[階段昇降時に膝が痛い、膝蓋骨のひっかかり感、膝がゴリゴリする]
膝蓋大腿(PF)関節症とは
膝には2つの関節があり、1つは大腿骨と脛骨でつくられる脛骨大腿関節、いわゆる膝関節。
もう1つは大腿骨と膝蓋骨でつくられる膝蓋大腿(PF)関節があります。
膝蓋大腿(PF)関節が機能することで膝蓋骨は膝の曲げ伸ばし運動時、
接している大腿骨との間を滑るように上下に動きます。
膝蓋大腿関(PF)節症になると、関節の軟骨がすりへり、
その結果として変形や炎症による痛みが生じます。
原因
変形が起こる原因として主に2つあります。
1つは加齢変性による変形性関節症
2つ目は繰り返す膝蓋骨の脱臼、亜脱臼によって生じます。
加齢変性によって膝蓋骨の軟骨が削れ、その削りカスによって炎症が起きて、
関節部の骨棘(骨のトゲ)、変形が生じます。
また、膝蓋骨の脱臼がおこると関節面の噛み合わせが崩れ、一方に圧力がかかり、
軟骨がすり減り、二次的に関節の変形がおこります。
症状
症状として、膝蓋骨周囲の腫れと痛み、膝蓋骨のひっかかり感、
膝蓋骨を押すとゴリゴリするなどがあります。
また、悪化するとその痛みも強くなり、安静時にも痛みが出現してきます。
治療
膝蓋大腿関節症の治療は、まずは保存的治療が選択されますが、
効果がない場合には、手術によって症状の改善をはかることもあります。
保存療法でとられる内容
生活習慣の改善:姿勢・体重・身体の使い方など
運動療法:膝周囲筋の強化
薬物療法:消炎鎮痛剤の使用
装具療法:膝蓋骨が外側に移動するのを防ぐ
おわりに
『階段昇降時に膝が痛い、膝蓋骨のひっかかり感、膝がゴリゴリする』
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