はじめに
小川鍼灸整骨院のブログです。今回はジョギングによる足関節の腱鞘炎と考えられる足の痛みが改善した事例(ペインスケールは10→0)について報告させて頂きます。
小川鍼灸整骨院は大阪市の平野区と生野区にまたがる加美北地域でおすすめの整骨院、あなたにいちばん近くの整骨院を目指しています。
事例
Sさん:28歳 女性 職業 公務員
主訴:右足関節の痛み
Sさんは1ヵ月前からジョギングを始めて、10日ほど前から痛みが出てきたと来院されました。ジョギングの頻度は週に3~4回。今回は本気でジョギングを継続しようと頑張っているとのことです。一時はジョギングをやめると痛みは小さくなっていましたがまた走ると足の痛みが強くなるそうです。今回が初めての足の痛みです。
施術と結果
施術は主に鍼治療と運動指導でした。
写真のようにこの部位に低周波鍼通電療法を行いました。炎症を抑え血流を良くして治癒機転を促進させました。
Sさんは鍼がはじめてで少し恐いと話しましたので、美容鍼用の鍼を持ち得気が得られるようにしました。通電では心地よさを感じるとおっしゃいました。
運動指導は、履いている靴への助言や症状を考慮した運動の継続を一緒に考えました。
施術の回数は週に1回を4回でした。
施術メニューはこちら↓↓↓
最終的には4回の鍼施術で痛みは0になりました。
途中、痛みが足関節の内側から外側やアキレス腱部にまで移動しましたが、運動の指導で上手く治ってくれました。
診立てと考察
動作開始時痛の足の痛みが最も辛く、仕事中にはその痛みを忘れることもあるそうです。でも、仕事帰りは必ず足の痛みが出てきます。足首まわりを押えていくと、内くるぶしの後方に痛みがみられました。夜に熱を持つような気もするそうです。
内くるぶし後方に圧痛があり、つま先立ちで痛みがあるということですのでした。この部位には後脛骨筋腱・長母指屈筋腱・長趾屈筋が狭い空間を平行して走っています。ここは内くるぶしを角として滑車のように方向を変えていますので、腱鞘炎が起きやすく、足の痛みが出やすい部位なのです。
またこの部分は、ガングリオンによって神経が圧迫されたり、中年以降にはホルモンバランスの変化によって滑膜炎を起こしたりすることもあるようです。
実際にSさんは治療期間中にアキレス腱部や内くるぶしにも痛みを訴えました。このことは、滑膜炎が広範にひろがったためだと考えられます。
その時々に必要な対処を行ない、痛みはすぐに引いてくれたのでよかったです。
足の痛みの治療では靴の指導も重要です。特に使いすぎが原因で起こる痛みは、クッションが固い靴によって足への負担が大きくなることがあります。長距離を歩く場合やジョギングは特にクッション性への配慮が必要になります。
今回Sさんが履いていた靴はクッション性が低かったので、ジョギングシューズの購入を勧めて履き替えてもらいました。
4回の鍼施術のうち、最初の治療が非常に効果的であり、その後は運動指導やクッションのよい靴へ履き替えたことが特に治療効果を高めたと考えます。
遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。
↓↓↓
http://www.korikori.com/?post_type=blog&p=3304&preview=true
費用:7000円/40分(対面・リモート共)
↓↓↓↓
現在、令和3年2月末日まで
リモートは2500円/40分、
対面は3000円/40分
となっております。
おわりに
大阪市の平野区、生野区界隈で、ジョギングによる足の痛みにお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。
鍼・筋膜リリース・整体と同時に認知行動療法をジョギングによる足の痛みの施術に応用していています。
当院は大阪市の平野区と生野区の境目にある加美北地区、地下鉄(大阪メトロ)千日前線南巽駅1番出口から徒歩1分のところにある整骨院です。北巽駅ではなく南巽駅ですのでどうぞお間違えなくご来院ください。
当院の患者さんは、平野区、生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などから来院されています。
執筆担当は小川でした。
http://www.korikori.com/staff/
当院はコロナウイルス感染に対応中です。「3つの密」に対する対策をしっかりと行っています。
http://wwwkorikori.com/blog/covid-19info/
※内容につきましては、プライバシーに配慮して、話しの構造が変わらない程度に性別や年齢、職業、具体的な社会的背景などを加工しています。