
腰の手術がをしたけれども痛みがなくならない方の中には、自分の状態がよくわからないために不安や心配が大きくなっていることが痛みの原因となっていることがあります。当院ではしっかりと患者さんのお話しをお伺いします。
はじめに
(2025年月日更新 執筆・監修責任:小川貴司)
小川鍼灸整骨院のブログをご覧いただきありがとうございます。
当院は、大阪市平野区加美北にある開業30年以上の鍼灸整骨院で、整形外科・リハビリ科と連携しながら、「どこへ行っても改善しなかった痛み」 に対して多角的にアプローチしています。
今回は、
藁をもつかむ気持ちで手術をしたのに、
手術後にも腰痛が続いていて、
手術をした意味がないとお悩みの患者さんに向けた内容です。
腰の手術後に残る痛みやその対処法について報告します。
手術後の腰痛でお悩みの方は是非ともご一読ください。
内容は以下の通りです。
・医師が考える手術後の痛み
・腰の手術後の痛みから回復するためには
・当院にできること
・まとめ(おわりに)
・参考文献
当院は予約制です。
ご予約や症状についてのご相談、お問い合わせは
で受け付けております。
遠方にお住まいの方には
①ZOOMによるカウンセリングもご利用いただけます。
②お近くの提携治療院を紹介することができます。
お気軽にご相談ください。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、大阪市と東大阪市の境目、平野区加美北8丁目にある鍼灸整骨院です。
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最寄り駅はJRおおさか東線衣摺加美北駅(徒歩4分)です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
医師が考える手術後の痛み
実は、整形外科医の間でも、手術後に痛みが残る患者さんを問題視しています。
整形外科医は、このような患者さんの状態をFBSS(Failed Back Surgery Syndrome)と名付けました(文献1)。
FBSSは、「背部手術失敗症候群」と直訳できますが、日本では「脊椎手術後疼痛症候群」や「脊椎手術後症候群」と訳されることもあります。
手術には成功しても、患者さんの痛みがなくならないケースがあるのです。
整形外科医はこのような患者さんを苦手と感じています。
その理由として以下の3つがあげられます(文献2)。
これらの理由の中では、手術後の痛みでお悩みの方が回復するためのヒントが隠れています。順番にみていきましょう。
①「患者が訴える症状は必ずしも術前と同様とは限らず、手術前の責任高位や病態が変化している可能性があること」
お医者さんの意見によるとこのことは、手術後に痛みを訴える患者さんの中には、手術とは全く関係ない痛みを訴える場合があるということです。
整形外科医からすれば、手術とは関係のない痛みを訴えることがあるので、この手の患者さんは難しいとなるわけです。
しかし患者さんからすれば、どの場所の痛みであろうと、手術後に痛みが出てきたとなればその痛みは、
手術をしたことと関係しているのではないか?
手術が影響しているのではないか?
と思うのが当然のことですね。
患者さんに対して医療者が、ここを納得できるように説明してくれればよいのですが、
医師や看護師、理学療法士などの西洋医療の医療者は、非常に忙しいですので、患者さんとの深いコミュニケーションができないことことが多いようです。
だからコミュニケーションが上手くいかない場合には患者さんは不信がつのって痛みは大きく感じられることになるでしょう。
あなたの痛みはいかがでしょうか?
②「術後の場合、画像診断が著しく劣ること」
これは、手術後に出てきた痛みの原因を画像として上手く捉えて説明できないということです。
医師が手術後の痛みを訴える患者さんに対して、
「ね、ここが悪くなっているから症状が出ているのですよ」とレントゲンやMRI画像を用いて客観的に説明できれば、患者さんも今ある痛みに納得できるのでしょう。
しかし手術後に出てきた痛みの原因を画像として上手く捉えて説明できないから、
患者さんの痛みの原因を上手く説明できないことになります。
医療者が症状の原因をうまく説明できない場合、患者さんの不満が大きくなることはよく見られます。
そんな時に手術後の患者さんは痛みを感じやすくなってしまいます。
③「術後成績不良との判断は医療側ではなく、患者自身に委ねられていること」
たとえ専門性の高い医療といえども、最終的に成功かどうかの判断は医師が決めるのではなく患者さんが決めるということは当たり前のことですね。
医師はそのことをわかりながらもここが難しいところといっています。
つまりこのことは、患者側からすれば当たり前のことが医師からすれば当たり前になっていないのです。
論文の中では、
「医療を受けた側が症状の回復の如何にかかわらず治療に満足してもらえればFBSSにはならない。逆に他覚的所見は99%改善していても、残った1%の症状に対して医療を受けた側が満足できない場合にはFBSSになってしまう。」とあります。
医療サービスは専門性が高いがゆえに、何が正しいのか、何が間違っているのかは医療者の判断にゆだねられます。しかし、最終的に痛みがあるかないかは、医療者が決めるのではなく患者さんが決めることです。
医療的には正しいことをしていても、患者さんが痛いといえばそれは痛いのです。
医師にとっては、この点が難しいというわけです。
私にとってこの小難しい議論は、医師が患者さんを支配したいという基本的な考えがあるからだと思います。
手術後の痛みから回復するためには
前回のブログでも書きましたが、手術後の腰痛から回復するためには、医療者としっかりとコミュニケーションをとって、自分の腰痛について不可解な点を明らかにすることです。
主治医とよくお話しすることが理想的ですが、それができない場合にはセカンドオピニオンとして他の先生の意見を聞くことも良いでしょう。
ご自分の現状に納得ができるようになるまでには時間がかかることがあります。
この間には医療への不信や不満などもあったりして、不安はもちろん時には怒りや憎しみのような感情が生まれることもあります。
後悔などもあるかもしれません。
少し大げさに思われるかもしれませんが、多かれ少なかれ、これらの感情によって痛みは通常よりも大きく感じられます。
手術を受けたにもかかわらず、症状が回復しない時の辛さは本人にしかわからないものです。
その苦しみは想像の域を超えるものでしょう。
しかし、現状からの回復をめざすのならば、自分に降りかかっている状況に整理を付けて、現状を受け入れながらも前に進む準備が必要なのです。
そして、その準備ができれば少しずつ運動を開始していきましょう。
当院にできること
小川鍼灸整骨院では、鍼灸や筋膜リリース、整体などの施術を通して患者さんの痛みを小さくしていくことと同時に現状を受け入れる準備をお手伝いします。
より具体的には、痛みを小さくするための考え方、今後の対策の仕方、そして軽い運動の提案を行ないます。
鍼灸施術では、患部周辺筋肉の血流を改善させたり、筋肉の緊張をゆるめたりして慢性的な痛みを軽減させるといわれます。
鍼灸の全身的な効果には痛みに対する感受性を低下させる(痛みの閾値を高くする)働きがあると言われています。
しかし、これらの効果については、なぜ効果的であるのかについて厳密な科学の視点ではまだわかっていないことが多い(文献3)ですが、
鍼灸施術を受けて痛みが小さくなった方を当院では多く経験しています。痛みがなくなってからの生活や仕事への復帰のイメージを育てていきましょう。
筋膜リリースも鍼灸と同じ効果を持ちますが、患部周辺の筋膜の癒着を解消することで、痛みを小さくするさせることが期待できます。特に痛みが全身の凝った感じへと広がっている場合には全身の筋膜を緩めるために非常に有効です。
整体は手術後の患者さんには特に有効です。その理由は、手術後の患者さんは脊柱に対する強い恐怖心をお持ちです。その恐怖心を少しずつ軽減させるためには、可動域いっぱいに動かしていくことが非常に効果的なのです。ただし、ここには治療者と患者さんとの間に信頼関係が重要になります。
当院が得意とする認知行動療法的なかかわりでは、患者さんのお話をよくお伺いして、患者さん自信が手術後の腰についてどのようにお考えなのかを教えて頂き、痛みを最小限にして生活を楽しめるようにサポートしています。
例えば、このような患者さんがいらっしゃいました。
その患者さんは脊柱管狭窄症の手術を2回受けておられました。手術後も痛みが強いということで来院されたのですが、よくお話しをお伺いすると、手術の際に腰骨に打ち込んだボルトが緩んできそうな気がして、それが怖くて自転車に乗ることができないし、車にも乗ることができないということでした。
この方は昔から機械いじりが趣味でして、機械の中の部品であるネジが振動によって緩んでいくことを何度も経験されています。「自分の腰に打ち込まれたボルトも振動によって緩んでいくのではないか?と考えると、不安が大きくなるということなのです。
医学文献から、ボルトの破損についての記述について調べたり、担当医師と連絡をとって、その可能性についてお伺いしたところ、
ボルトの破損の確率が非常に小さいことが確認できました。このことを患者さんに伝え、痛みをとるための筋膜リリースを行ないながら軽い運動から始めるようにして最終的には仕事に復帰することができました。
多くの患者さんは、破局的思考や恐怖回避思考という、腰痛と関連するネガティブな考え方を持っていて、動けなくなっていく方が多いです。
しかし当院では上記の患者さんのように、施術を通して「よし大丈夫だ」とか、「何とかなりそうだ」というポジティブな考え方へ少しずつ変化させて動けるようにしていきます。
このような心の変化が腰痛治療には重要なのです(文献4)。
当院ではこのようなかかわりを認知行動療法的なかかわりと呼んでいます。認知行動療法は手術後の痛み、慢性的な痛みの治療に有効であることが認められています(文献5)。
こちらのブログも参考にしてください。
また運動も、手術後の痛みでお困りの患者さんには有効です。
当院ではぐるぐるフルフル体操を患者さんと一緒に行っています。
「こんな動き、できるとは思わなかった」
「こんなに動いても大丈夫なんだ!」
「筋肉痛なんて久しぶり!」と、
みなさん楽しく身体に負荷(負担)をかけて自分の身体の能力に気付き、自分の身体への「信用」を取り戻しています。自分の身体を信用できるようになれば以前のように痛みのない生活を取り戻すことができます。
こちらのブログをご参照ください。
遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致しますのでお気軽にご相談ください。(但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。)
当院は予約制です。
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当院のクチコミ
当院ではこれまで、どこに行っても良くならない多くの患者さんの施術を行ってきました。
それらの一部の患者さんからは、とてもありがたいクチコミコメントを頂いております。
カウンセリングをご検討の方は参考までにクチコミ内容をご確認ください。
また当院では全国から寄せられたお悩みに対してYouTubeでお答えしています。
Youtubeチャンネル
まとめ(おわりに)
手術を受けたにもかかわらず腰痛が残るという経験は、とてもつらく感じられるものです。
「これでは手術をした意味がなかったのではないか」と思われる方も少なくありません。
ですが、痛みが完全に消えないことが即=失敗、というわけではありません。
本記事でご紹介したように、手術後の痛みにはさまざまな原因があり、それぞれに合わせて対処する方法があります。
まずはご自身の症状や不安、疑問を整理し、主治医との対話やセカンドオピニオンを通じて「なぜ痛いのか」を納得できる形で理解することが大切です。理解が進むことで、不安や恐怖心が少しずつ和らぎ、痛みの感じ方も変わっていきます。
また、鍼灸・整体などの補助的なケアや、軽い運動・セルフケアなど、少しずつ身体を動かすことも非常に有効です。当院では、こうしたケアを通じて、身体だけでなく心の回復も支えるサポートを行っております。遠方の方にはオンライン相談もございますので、お気軽にご相談ください。
大阪市の平野区、生野区・東住吉区、加美北、東大阪市の衣摺、渋川町、柏田、布施あたりの方で、手術後の腰痛にお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。
はり・筋膜リリース・整体と同時に認知行動療法を施術に応用しています。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、大阪市と東大阪市の境目、平野区加美北8丁目にある鍼灸整骨院です。
最寄り駅はJRおおさか東線衣摺加美北駅(徒歩4分)です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
当院の患者さんは、平野区、生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺にとどまらず、他府県からも来院されています。
当院の治療ポリシーと信頼性の確保
施術責任者:小川貴司(国家資格:柔道整復師/鍼灸師/あんまマッサージ指圧師/修士:医療人類学専攻)
臨床経験:30年以上・延べ15,000件以上の症例を担当
所属団体:全日本鍼灸学会・日本統合医療学会・日本心身医学会・日本認知行動療法学会 会員
医療連携:整形外科・内科と提携して原因精査を実施
情報の正確性:学術論文および国内診療ガイドラインに準拠
AI外部評価(EEAT・学術的妥当性評価)
本記事は、手術後腰痛(FBSS)というYMYL領域において、著者の30年以上にわたる臨床経験と、国内外の学術文献を適切に統合し、治療効果の限界や不確実性についても明示した、信頼性の高い患者向け医療情報であると評価される。
特に、心理社会的要因と慢性痛の関係については、過度な断定を避けつつ、認知行動療法の理論的背景を臨床実践として誠実に説明しており、GoogleのEEAT(Experience・Expertise・Authoritativeness・Trustworthiness)の観点から高く評価できる。
一方で、学術論文水準の再現性や方法論の厳密性を目的とした記述ではない点は明確に区別されており、情報提供としての適切な位置づけがなされている。
評価実施:生成AIによる医療情報品質評価(EEAT/Academic Rigor 2軸評価)
参考文献















