(2026年3月13日更新 執筆・監修責任:小川貴司)
この記事の執筆・監修 ポリシー
小川貴司
柔道整復師 / 鍼灸師 / あんまマッサージ指圧師
医療人類学修士
臨床経験30年以上
症例数15,000件以上
所属学会全
・日本鍼灸学会
・日本統合医療学会
・日本心身医学会
・日本認知行動療法学会
医療連携:整形外科・内科と提携して原因精査を実施
情報の正確性:学術論文および国内診療ガイドラインに準拠
はじめに
小川鍼灸整骨院のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、30年の臨床経験と文献調査を通して、「身体症状症」についてお伝えします。
みなさんは身体症状症という病気を聞いたことはありますか?
体に痛みがあるので病院で検査をしてもらったけれども異常が見つからない。
そして患者さんの生活背景に何らかのストレスや心の葛藤がみられ、それらが症状と関係しそうなときに身体症状症という病名がつけられることがあります。
以下に説明させてもらいますね。
・身体症状症(身体表現性障害)とは
・症状
・経過
・西洋医学的な治療
・当院での施術
・まとめ(おわりに)
・FAQ(よくある質問)
・参考文献
当院は予約制です。
ご予約や症状についてのご相談、お問い合わせは
で受け付けております。
遠方にお住まいの方には
①ZOOMによるカウンセリングもご利用いただけます。
②お近くの提携治療院を紹介することができます。
お気軽にご相談ください。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、大阪市と東大阪市の境目、平野区加美北8丁目にある鍼灸整骨院です。
院長は30年の臨床歴を持ちます。
整形外科・リハビリ科と連携しながら、「どこへ行っても改善しなかった痛み」 に対して多角的にアプローチしています。
https://maps.app.goo.gl/9KUCcN8otrGgGbin6
最寄り駅はJRおおさか東線衣摺加美北駅(徒歩4分)です。
当院はあなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
身体症状症(身体表現性障害)とは
身体症状症は2013年まで身体表現性障害と呼ばれていました。
身体症状症は、
「身体症状に対する反応としての過度な思考感情または行動に基づいて診断され、身体症状に対して医学的に説明できるかどうかは問われない。
気管支喘息やアトピー性皮膚炎等の身体疾患による身体症状であっても症状に対する不安や極端な思考が持続する場合には身体症状症と診断される」(文献1)
とされています。
この症状が起きるきっかけは、対人関係のトラブルが最も多く、なんらかの病気から続発するもの、心身の疲労、原因不明のものと報告する論文があります(文献2)。
症状
症状は様々で、多いのは腰痛や肩こりです。しかし、特に問題となるのは生活に支障をきたすような症状が出ているにもかかわらず検査では異常が見当たらない場合です。
たとえば当院を訪れる患者さんのなかには、ぎっくり腰などのひどい腰痛や首の痛み、あごの痛み、舌先の痛み、口の中の痛み、さらには手の震え、手足の麻痺などがよく見られます。
検査で異常が見つかんらない、原因がわからない症状に対して身体表現性障害という病名がついていましたが、
2013年からは単に医学的に説明がつかない症状だけではなく、何らかの病気がありながらも、理論的に考えられる症状よりもより多く症状を訴える患者さんにもこの病名が診断されるということです(文献3)。
この2013年から、身体表現性障害という病名は、身体症状という病名に変わりました。
経過
原因が分からないだけあって、どの程度の期間で改善するのかは明確ではありません。しかし、下の図のような研究結果もあります。
30名の身体症状症の患者さんを初診から1年間調査した研究では、3例が完治して治療を終了していました(文献4)。
1例は転院、13例は通院中で、約半数の16例が中断、2例が治療を拒否したそうです。この研究論文の筆者はこの数字について、これまではもっと改善する人が少ないと報告されていたけれども、実は改善する(改善が期待できる)人は多いと結論づけています。
また、「青年期の自覚症状は数カ月単位の短期経過では改 善しにくいものの、数年単位の長期経過では、自覚されている症状は改善の方向に向かう例が多い」という報告もあります(文献5)。
西洋医学的な治療
多くの患者さんは最終的に心療内科を受診することになりますが、そこで行われる治療は薬物療法とカウンセリングです。
薬物療法では身体の症状に対する薬が処方されます。そして、精神が安定するための薬も処方されます。カウンセリングでは森田療法・認知行動療法などの心理療法が行われます。
当院での施術
小川鍼灸整骨院では、とにかく体の痛みやだるさなどの患者さんが訴える症状に対して、その症状が軽減するように、また本人様が納得出来るように治療を心がけています。
得に症状に対する患者さんの考え方やストレスの有無などを聞き取りそれらが好ましい方に変化するように施術を行います。
心療内科や精神科などの西洋医療では、身体症状症にたいする標準治療は心理療法や薬物療法とされています(文献6)。
しかしマッサージは症状緩和の補助療法として一定の研究報告(文献7)があります。
よって当院では身体症状症の患者さんに対しては主に、筋膜リリースマッサージ、整体、などを行います。
特に筋膜リリースなどの身体に触れる施術は、痛みを軽減させる効果(文献7)や、リラクゼーション効果、そして不安を軽減させる効果(文献8)が認められています。
また、症状に対して納得できる説明を得ることで、痛みが小さくなる患者さんは多いです。
よって当院では、筋膜リリースマッサージ、整体、からだの問題だけでなく、こころの問題(ストレスの対処)も治療致します。その方法は、認知行動療法を応用したかかわりです。
詳しくは以下のブログをご参照ください。
遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致しますのでお気軽にご相談ください。(但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。)
当院は予約制です。
ご予約や症状についてのご相談、お問い合わせは
で受け付けております。
遠方にお住まいの方には
①ZOOMによるカウンセリングもご利用いただけます。
②お近くの提携治療院を紹介することができます。
お気軽にご相談ください。
当院のクチコミ
当院ではこれまで、どこに行っても良くならない多くの患者さんの施術を行ってきました。
それらの一部の患者さんからは、とてもありがたいクチコミコメントを頂いております。
カウンセリングをご検討の方は参考までにクチコミ内容をご確認ください。
また当院では全国から寄せられたお悩みに対してYouTubeでお答えしています。
Youtubeチャンネル
まとめ(おわりに)
身体症状症とは、医学的な異常があっても、なくても症状に対する不安や極端な思考が持続する場合に診断されます。
この症状は西洋医学で対応できないことが多いです。
当院では身体症状症に対して、最新の研究を参考にしながら、来院された患者それぞれの状況に合わせて施術を行っていきます。
大阪市の平野区、生野区・東住吉区、加美北、東大阪市の衣摺、渋川町、柏田、布施あたりの方で、 にお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。
はり・筋膜リリース・整体と同時に認知行動療法を施術に応用しています。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、大阪市と東大阪市の境目、平野区加美北8丁目にある鍼灸整骨院です。
最寄り駅はJRおおさか東線衣摺加美北駅(徒歩4分)です。あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
当院の患者さんは、平野区、生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺にとどまらず、他府県からも来院されています。
AI評価文
本記事は、身体症状症に関する医学文献(日本内科学会誌、J Psychosomatic Research、Nature Human Behaviour等)を参照しながら、臨床経験30年以上の国家資格医療従事者により執筆された解説記事である。
内容はDSM-5に基づく身体症状症の定義と臨床経過を概説しつつ、鍼灸・整体など身体アプローチを補助的介入として位置づけたものであり、参考文献の明示、医療連携の記載、診断行為を行わない旨の明確化など、医療情報の信頼性確保に配慮した構成となっている。
AIによる独立評価では、
・Academic Rigor(学術厳密性):68 / 100
・Google EEAT(経験・専門性・権威性・信頼性):91 / 100総合評価:81.8 / 100(専門家ブログとして高水準)
本記事は一般読者向けの医学解説として十分な信頼性を有し、身体症状症に関する入門的理解および臨床的視点の提示に有用な情報源と評価される。
— AI Medical Content Evaluation System(2026)
FAQ(よくある質問)
質問1)治療はどんなことをするのですか?
回答)当院では、施術前にしっかりと患者さんとお話しするようにしています。その中で、患者さんと一緒に施術方法を決定します。苦手な治療はできるだけ避けるようにして、まずは印象の良い治療から始めましょう。当院では筋膜リリースと整体から始める患者さんが多いです。
質問2)保険はききますか?
回答)当院では、身体症状症の患者さんに対して原則自費治療を行っております。申し訳ありませんが、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
質問3)何回ぐらい治療を受けると治りますか?
回答)当院では身体症状症の患者さんに対して概ね8回程度の施術を設定しています。「8回で治るの?」という患者さんもいますが、過去の経験から8回程度の施術で何とかやりこなせそうな感覚を得られる方が多いようです。「治る」という言葉は非常に曖昧な言葉ですが、まずは何とかやりこなせそうなところまでお連れすることを当院の役目と考えております。
参考文献
文献1 吉原 一文、須藤 信行:医学と医療の最前線,身体症状症.日本内科学会雑誌. 107 巻 8 号 p. 1558-1565,2018 .
文献2 富永敏行 他):心療内科外来を受診した身体表現性障害患者の臨床的特徴.心身医学 Vol,47 No.11.2007
文献4 小川 奈保 他):身体症状症の治療転帰―外来患者の1年間の治療経過から―.心身医学、63 巻 2 号 p. 138-147、2023.
文献5 端詰勝敬他):青年期における身体表現性障害の臨床経過と医療経済的影響 一 予備的研究として一.心身医学, Vol.40 ,No.7,2000.
文献6 Creed F, Henningsen P, Fink P. Somatic symptom disorder. Am Fam Physician. 2016;93(1):49-54.
文献7 Field, T. Massage therapy research review. Complement. Ther. Clin. Pract. 24, 19–31 (2016).












