根本的に治るためには?【大阪 平野区 生野区 南巽 ストレス 自律神経失調症 小川鍼灸整骨院】

根本的に治るためには

お困りの症状を根本的に治すためには、①身体の原因②神経の原因③脳の原因④生活環境の、4つの原因がどんな構造になっているのかを理解する必要があります。特に③と④が重要ですが、現代人はここが抜けていることが多いと思います。あなたはどうでしょうか?

 

はじめに

 

整形外科や整骨院、鍼灸や整体・・・いろんな治療を試したけれども良くならない、とお困りの方は非常に多く、当院にもたくさん来院されます。

 

自律神経失調症の方は特に多い印象です。

 

このような方々は、「治療を受けた後は少し楽に感じるけれどもまた痛みがぶり返す」とか、「根本的に症状を解決したい」と考えます。

 

今回は、いろんな治療を試したけれども良くならない、どこに行っても良くならない患者さんの特徴と、その原因、そして治りやすい人と治りににくい人について解説します。

 

自律神経失調症の方は必見です。

 

ブログの内容は

・どこに行っても良くならない患者さんの特徴(症状)

・単純ではない痛みの原因

・考えられる原因の構造

・治りやすい人

・治りにくい人

・根本的に治るためには?

・おわりに

 

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小川鍼灸整骨院大阪市の南東、平野区生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、日本で一番身近な整骨院を目指しています。自律神経失調症のお困りの患者さんも来院されています。

 

どこに行っても良くならない患者さんの特徴

 

 

あなたはいかがでしょうか?

以下のような傾向はありますでしょうか?まずは確認してみてください。

 

・症状の原因にこだわりたい

・原因を明らかにするために複数の医療機関を訪れた

・症状には波があり、日常生活はなんとかできている

・何が本当なのかがわからなくなってきた、

・几帳面で自分の方針はしっかりと定まっていることが多い

・曖昧なことが嫌い

ストレスについてあまり考えたことがない

 

単純ではない痛みの原因

 

「どこに行っても良くならない」

 

とお困りの方はそれと同時に、

 

「症状の原因がはっきりしない」

「原因にたどりつけていない」

 

とお困りです。

 

このようにお困りの方は、例えば下の図のように痛みの原因を自分が理解できるように単純なモデルとして知りたいと考えます。

 

単純モデル

この図は、痛みの原因を骨のズレとして骨のズレと単純に考えるモデルの図です。

 

しかし、その原因は骨がズレているとか、姿勢が悪いとか、筋肉が緊張しているとか、そういう単純なものではなく、

 

生活習慣やそれに伴うストレス、体にかかる負担、それが神経を介して脳に伝わり、脳で痛みを感じるなど、非常に複雑です。

 

例えば下の図のように、重労働を行う人では重労働が関節の痛みを引き起こす一方で、重労働の疲れが心理的なストレスにつながりそのストレスが筋肉を緊張させます。

 

関節の痛みや筋肉の緊張は神経を介して脳に伝えられますが、ここには、労働環境、身体、神経、脳が複雑に関係しているのです。

 

原因の構造

原因は関節の変形や筋肉の緊張だけではなく、環境としての重労働やストレスなど複数あるために、1つだけに対処しても根本的な解決にならず、痛みや症状がぶり返すことになります。

 

そのことを無視して、

 

「何らかの検査によって自分の異常が見つかるはずだ」と単純に考えてしまうと、

 

自分が納得できる原因にたどり着けないこと、イコール原因がわからないということになり、結果として自分が納得できる原因にたどり着くまで、複数の医療機関を渡り歩くことになります。

 

そして「原因が見つかった!」として治療を行い、よくなれば本当にそれはよいことですが(実際にあります)、よくならない場合もあります。

 

その場合に考えられることは、原因が1つではなかったということです。

 

原因が単純でないために、症状はなくならなず、また別の原因を探すこともよくあることです。

 

そこでするべきことは、

 

これだ!という1つの原因を探し出すのではなく(原因を単純に考えるのではなく)複数の原因を想定して、

 

それらの原因がどんな風に関係して症状につながっているのかを考えることです。

 

つまり、原因の構造を考えることです。

 

考えられる原因の構造

 

みなさんは身体に痛みを感じた場合、その部位に何らかの異常があると考えますね。

 

①身体の原因

肘が痛いときに、肘の中に痛みの原因を見つけようとするのは当たり前のことですが、原因はそれだけではないかもしれません。それだけの場合は治りやすいですが、長引く痛みはその他の原因が複雑に絡み合っていることもあります。

 

しかし痛みは、「その部位で感じる」のではなく脳で感じますので脳についても考える必要があります。

 

このように、考えるべきことは、痛みの部位も含めた以下の4つです。

 

あなたの痛みは、

 

①痛みの部位に原因がある

②痛みを伝える神経に原因がある

③痛みを感じる脳に原因がある、

そして、

④それらをつくりあげた生活環境

 

に原因があるかもしれないのです。順番に説明しましょう。

 

 

①痛みの部位に原因がある

この場合、医学的な検査で異常が見られます。例えば骨折などはレントゲンに写ります。また、血液検査の数値によって働きが悪くなっている臓器を見つけることもできます。

 

脛骨疲労骨折

スネの骨に起こった疲労骨折のレントゲン写真です。身体の原因がしっかりとある場合には検査で異常がみられます。

 

Rh陽性血液検査

リウマチを示す数値が異常に高いです。身体の原因は血液検査にもあらわれます。

 

②痛みを伝える神経に原因がある

神経は皮膚の感覚を脳に伝えたり、脳から筋肉や内臓を動かすための指令を送ります。

 

だから神経に異常があれば皮膚の感覚がおかしくなったり、筋肉が動かなくなったりします。

 

どの神経も役目が決まっていますので、専門家は症状から逆算してどの神経に異常があるのかを簡単に調べることもできます。

 

SLR検査陽性

坐骨神経痛のある患者さんは、足をまっすぐあげることで激痛を感じます。これは坐骨神経に原因があればみられる有名な検査法です。

 

③痛みを感じる脳に原因がある

さて、問題は脳に原因がある場合です。でも、勘違いしないでください。脳に原因があるといっても脳に病気があるということではありません。脳の働き方に問題があるのです。

 

脳は、過去の経験から学習します。また、過去の経験から感情を引き起こします。そして重要なことですが、脳は自律神経やホルモンを介して身体の働きを調節します。

 

例えば、

外気温度が下がって寒くなっても体温を維持するとか

食事の後に胃や腸がしっかり働かせるとか

戦いの前に緊張状態をつくりあげるとか、

夜になったら眠くなってお休みモードに入るとか、

そして、

過去の経験から自分をストレスから遠ざけるなど、

 

これらの多くは、無意識下で行われ、無意識下に症状と関係をもっています。

 

重要なことはこれらが「無意識下に」行われているということです。

 

無意識下に行われている(自覚できていない)ために、それが本当にあり得ることだと感じることもできないのです。

 

つまり、脳の原因について考えることが難しいでのす。

 

③脳の原因

脳の原因は自分で感じることが難しいことに加えて、第三者が指摘ににくいことも、気付きにくい理由になります。当事者の不安や生活背景にはたとえ治療者であっても簡単には踏み込めないのです。そこには信頼関係が必要になります。

 

④生活環境に原因がある

 

生活環境は痛みの原因として見落とされやすいです。なぜなら、その人にとっては当たり前のことだからです。

 

当たり前のことがいつの間にか身体の負担につながってきます。例えば、重労働に携わっている方の腰の骨はそうでない人よりも明らかに変形しているという研究結果があります。

 

これは重労働という環境がそうさせるのですが、当事者はそれが当たり前なので気付かないことも多いのです。

 

ストレスについてもそうです。

 

「これぐらいのストレスは誰にでもある、むしろ当たり前」と考える人は自分のストレスに気付いていない方が多いです。

 

ストレス女性

いつもイライラしているように見える人に「イライラしていますか?」と伺うと、少し不快な感じで「イライラなんてしていませんけど」と返答されるかもしれません。そのような方は自分のストレスに気付いていない、つまり、その状態が当たり前になっているのかもしれません。

 

治りやすい人

 

治りやすい人は、上記の①~④の原因の比率に特徴があります。その比率とは、③の脳の原因が少ない人です。つまり、①や②の原因が主な原因であるということです。

 

筋肉や骨などの身体の部位に痛みの原因があり、その痛みを脳に伝える神経が過敏になっているけれども、脳は過敏に反応していない場合です。

 

このような人の場合は、身体の部位や神経が治れば根本的に治ったということができます。

 

また治りやすい人は、③の脳の原因について理解することができて、それについて対処しようとすることができます。瞑想などを受け入れやすい人はこのタイプの人です。

 

 

つまり、痛みが脳で感じるものであるということを理解して、身体の部位や神経が早く治るように注意を払いながらも、痛みを感じにくくするように、自分の脳を自分でコントロールできるのです。また、動くことに不安がないために積極的に運動しようとします。

 

このような人は怒りやストレスをコントロールすることも上手く、深く考え込まず、前向きでポジティブです。

 

しかし、不安があると、このようにはなれません。

 

治りにくい人

 

治りにくい人の多くは①または②ばかりに着目して、③や④を想定しない傾向にあります。

 

③の脳の問題については、自律神経失調症の人をあげることができます。このような方は自分のストレスに気付いていないか、気付いていてもうまくコントロールすることができません。

 

そのために、脳の原因が解消できないので治りにくいと考えられます。

 

また、生活習慣病は文字通り生活習慣に関係する病気ですが、④の自分の生活環境の原因に気付けない人が慢性化してしまいます。言い方を変えますと、わかっていても生活習慣を変えられないのです。

 

このような方も治りにくいと考えられます。

 

そして治りにくい方の特徴は不安が強いということです。不安が強ければ、ネガティブになります。

 

不安に巻き込まれて、③脳の原因について意識することもできなくなります。

 

不安と腹痛

不安を感じると腹痛や下痢を起こすことがあります。過敏性腸症候群といますが、ストレスなどと関係があります。しかし、自分のストレスを上手くコントロールできない方はなかなか治りにくいのです。

 

根本的に治るためには?

 

根本的に治るためには、まずご自身の原因について①~④までしっかりと整理をすることです。そして、まずは不安を解消しましょう。

 

そのためには、それぞれの原因の専門家に相談するのがよいでしょう。

 

例えば、腰や肩、首、膝などの身体の関節の痛みが数年間治らないような場合、①と②については整形外科を受診しましょう。

 

③については心療内科もよいですが、少し受診のハードルは高いですね。

 

実は④については専門家はいるのですが、気軽に相談できる専門機関はあまりありません。

 

③と④については心理カウンセラーが良いかもしれませんが、心理カウンセラーも専門性がたくさんあって、痛みに特化したカウンセラーを探すのは大変です。

 

しかしながら、私がお会いしてきた多くの患者さんは、

 

整形外科にも数件行ったけど良くならない、

 

心療内科にも行ったけど良くならない

 

ペインクリニックで注射をしたけど良くならない

 

とお困りの方々でした。

 

上記のように医師に相談しても、何をしても解決できない場合は是非とも小川鍼灸整骨院にご相談ください。

 

どこに行っても良くならない患者さんは①から④の原因について整理できず、そのために上手く対処もできていないことが多いのです。

 

当院では整形外科や心理学、社会学、心身医学を学んだ鍼灸師・柔道整復師がしっかりとお話をお伺いして

 

あなたの痛みの原因の構造について丁寧に解説致します。

 

そしてもちろん、施術も行います。

 

院長のプロフィール

 

遠方で来院できない方には、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。

 

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おわりに

 

小川鍼灸整骨院

当院は大阪メトロ千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにある整骨院です。

 

大阪市の平野区生野区南巽周辺でどこに行っても良くならない症状や自律神経失調症でお悩みの方、根本的に治したいけど治らない痛みでお悩みの方は是非とも小川鍼灸整骨院にご相談下さい。

 

小川鍼灸整骨院は大阪市の平野区生野区の境目にある南巽加美北地区、地下鉄千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにあります。北巽は一つ手前の駅です。北巽ではなく南巽で下車してくださいね。

 

鍼灸・筋膜リリース・整体や、認知行動療法的なかかわりを用いてみなさまの痛みを施術します。

 

当院へは平野区生野区以外にも、東住吉区や東成区、八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などからも患者さんが来院されています。

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小川 貴司(おがわ たかし)

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