はじめに
(2025年10月22日更新 執筆:小川貴司)
小川鍼灸整骨院のブログをご覧いただきありがとうございます。
当院は、大阪市平野区加美北にある開業30年以上の鍼灸整骨院で、整形外科・リハビリ科と連携しながら、「どこへ行っても改善しなかった痛み」 に対して多角的にアプローチしています。
今回は、
「もう5年も、手首の痛みを抱えている…」
「どこで治療を受けても改善しない…」
そんな方にぜひ読んでいただきたい症例をご紹介します。
5〜6年前から続いた右手首の痛みを、わずか3回の治療で「ペインスケール10→1」に改善することができたケースです。
「長年良くならなかった」からこそ、多くの方にとってまるで“諦めかけていた”こともあるかもしれません。
でも、治るイメージが持てたとき、人の身体には確かな変化が起きています。
今回はその流れを、患者さんの背景・施術内容・なぜよくなったのかを丁寧にお伝えいたします。
内容は以下の通りです。
・患者さんについて
・施術と結果
・なぜよくなったのか
・まとめ(おわりに)
・参考文献
当院は予約制です。
ご予約や症状についてのご相談、お問い合わせは
で受け付けております。
遠方にお住まいの方には
①ZOOMによるカウンセリングもご利用いただけます。
②お近くの提携治療院を紹介することができます。
お気軽にご相談ください。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、大阪市と東大阪市の境目、平野区加美北8丁目にある鍼灸整骨院です。
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最寄り駅はJRおおさか東線衣摺加美北駅(徒歩4分)です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
患者さんについて
Bさん:35歳 男性 職業 会社員(海外勤務)
主訴:右手首の痛み
Bさんは5~6年前から右手首の痛みを感じるとのことでした。
原因については、
「はっきりわからないけど、ヨガをするときに手で身体を支えた際に手首の痛みを感じたのでヨガが原因かもしれない。」
と話しました。これまでは痛みに変化はなく、痛くなったり楽になったりを繰り返しているそうです。
今回、コロナウイルスパンデミックの影響で帰国。この際手首をしっかりと見てもらおうと来院されました。
Bさんは今までに整体院にも通って手首の痛みを施術してもらったけれども、良くならなかったために途中で施術をやめたこともあると話してくれました。
手関節の状態については、腫れや可動域制限はありません。動かした時の痛みもありません。手関節の異常を見つけるためのいろんなテストも行ないましたが、異常らしい異常はみられませんでした。
辛うじて見つけた所見は手関節の小指側を押えると痛みがあるということです。本人様は手をついて荷重したときに痛みがあり、この手首の痛みに再現性があると話します。
異常が見当たらないからといって、Bさんの痛みが軽症かというとそうでもありません。Bさんはこの原因がわからない痛みに5年間苦しめられてきました。
原因が全くわからないということで、初日は治療を行なわず、原因を追求するために、提携している整形外科へ紹介しました。
検査の結果は「尺側手根伸筋腱炎」の疑いということで、痛みのある部分にステロイドの注射を受けました。
でもBさんは、「5年もの間、腱鞘炎が一定の状態で維持されるでしょうか?それに注射が効かなかったので腱鞘炎ではないと思う」と話しました。
確かに、紹介先の医師とも話しましたが尺側手根伸筋腱炎も、原因が分らないので消去法として付けられた病名とのことでした。
注射の後も痛みに変化はなかったために当院で鍼施術を受けて頂くことになしました。
施術と結果
低周波鍼通電療法を3回行いました。
当院での鍼施術1回目の際には、上記のように
「考えられる原因を全て考えましたが、どれもはっきりと原因と言えるものはないので、僕の方法に任せてもらえますか?」
とお断りをはさんで、
「考えられるのは手首の痛みがBさんの中で大きくふくれあがっているということです」と説明しました。
この私の説明に際して、Bさんといろいろお話ししました。
Bさんは当初、
「いや、自分の痛みは確かにある。不意の動作の時に痛みを感じるだけで、四六時中痛いということはないけど、この痛みのせいで行動が制限されることがとにかく嫌なんです」と話しました。
しかし私はその事も全部理解した上で、
「鍼施術は痛み感覚を小さくする効果があります。それに加えて、痛みの事を全く考えないようにしてみて、脳から痛みの存在をなくしてしまう期間を作ってみませんか?」
と提案してみました。
Bさんは、「正直言って懐疑的」と自分の意見を述べながらも、その方法に同意して鍼施術を受けて下さいました。
施術メニューはこちら↓↓↓
手首の痛みは2回目時点で10から5、3回目時点で5から1になりました。
最終的に3回の治療で手首の痛みは10から1となりました。
今回の治療効果について、何が効いたのかを断定することはできませんが、5年間続いたBさんの手関節の痛みは確かになくなりました。
なぜよくなったのか
ポイントは3つです。
1つは鍼施術の鎮痛効果によって痛みを感じにくくなったことです。人間には痛みを感じにくくする下行性抑制というしくみが備わっていますが、鍼施術はその下行性抑制を促す働きがあるとされています。
また手関節の小指側の神経を刺激することで、局所的な鎮痛効果が得られたということも考えられます。
もう一つは、5年間続いた手首の痛みを初めて医療機関を受診して、専門家に診てもらった結果、大事には至らないと安心できたことが考えられます。
手関節に何があるのか分らない、いつ痛み出すか分らない状況では、自分の手関節を信用することはできません。
そうなると、意識が手関節に集中して痛みに敏感になってしまいます。このことは精神交互作用として以前にもブログで紹介させて頂きました。
精神交互作用についてはこちら
↓↓↓
今回は「大丈夫なんだ」という保証を私から受け取り、意識を手関節に集中することをやめることができたために痛みが小さくなった可能性もあります。
実際にBさんは
「鍼が効いたのか、注射が効いたのか、仕事をしていないのが良かったのか、よくわからないけど、とにかくこんなに痛みがないのは久しぶり。長期間手首の痛みを感じていたので普通の感覚がよく分らなくなっていたけど、これが普通なんだと思えるようになった。」
と話して下さいました。
そして最後に、ステロイドが効果を表わした可能性です。これも全く否定できませんね。
当院では、まず、痛みの原因を徹底的に追求します。必要に応じて医療機関への紹介も致します。
それでも原因が特定できない場合には、問題や心の問題、時には社会の問題にまで幅広く考えて、施術を行ないます。
結果として、なぜ効果が表われたのかが明確にならない場合もありますが、原因の追及よりも痛みの解消を第一と考えて施術を行ないます。
このような施術は、どこに行っても良くならなかった患者さんに効果があります。
遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致しますのでお気軽にご相談ください。(但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。)
当院は予約制です。
ご予約や症状についてのご相談、お問い合わせは
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遠方にお住まいの方には
①ZOOMによるカウンセリングもご利用いただけます。
②お近くの提携治療院を紹介することができます。
お気軽にご相談ください。
当院のクチコミ
当院ではこれまで、どこに行っても良くならない多くの患者さんの施術を行ってきました。
それらの一部の患者さんからは、とてもありがたいクチコミコメントを頂いております。
カウンセリングをご検討の方は参考までにクチコミ内容をご確認ください。
また当院では全国から寄せられたお悩みに対してYouTubeでお答えしています。
Youtubeチャンネル
まとめ(おわりに)
長年にわたる手首の痛みが、たった3回の施術で改めて軽くなるという経験――これは、決して“魔法”ではなく、適切なアプローチとご本人の意識変化が重なった結果です。
今回ご紹介した患者さんも、原因が明確でなかったために「どこに行っても良くならない」という不安を抱えられていました。私がまず行ったのは「痛みをまず小さくする」こと。そして「痛みを気にしない期間をつくる」というアプローチでした。
手首の痛みを抱えている方は、どうしても「また痛くなるかもしれない」と意識がその部分に集中してしまい、身体も心も硬くなってしまうことが少なくありません。そんなときこそ、まずは外側のアプローチ(鍼・通電・体の調整)を入れつつ、内側の意識変化を促すことがとても大切です。
もし、「良くならない…」と感じておられたなら、どうか諦めないでください。整形外科紹介や診断も視野に入れつつ、鍼灸整骨院の活用、そして「痛みを感じない日常を取り戻す」というゴールを明確にしてみてください。
大阪市の平野区、生野区・東住吉区、加美北、東大阪市の衣摺、渋川町、柏田、布施あたりの方で、 にお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。
はり・筋膜リリース・整体と同時に認知行動療法を施術に応用しています。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、大阪市と東大阪市の境目、平野区加美北8丁目にある鍼灸整骨院です。
最寄り駅はJRおおさか東線衣摺加美北駅(徒歩4分)です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
当院の患者さんは、平野区、生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺にとどまらず、他府県からも来院されています。
当院の治療ポリシーと信頼性の確保
施術責任者:小川貴司(国家資格:柔道整復師/鍼灸師/あんまマッサージ指圧師/修士:医療人類学専攻)
臨床経験:30年以上・延べ15,000件以上の症例を担当
所属団体:全日本鍼灸学会・日本統合医療学会・日本心身医学会 会員
医療連携:整形外科・内科と提携して原因精査を実施
情報の正確性:学術論文および国内診療ガイドラインに準拠
参考文献
石田治:尺側手根伸筋腱炎.整形外科大系,第15巻B,手関節手指Ⅱ第11章,p99-103,中山書店,2007.
川喜多健司:鍼灸刺激による鎮痛発現の機序-ポリモーダル受容器から脳内オピオイドまで-.医学のあゆみ,vol 203,No6,pp455-458,2002.













