腰痛は薬で治るのか?【大阪 平野区 生野区 南巽 鎮痛剤 ロキソニン 小川鍼灸整骨院】

腰痛は薬で治るのか?

腰が痛くて鎮痛剤を利用したけど効かないという方は多いです。腰痛に対して薬は本当に効くのでしょうか?当院ならば薬の代わりに以下のような施術を行います。ご参照ください。

 

はじめに

 

小川鍼灸整骨院のブログです。

 

腰痛で整形外科を受診すると必ずといって良い程にお鎮痛剤を処方されます。ロキソニンやカロナールなどは有名なお薬ですね。

 

それで症状が改善すれば全く問題ないのですが、多くの方が、満足せずに当院にやってきます。

 

副作用もある薬物療法ですが、実際にはどれぐらい効果があるのでしょうか?今回のブログでは、医学論文を参考にして腰痛で治るのかを考えたいと思います。

 

ブログの内容は

・腰痛で処方される主なの種類

 ①非ステロイド性消炎鎮痛剤

 ②筋弛緩

 ③抗うつ

が本当に効くのか?を調べる方法

腰痛に対するの効果

・当院での施術

・おわりに

・参考文献

 

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小川鍼灸整骨院大阪市の南東、平野区生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、日本で一番身近な整骨院を目指しています。

 

腰痛で処方される主な薬の種類

 

腰痛で整形外科を受診した際によく処方されるのは、非ステロイド性消炎鎮痛剤・筋弛緩・抗うつの3種類です。それぞれがなぜ処方されるのか、そしてその効果について解説しましょう。

 

 

①非ステロイド性消炎鎮痛剤

腰痛について、痛みの原因はまだはっきりとはしていませんが、概ね椎間板や椎間関節という部分が加齢変性(老化)を起こして、そこに分布する神経が刺激を受けていると考えられています。

 

 

最近では、組織を修復するために伸びた血管とともに痛みを感じる神経が新しくできてくるということも確認されています。

 

ここで生じているであろうと考えられる炎症に対して炎症を抑えるとして消炎鎮痛剤が処方されます。

 

②筋弛緩薬

上記のように椎間板や椎間関節に痛みが生じたり、痛みが長期に渡ると、周囲の筋肉の緊張が続き、筋肉は血流障害を起こします。

 

そして血流障害は慢性的な痛みに繋がり、その痛みはまた筋肉を緊張させるのです。

 

 

つまり、ここでは痛みの悪循環が起こっています。この悪循環を断ち切るために筋肉を緩めるのが筋弛緩です。

 

③抗うつ薬

慢性的な痛みを感じる人の多くはうつ傾向にあるとされています。

 

 

またうつ傾向の方の多くは何らかの慢性的な痛みを持っているとされています。

 

このようにうつ傾向と慢性的な痛みはコインの裏表と表現されるほどです。このことは痛み全般に言えることですが、腰痛はその典型例です。

 

この事実は腰痛を専門に扱うお医者さんならば常識となっていますが、社会通念や患者さんへの配慮などからこのことはあまり大きくは報じられていません。

 

例えば次のような論文は参考になると思いますのでチェックしてみてください。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspc/24/1/24_16-0029/_pdf/-char/ja

腰痛 心理 論文

「【結論】慢性腰痛患者の痛みの破局思考に関連する因子として,不安・抑うつとストレス対処能力が重要である可能性が示唆された.」

 

このように、一部の慢性腰痛の患者さんは、うつ傾向や心の状態が関係していると考えられていますので、抗うつが処方されるのです。

 

薬が本当に効くのかを調べる方法

 

が本当に効くのかなんてどうやって調べるのでしょうか?実はすごくわかりやすい方法があります。

 

それはRCTと呼ばれる方法です。実験的に設定された2つの患者さんのグループに対して、片方には本物の薬、もう片方にはニセモノの薬を処方します。そして、薬の効果が本物とニセモノの間で違いがあるのかを比べる方法です。

 

 

この方法は、治療効果を検討する医学研究の中では最も信憑性が高い(質が高い)とされています。

 

RCTで研究された論文を更にまとめた日本の研究者の研究論文では以下のような結果が報告されています。

 

腰痛に対する薬の効果

 

結論だけいいますと、

 

・非ステロイド性消炎鎮痛剤は急性腰痛(ぎっくり腰)の患者さんには効果があり、慢性腰痛には効きにくい

 

・筋弛緩は急性腰痛(ぎっくり腰)の患者さんには短期的には効果があり、血流は改善されるけれども症状を軽減させる程でもなさそう

 

・抗うつは慢性腰痛に効果的だけれど、副作用が強いということでした。

 

 

しかし、実際の患者さんの中には研究結果の通りに効果を感じることができない患者さんはたくさんいます。

 

理論と現実問題は必ず一致しないということは何においてもよくあることですが、医療の現場でも本当によくあることです。

 

当院での施術

 

当院では腰痛の原因をできるだけ明確にして、患者さんの痛みが軽減する最短ルートを考えます。

 

 

そのために物療法が適切と考えられる場合には医師を紹介します。

 

しかし多くの患者さんは

 

「すでに医療機関を受診して薬も服用したけれども良くならない」

 

という患者さんです。そのような患者さんに対して当院では、腰痛の原因が関節の炎症にあると考えられる場合は鍼施術を積極的に行います。

 

 

また、筋肉の血流が悪くなって筋肉に重くだるい痛みが出ていると考えられる場合は針施術やマッサージ・筋膜リリース・ストレッチとしての整体を行います。

 

 

そして、ストレスなどが腰痛と関係している場合には認知行動療法的なかかわりを行い、症状に対する不安や心配を小さくするように努めています。

 

 

の種類にいろいろあるように、当院の施術の方法もいろいろ種類があります。

 

当院では、現在の症状を少しでも軽減させるためにどんな施術が一番ふさわしいのかを、患者さんと話し合って一緒に選ぶようにしています。

 

 

当院の施術によって、お鎮痛剤で良くならなかった腰痛患者さんが数回の施術で改善してます。

 

お困りの方は是非ともご相談ください。

 

 

遠方で来院できない方には、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。

 

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おわりに

 

小川鍼灸整骨院

当院は大阪メトロ千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにある整骨院です。

 

大阪市の平野区生野区南巽近辺で薬や鎮痛剤が効かない腰痛、原因の分らない痛みでお悩みの方は是非とも小川鍼灸整骨院にご相談下さい。

 

鍼灸・筋膜リリース・整体・認知行動療法的なかかわり・カウンセリングなどでみなさまの痛みを施術しながら、みなさまの心と身体に対する気付きを促していきます。

 

小川鍼灸整骨院は大阪市の平野区生野区の境目にある南巽・加美北地区、地下鉄千日前線南巽①出口から徒歩1分のところにあります。北巽は一つ手前の駅です。北巽ではなく南巽で下車してくださいね。

 

参考文献

 

井口 哲弘他):腰痛に対する薬物療法のEBM.日本腰痛会誌,11 (1) , 85~91,2005.

 

酒井義人他):慢性腰痛症に対するEperisone Hydrochloride(ミオナール)の効果―Randomized Controlled Trialによる腰背筋血流への影響―.日本腰痛学会雑誌.13 巻 1 号 p. 96-103,2007 .

 

腰痛診療ガイドライン2019改訂第2版

 

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小川 貴司(おがわ たかし)

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