何をしても改善しなかった肩こりの改善例【筋膜リリース 整体 平野区 生野区 南巽 小川鍼灸整骨院】

肩こり施術のイメージ

当院では肩こりなどのどこに行っても良くならない痛みの施術を得意としています。他の施術と当院の施術の違いには何があるのか?ブログで解説しています。

 

はじめに

 

小川鍼灸整骨院のブログです。

 

肩こり頭痛でお困りの方は多いですが、

 

どこに行けば楽にしてくれるのか、

 

どこでどんな治療をしてくれるのか?

 

よくわかりませんね。

 

このブログでは事例を通して、当院がどんな施術を行っているのかをお伝えします。

 

内容は以下の通りです。

・患者さんについて

・施術と結果

・なぜよくなったのか(当院の施術)

当院のクチコミ

・おわりに

・参考文献

 

問い合わせはこちら

 

当院は予約制です。

ご予約や症状についてのご相談、お問い合わせは

電話メール

で受け付けております。

 

遠方にお住まいの方には

ZOOMによるカウンセリングもご利用いただけます。

②お近くの提携治療院を紹介することができます

お気軽にご相談ください。

 

小川鍼灸整骨院大阪市の南東、平野区生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。

 

患者さんについて

 

53歳女性のMさんです。

 

パートに出ているMさんですが、肩こり頭痛が周期的にやってくるとのことでした。

 

肩こりの始まりが何歳の時からかを伺うと、子供の時の思い出話、両親との葛藤、若い頃の自分の苦労話などが肩こりの話と絡まり合って、芋づる式にいろんな話に進展しました。そのお話は、Mさんご自身が肩こりについてどのようにイメージしているのかを浮き彫りにしてくれます。

 

このやり取りの中で私は、Mさんが自分の健康をどのように考えているか、そして今お困りの症状である肩こり緊張型頭痛が現在のストレスや将来への不安とどんな風につながっているのかが見えてきました。

 

そして私は、Mさんにとっては痛みや肩こりの話とその周辺のお話しは切り離せないことなのかな?と感じました。

 

施術と結果

 

 

施術は筋膜リリース整体です。

 

特に背部から後頚部の筋緊張と硬結をみましたので、それらに対して足首から骨盤、骨盤から後頚部につながる筋膜をはがしていくように筋膜リリースを行ない、

 

股関節、脊柱、肩甲骨の可動域を大きくして筋膜をストレッチする整体を行ないました。

 

 

1回目、2回目の施術ではなかなか改善しなかったのですが、3回目以降に症状の軽減が見られました。それ以降、肩こりをなんとか自分でコントロールできるところまで軽減させることができました。

 

なぜよくなったのか(当院の施術)

 

Mさんは長年、いろいろな治療法を試してきましたが、どの治療を受けても最初は効いた感じがしたけどその後長続きしないとのことでした。

 

その理由を私は次のように考えます。

 

これまでMさんの治療を行なってきた治療者は、Mさんの身体に集中して治療を行なってきたからだということです。

 

身体だけに集中した治療は、たとえそれが筋膜リリース整体であったとしても一時的に楽になるだけでまた疲労は蓄積します。

 

疲労を解消するだけの治療であれば、筋膜リリース整体でなくともクイックマッサージでもよいと思うのです。

 

しかし、私は単なる筋膜リリース整体だけではなく、認知行動療法的なアプローチを用いてMさんが自分の肩・首に抱く肩こりに対して抱くイメージを変化させようとしました。

 

Mさんは非常にイメージを膨らましやすい性格のようです。映画が好きで小説が好き、美術館も大好きです。

 

Mさんはこのように、何かの世界観に飛び込み、その中でたくましく空想することが楽しいと話しました。

 

私の考察ですが、このような感性をお持ちの方は、対人関係においてもイメージを膨らませやすいのではないでしょうか?

 

 

このことがネガティブに働いてしまうと、対人関係において被害妄想を抱きやすくなったり、ストレスを感じやすくなると考えます。

 

肩こりのイメージも同じです。自分が痛みを感じた時に、右肩が下がっていることや骨盤が歪んでいることに意味を見いだし、つまりイメージを広げていって、実際よりも痛みを大きく感じ取ってしまう傾向にあると思います。

 

映画や小説の世界観に飛び込み、その中でたくましく空想することで作品を楽しむことと同じ作業です。

 

痛みとフリーダ・カーロ

フリーダ・カーロは著名なメキシコの民族画家です。彼女は多くの自画像を残していますが、その自画像はその時に感じている苦しみをダイレクトに表現しています。フリーダは非常に感性豊かです。それがゆえに彼女の痛みの表現も豊かだっと想像します。フリーダがもし当院にやってきたら、自分の人生の苦悩と痛みを雪崩のような勢いで話してくれるのでしょう。ヘイデン・エレーラ著)野田隆、有馬郁子訳):フリーダ・カーロ生涯と芸術.晶文社,113「折れた背骨」(1994),1988.

 

その事を説明してできるだけ肩こりの意識から遠ざかる、つまり、肩こりを意識しないように指導しました。

 

すると、Mさんは、「なんかわかったような気がする」といって、痛みをコントロールできるようになったのです。

 

痛みは自分のイメージによってつくられるから、意識を肩・首に向けないようにする。

 

このことが上手くできるようになったMさんは、肩こり頭痛を感じなくなったばかりか、治療を受けなくとも十分に生活できるようになりました。

 

Mさんご自身も私が行なう上記の解釈に同意してくれたのでここで紹介しました。

 

ただこの方法、どんな患者さんでも受け入れてくれるモノではありません。理論的にはそうだろうなと感じても、この理論を患者さんが「本当にそうだ!」と思えるかどうかが問題なんです。

 

「本当にそうだ!」と思えない、または思えるまでに時間がかかりそうな患者さんに対しては、筋膜リリース整体を行ない、会話を重ねながら信頼関係を構築していく必要がありますね。

 

その先にMさんが得られたような効果があると考えられます。

 

遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致しますのでお気軽にご相談ください。(但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。)

 

問い合わせはこちら

 

当院は予約制です。

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遠方にお住まいの方には

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当院のクチコミ

 

当院ではこれまで、どこに行っても良くならない多くの患者さんの施術を行ってきました。

 

それらの一部の患者さんからは、とてもありがたいクチコミコメントを頂いております。

 

カウンセリングをご検討の方は参考までにクチコミ内容をご確認ください。

 

 

おわりに

 

小川鍼灸整骨院

当院は大阪メトロ千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにある整骨院です。

 

大阪市の平野区生野区南巽界隈で、何をしても改善しない肩こりにお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。

 

はり筋膜リリース整体と同時に認知行動療法を施術に応用していています。

 

当院は大阪市の平野区生野区の境目にある加美北地区、地下鉄(大阪メトロ)千日前線南巽駅1番出口から徒歩1分のところにある整骨院す。北巽駅ではなく南巽駅ですのでどうぞお間違えなくご来院ください。

 

当院の患者さんは、平野区生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺にとどまらず、他府県からも来院されています。

 

※内容につきましては、プライバシーに配慮して、話しの構造が変わらない程度に性別や年齢、職業、具体的な社会的背景などを加工しています。

 

参考文献

 

金 外淑他):慢性痛のマネジメントに活かす認知行動療法.日本心身医学会雑誌,Vol. 58 No.4 pp327-333,2018 .

 

ヘイデン・エレーラ著)野田隆、有馬郁子訳):フリーダ・カーロ生涯と芸術.晶文社,113「折れた背骨」(1994),1988.

 

-どこに行っても良くならない痛み, 肩こり, 認知行動療法 マインドフルネス

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