小川鍼灸整骨院のブログです。
今日はヘバーデン結節の鍼治療についてです。
ヘバーデン結節とは、指の第1関節の痛みと変形のことですね。
変形性膝関節症に鍼治療を行うことは多いです。
変形性股関節症に鍼治療もまあまああります。
腰痛や頚部痛の原因が椎間板や椎間関節の変性にあるとした場合、これは立派な変形性関節症であり、これらに対して鍼治療を行う事は本当によくあります。
しかし、
同じ変形性関節症であっても、ヘバーデン結節に対して鍼治療を行うことはあまりありませんね。(私の経験ですが)
理由はいくつかあります。
①指先に鍼をするのは非常に痛いから。
②指の第1関節で荷重関節ではないために、他の関節と比べると比較的に痛みが軽く感じられるため。
③テーピングで固定するという比較的に簡便な方法で十分に対処できるため。
私がヘバーデン結節に対して鍼治療を行わない理由は主に上記のことからです。
特に治療においては、ヘバーデン結節に対してしっかりとテーピング固定を行うことで楽になるのです。
ここでまた、しかし、
私が治療者として考えていた常識とされる多くのことが、患者さんとの関わりの中で覆されてきました。
私はまだ、患者さんのヘバーデン結節に対して鍼治療を行ったことはありません。
しかし、他の変形性関節症同様に、ヘバーデン結節に対して鍼治療を行ってみてもよいかもしれませんね。
もし、希望がありましたら是非とも行ってみたいと思います。
その時の腕の見せ所は、できるだけ痛くないように施術することですね。
ヘバーデン結節(指の第1関節の変形と痛み)でお困りの方は小川鍼灸整骨院にどうぞご相談ください。
小川鍼灸整骨院は大阪市の平野区と生野区の境目、地下鉄千日前線①出口から徒歩1分のところにあります。