はじめに
小川鍼灸整骨院のブログです。
みんさんが病院やクリニックで医師の診察を受けると、医師はみなさんの病気の状態や治療の内容、今後どうなっていくのかについて説明をしてくれます。
しかし、その説明について理解できないとお困りの患者さんは非常に多いように思います。
医師は説明しているはずなんですけど患者さんには伝わらない、なぜこんなことになるのでしょうか?
みなさんが医師の説明を理解できなければ、診察を受けた意味がありませんし、無用な不安を抱えることにもなります。
今回は、医師の説明が理解できない(わかりにくい)原因を解説して、その対策をお伝えします。
内容は以下の通りです。
・原因①医学用語は難しい
・原因②医師が忙し過ぎて詳しく説明できない
・原因③丁寧に説明を受けたけどわからない
・原因④医師の説明が周囲から聞いた話が違う
・原因⑤そもそも原因がないので説明できない
・対策(医師に話すべき魔法の言葉)
・当院にできること
・おわりに
・参考文献
当院は予約制です。
ご予約や症状についてのご相談、お問い合わせは
で受け付けております。
遠方にお住まいの方には
①ZOOMによるカウンセリングもご利用いただけます。
②お近くの提携治療院を紹介することができます。
お気軽にご相談ください。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、平野区と生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸・整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、日本で一番身近な整骨院を目指しています。偏頭痛のお困りの患者さんも来院されています。
原因①医学用語は難しい
医師は素人に理解できない西洋医学を学んでいます。そして、医師が使う西洋医学の専門用語は素人には理解できません。
いわば、外国語のようなものですので、その言葉を知らない素人にはそもそも難しいのです。
ややこしいのは、同じ日本語なので聞き取りはできるけど、意味はわからないというところですこのために、「なんとなくわかるような気がする」となります。
医師は患者さんへの説明の際にはできるだけ医学用語を使わないように心がけていますが、専門用語を使わないと、話が複雑になってこれもわかりにくいことになってしまいます。
そもそも、素人にわかりやすく説明すること自体が難しいことなのですね。
原因②医師が忙し過ぎて詳しく説明できない
お医者さんは多くの患者さんを抱えているために、一人の患者さんに十分な時間をかけて説明することはできません。
そうなると、必要最小限のことだけ伝えようとします。そもそも難しい医学理論ですが、必要最小限だけを伝えることでは更に理解しにくくなるのですね。
原因③丁寧に説明を受けたけどわからない
患者さんが理解できるように時間をかけて説明してくれる非常に丁寧な医師もいます。しかし、それでもわからないことは多いです。
もしかしたらその医師は、時間をかけているだけで、外国語のような専門用語をかみくだいていない可能性があります。
それでは患者さんは理解できません。
また、患者さん側に原因がある場合もあります。
医師がかみくだいて説明したとしても、「先生のお話は難しい」と最初から患者さんの脳が話の理解を拒否している場合です。
また、診察場面ではなにかと緊張しますので脳が上手く働かなくなることもあります。
例えば医師から受ける説明について、
診察室の中で診察として聞く場合と、
リビングのこたつに足を入れながら普通の会話として聞く場合とでは、
全く同じ内容の話でもリビングで話を聞く方がきっとよく理解できると思います。
これは緊張がないからですね。
原因④医師の説明が周囲から聞いた話が違う
痛みや体調不良でお悩みの患者さんは症状を感じた時に、その症状についてネットで情報を集めたり、同じような症状でお困りの人に相談したりします。
自分の症状の原因は何か?
どんな治療や薬で治るのか?
なおるまでどれぐらいがの時間かかるのか?
専門の医師や治療家はどこにいるのか?
などについての情報を集めようとするのです。
そのようにして症状や病気のイメージができあがっていくのですが、そのイメージが医師の説明と合致しないことでお困りの方によく出会います。
自分で集めた情報が正しいのか?
それとも医師の説明が正しいのか?
これまで集めた情報をもとに、いろんな薬や治療法を試したりしてきた患者さんにとっては、
これまで得てきた知識や経験を捨てて、医師の説明を受け入れることに抵抗を感じる人も多いようです。(それはたとえ、自分が得てきた情報が間違えていたとしてもです)
医師の説明は医学的に(理論的に)正しいことがほとんどですが、
「医学的に正しいこと」と、
「あなたの症状を解決するための正解」が、
全く同じではないこともあるのです。
この問題は本当に難しい問題ですが。
原因⑤そもそも原因がないので説明できない
患者さんが感じる身体の異常が、医学的に説明つかないことはよくあります。この場合、医師は「検査では異常がありません」と言葉にします。
医師の仕事は医学理論をもとに病気(異常)を見つけて、その病気(異常)に対して具体的に治療を行います。
しかし、病気(異常)が見つからない場合、治療の仕様がないのです。
医師は「検査で異常がない」といいますが、あなたは間違いなく症状を感じるという場合です。
この場合、医師は症状について説明することができなくなります。
この状況は「医師の説明がわからない」ということではないかもしれませんが、原因が理解できないという状況においては同じことですね。
当院にできること
当院では、「医師の説明がわからない」と多くの患者さんから相談されます。
その際には、医学的な診断を行うことはできませんが、医師への相談の方法や解釈の方向性を一緒に考えることができます。
また、
「原因がわからないといわれた」、
「検査をしても異常がないといわれた」
とお困りの患者さんに対しては、鍼灸や整体、筋膜リリースではどのように対処できるのかについて詳しく説明しております。
お困りの方は一度ご相談ください。
遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。
当院は予約制です。
ご予約や症状についてのご相談、お問い合わせは
で受け付けております。
遠方にお住まいの方には
①ZOOMによるカウンセリングもご利用いただけます。
②お近くの提携治療院を紹介することができます。
お気軽にご相談ください。
おわりに
大阪市の平野区、生野区・南巽界隈で、頑固な肩こりにお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。
はり・筋膜リリース・整体と同時に認知行動療法を施術に応用していています。
当院は大阪市の平野区と生野区の境目にある加美北地区、地下鉄(大阪メトロ)千日前線南巽駅1番出口から徒歩1分のところにある整骨院です。北巽駅ではなく南巽駅ですのでどうぞお間違えなくご来院ください。
当院の患者さんは、平野区、生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などから来院されています。
参考文献
邑本 俊亮:患者-医師関係での認知心理学患者は医師の説明をどのように理解するのか.日本内科学会雑誌,100 巻 6 号 p. 1700-1704,2011.