論文紹介:むち打ち損傷の治療について【交通事故 むち打ち 平野区】

はじめに

小川鍼灸整骨院のブログです。

 

小川鍼灸整骨院は大阪市平野区で開業する鍼灸整骨院です。

 

今回は、「むち打ち損傷患者の治療」という論文を紹介いたします。

 

この論文は日本良導絡自律神経学会雑誌という、鍼治療で自律神経を整える学会員である山崎敏子さんが、鍼を用いたむち打ち損傷に対する治療法について、新規会員(初心者)向けに書かれたものです。

 

担当はスタッフの川畑です。

http://www.korikori.com/staff/

 

 

 

内容

交通事故において頚椎むち打ち損傷は比較的良くみられます。

 

そんな頚椎むち打ち損傷患者に対し、どのような対応をとることが良いか本文中で述べてあります。

 

また、文中のEAPとは鍼通電療法のことで刺した鍼に電気を流す療法です。

 

 

頚椎むち打ち損傷初期であれば、安静の為に2週間入院する。

 

その後、ノイロメーターによる測定を行い調整点に銀粒を貼る。

 

辛い位置に体位を軽くとらせて、苦痛ポイントにEAPを行う。

 

全身のバランスを保つために、腕や足のツボにEAPを行う。

 

また上記に流れに沿って治療するにあたり、医者ならではの心得も書いてありました。

 

例えば、

筋肉弛緩剤、消毒鎮痛剤等の内服薬を服用させて、来院は1週2回程度にする。

 

測定して調整点に銀粒を貼った場合、次回測定の前日は必ず銀粒を除去して来院させる。

等です。

 

受傷後又は長期経過して全く首が回らない患者に対しては、疼痛部位にEAPを行うようです。

 

※ノイロメータ:良導絡機器を指し、被測定者の交感神経の状態(症候、未病状態、不定愁訴の原因、心の状態)を把握する機器。

 

当院の見解

当院でもむち打ち損傷に対し、鍼治療は有効だと考えており、患者さんの状態に合わせて最も適した方法を選択しております。

 

おわりに

大阪市の平野区、生野区界隈で交通事故によるむち打ち損傷の痛みでお悩みの方は是非とも当院にご相談下さい。当院は大阪市の平野区と生野区の境目、地下鉄千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにあります。

 

参考文献

 

山崎 敏子:むち打ち損傷の治療.日本良導絡自律神経雑誌,26巻,2号,70,1981.

https://www.jstage.jst.go.jp/article/ryodoraku1968/26/2/26_2_70/_pdf/-char/ja

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小川 貴司(おがわ たかし)

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