
Uさんは60歳で膝の痛みを感じました。鍼治療が良く効いたので報告します。
(2026年4月10日更新)
この記事の執筆・監修 ポリシー
小川貴司
柔道整復師 / 鍼灸師 / あんまマッサージ指圧師
医療人類学修士(身体症状と心理社会要因の研究)
臨床経験30年以上
症例数15,000件以上
所属学会全
・日本鍼灸学会
・日本統合医療学会
・日本心身医学会
・日本認知行動療法学会
医療連携:整形外科・内科と提携して原因精査を実施
情報の正確性:学術論文および国内診療ガイドラインに準拠
はじめに
小川鍼灸整骨院のブログです。
原因なく膝に痛みを感じて、整形外科を受診したことがある方は多いでしょう。
そのほとんどは変形性膝関節症と診断されるものの、湿布と鎮痛剤のみを処方されるだけで治療的なことは何もしてもらえません。
時には膝の関節注射をすすめられますが、
その注射でも改善しないとお困りの方に多く出会います。
今回は、整形外科を受診すれば上記のようなパターンにおちいると想像できる膝痛の患者さんが4回の鍼施術で改善したので報告します。
内容は以下の通りです。
・変形性膝関節症とは
・患者さんについて
・施術と結果
・なぜよくなったのか
・おわりに
・FQA(よくある質問)
・参考文献
当院は予約制です。
ご予約や症状についてのご相談、お問い合わせは
で受け付けております。
遠方にお住まいの方には
①ZOOMによるカウンセリングもご利用いただけます。
②お近くの提携治療院を紹介することができます。
お気軽にご相談ください。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、大阪市と東大阪市の境目、平野区加美北8丁目にある鍼灸整骨院です。
院長は30年の臨床歴を持ちます。
整形外科・リハビリ科と連携しながら、「どこへ行っても改善しなかった痛み」 に対して多角的にアプローチしています。
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最寄り駅はJRおおさか東線衣摺加美北駅(徒歩4分)です。
当院はあなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
変形性膝関節症とは
日本人を対象とした大規模調査では、60歳以上の人の8割程度が変形性膝関節症であるというほどこの疾患は一般的なものです(文献1)。
変形性膝関節症の痛みの特徴は、関節の内側の痛みと動き始めの痛みです。
ひどくなってくると、関節の中に水がたまります。
こちらのブログをご参照ください。
変形性膝関節症は進行すると、下の画像のように関節は変形してきて、動く範囲も小さくなってきます。
そして、長い距離も歩けなくなります。運動量が減ることや痛みのせいで太ももの筋肉も痩せてきます。そのために、「膝崩れ」といいまして膝に力が入らなく、ガクッと膝折れしてしまうこともよくあります。
変形性膝関節症は痩せ形の人よりも肥満傾向にある人の方がなりやすいというのが疫学的にわかっています(文献2)。
患者さんについて
患者さんはUさん(60歳 女性 職業:飲食店勤務)です。
左膝の痛みで来院されました。以前より膝に力が入らずに、カクっとが崩れる感じがあり、今回の膝の痛みは2日前の仕事中に力が抜けてガクッとなりそれから痛みを感じるとのことです。
関節の痛みで筋肉がやせてバランス感覚が悪くなり、日常生活に支障をきたすような状態をロコモティブシンドローム(文献3)といいますが、
Uさんにもその傾向がありました。
Uさんは自分の膝の痛みについて次のように考えていました。
「私は、太っている人しか膝の痛みは出ないと思っていて、自分は痩せているから大丈夫と思っていました。だからなぜ自分に痛みが出たのかわからない。仕事中にぴーんと電気が走ったのでびっくりしました。お風呂に入る習慣がないために膝が冷えてきたのか?とも考えます。」
施術と結果
鍼施術を4回(2週間)
痛みは10から1になりました。

Uさんは4回の鍼施術で10の痛みが1に軽減しました。
1回目の施術では、その直後から歩くのが楽になったと話してくれました。変形性膝関節症について説明するとUさんは、老化が基盤にあるという説明に対してショックを受けておられました。
2回目の施術時には何かの拍子に膝がガクッとなり痛みを感じると話し、まだ完璧ではないと不安気でしたが、痛みは10から4に下がりました。
3回目の施術時に痛みは2まで下がりました。膝の痛みは小さくなったけれども頭痛もするし、気分も悪いと話しました。どうもストレスがたまりやすいご様子ですが、それについての自覚はなさそうでした。
4回目の施術時には、「膝の痛みは1まで下がりほぼ問題ないけれども、体調が悪い。これまでの持病が吹き出てきた」と表現されたましたので、以降は月に1回程度、体調を整える鍼施術を行うようにしました。
そしてロコモティブシンドロームへの対策として、ランジスクワットも行うように指導しました。
なぜよくなったのか
Uさんの痛みは、安静時の痛みはなく、動き始めに少し痛みがある程度でした。
歩くときの痛みもそれほど強くありません。正座もできます。押さえて痛みがある部位は関節の内側でした。また、Uさんの体型はやせ型です。お話しを聞いていると、膝に対する不安もあるようでした。
Uさんの痛みは比較的小さいものですが、Uさんにとっては膝崩れ現象が一番の問題だったと思われます。
また健康に対する不安を感じやすいUさんは、体調不良も感じやすいようです。だから、膝の痛みが小さくなっても、いろいろな痛みを訴えられました。
このようなUさんに対して鍼施術を行ったのですが、その効果は次のように現れたと私は解釈しています。
①局所の鍼が患部の血流を改善させて炎症を早く治めることに役立った(文献4)。
②鍼施術により、下行性抑制という仕組みが働き、脳で痛みを感じにくくなった(文献5)。
それに加えて、
③筋肉不足で膝痛や膝崩れが出現することに納得ができ、それに対してランジスクワットが対策になることなど、
これまで不可解であったことが腑に落ちたことも痛みが改善した要因と考えられます。
当院では上記のように一人ひとりの患者さんの状況を把握して、痛みや苦痛の原因を掘り下げて、丁寧に施術するようにしています。
遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致しますのでお気軽にご相談ください。(但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。)
当院は予約制です。
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遠方にお住まいの方には
①ZOOMによるカウンセリングもご利用いただけます。
②お近くの提携治療院を紹介することができます。
お気軽にご相談ください。
当院のクチコミ
当院ではこれまで、どこに行っても良くならない多くの患者さんの施術を行ってきました。
それらの一部の患者さんからは、とてもありがたいクチコミコメントを頂いております。
カウンセリングをご検討の方は参考までにクチコミ内容をご確認ください。
おわりに
大阪市の平野区、生野区・東住吉区、加美北、東大阪市の衣摺、渋川町、柏田、布施あたりの方で、膝の痛み・変形性膝関節症にお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。
はり・筋膜リリース・整体と同時に認知行動療法を施術に応用していています。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、大阪市と東大阪市の境目、平野区加美北8丁目にある鍼灸整骨院です。
最寄り駅はJRおおさか東線衣摺加美北駅(徒歩4分)です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
当院の患者さんは、平野区、生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺にとどまらず、他府県からも来院されています。
※内容につきましては、プライバシーに配慮して、話しの構造が変わらない程度に性別や年齢、職業、具体的な社会的背景などを加工しています。
参考文献
文献1
文献2 原雄人 他):変形性膝関節症の疫学調査 -主として発症要因について-.整形外科と災害外科,1989 年 38 巻 2 号 p. 930-932
文献3
文献4
文献5









