皆様、こんにちは。
南巽駅近から徒歩一分にある小川鍼灸整骨院、
スタッフの川畑です(o^^o)
高齢者の転倒予防について3回目です!
前回は「②バランス能力」について書きましたね。
「バランス能力」が低下すると転倒につながることが分かったと思います。
では、バランス能力はどう評価するのでしょうか?
今回は具体例をあげて書いていきます。
バランス能力の評価方法
良く行われる評価方法には次の4つがあります。
①姿勢評価
②アップアンドゴー(TUG)テスト
③ファンクショナルリーチテスト
④開眼片脚立位テスト
①姿勢について
姿勢が悪いと負のスパイラルに陥りやすくなる為、注意が必要です。
姿勢が悪くなると可動域が悪くなり、動かさなくなり、
関節が固くなって動けなくなり、更に姿勢が悪くなります。
まずは現在の姿勢を知りましょう。
立位で正面、横向きなど向きを変えて姿勢を評価します。
拡大した方眼用紙を用いると、視覚的に姿勢の崩れが分かり易くなります。
次は、タッチアンドゴー(TUG)テストです。
②アップアンドゴー(TUG)テスト
①椅子に座った姿勢が開始肢位です。
開始肢位は背もたれに軽くもたれかけ、肘かけがある椅子では肘かけに手を置いた状態です。
肘かけが無い椅子では手を膝上においた状態とします。
②椅子から立ち上がり、3メートル歩いてコーンを回って、
再び椅子に座るまでの時間を測定します。
③「通常の歩行速度(安全で快適な速度)」で計2回測定します
(その前に、練習として1回実施、練習も合わせると計3回実施します)。
④本番2回のテストのうち、小さい値(速い時間)を採用し、
秒数の小数点以下1桁までを記入します(2桁目は四捨五入)
次は残りの評価方法
③ファンクショナルリーチテスト
④開眼片脚立位テスト
について書いていきます。