか、椅子に座っていて立ち上がりしなに痛みを感じるとかですね。
症状が強くなれば、関節に水が溜ったり、関節を曲げていくと関節全体に張りを感じて関節が最後まで曲がらなくなってしまいます。
この痛みの原因は、関節の軟骨がすり減り、そのすり減った軟骨片(デブリス)が関節を包む関節包の内張である滑膜組織を刺激して、その滑膜組織で炎症を起こすことです。
また、この炎症は、滑膜組織に張り巡らされた毛細血管から血漿成分を放出させます。
ちょっと言い回しが難しいですが、このようにして関節に炎症が起こり、水分が溜ります。ここでいう水か血管からしみ出た血漿成分なんですね。
対策
対策としては、ダイエット・運動は基本です。しかし、これはなかなか実行できません。また、ダイエットすると必ず良くなるという保障もありません。
ただ、理論的には体重が軽くなると関節面にかかる負担は小さくなります。運動については関節を動かすことで関節液が軟骨からしみ出てきたり、痛みを感じにくくする仕組みが働いたりするという研究結果があります。だからできるなら実行する方がよいですね。
あと、筋力トレーニングが有効です。
SLR(ストレート・レッグ・ライジング)という運動が変形性膝関節症に効果的ということは、2000年ぐらいからいわれてきました。ここでも以前に紹介しています。
当院に出来ること
あなたの膝の痛みについて詳しく説明致します。必要ならば医師を紹介します。現在の痛みを小さくするように、鍼治療や筋膜リリースを行ないます。
筋膜の歪みによって膝の痛みだけでなく全身に痛みがある場合には整体も行ないます。
特に当院では、「病院を受診したけれども良くならない」とお考えの患者さんに対して、病院ではあまり行なわれない治療を行ないます。
もちろん、鍼治療や筋膜リリースもそうですが、変形性膝関節症の対してはローズマリーカンファーというアロマオイルを用いるマッサージを行なう事で痛みが軽減するという報告もあります。
当院では水を抜いてもすぐにまた水が溜ってくるとお困りの患者さんに上記のマッサージを行なっています。
おわりに
当院は予約制です。
ご予約や症状についてのご相談、お問い合わせは
で受け付けております。
遠方にお住まいの方には
①ZOOMによるカウンセリングもご利用いただけます。
②お近くの提携治療院を紹介することができます。
お気軽にご相談ください。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、平野区と生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸・整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
大阪市の平野区、生野区・南巽界隈で、膝の痛み、変形性膝関節症でお悩みの方は是非とも小川鍼灸整骨院にご相談下さい。鍼灸・筋膜リリース・整体などでみなさまの痛みを施術します。
当院は大阪市の平野区と生野区の境目、地下鉄千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにあります。当院へは平野区、生野区以外にも、東住吉区や東成区、八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などからも患者さんが来院されています。
参考文献
黒澤尚:変形性膝関節症と運動療法その効果の生物学的機序.順天堂醫事雑誌59 巻 (2013) 2 号,2013
柴伸昌他):変形性膝関節症に対する精油使用施術(マッサージ)の有効性について--外用消炎鎮痛剤を対照としたランダム化比較試験. 日本アロマセラピー学会誌,9(1)34-42,2010