ギックリ腰の心の原因③【ぎっくり腰 心の原因 不安 予測 大阪 南巽 整骨院】

小川鍼灸整骨院のブログです

 

前回までの小川担当のブログでは、ギックリの原因について、特に体の原因について書いてきました。

 

 

 

 

 

 

今回は心の原因についてです。

 

一度ギックリ腰ぎっくり腰)を経験された方は、ギックリ腰がどのようなものなのかおわかりですよね。

突然、予兆なくやってきたその痛みは、「恐怖」でしかありません。

 

その痛みを経験したことがある多くの患者さんは、

「二度とあの痛みを感じたくない!」

と強く感じるでしょう。それぐらい辛く、身動きがとれないからです。

 

さらに、二度となりたくないと強く思うあまりに腰の痛みに敏感になるようです。

ギックリ腰になるまではあまり問題として取り上げる事のなかった腰の感覚に対して敏感に反応するようになります。

 

例えば、

 

「いま、腰が抜けそうな感じがした‼️」

「動き始めにズキッと痛みを感じた‼️」

「ポキッと音が鳴った‼️」

「腰を伸ばすときに痛い‼️」

というような感覚に悩まされるようです。

またここから、

「これ以上動くときっと動けなくなる」

「歩きすぎると痛みがまた出てくる」

「固いイスに座ると立てなくなる」

「天気が悪いと調子が悪くなる」

 

というような、何らかの動作や条件がそろった時に痛みが出てくるという予測をするようになります。

 

多くの方は、「これ以上、無理はしないでおこう」と考えるようになり、自分の腰をガラス細工の壊れ物ののように扱う人すらいらっしゃいます。

 

自分の体に感じる痛みや関節の音、抜けそうな感覚は実際にご本人が感じている事実です。

 

しかし、これ以上動けない‼️と考えることは、上記の事実から想像されることであり、あくまでも予測なのですね。

 

前回のギックリ腰があまりにも痛かったので、想像(予測)がたくましくなっているという感じでしょうか。

つまり不安です。

 

こうして、不安を含んだ自分の中の腰痛観(ギックリ腰に対する自分だけのイメージ)はしっかりとできあがってくるのです。

 

患者さんが創りあげる腰痛観は、過去の経験という、事実が積み上げられたものであり、事実の積み上げという意味では、患者さんにとっては現実そのものであります。

 

よってこの腰痛観を否定することは誰にもできません。

 

それはたとえ、医師や治療者などの腰痛の専門家でも否定できないのです。

 

この腰痛観を否定するということは、その患者さんの腰痛を否定したり軽視したりすることにつながるのです。

 

だから、

ギックリ腰患者さんの心の原因にアプローチすることは本当に難しいことなのです。

 

小川鍼灸整骨院では、まずは体の原因にアプローチしながら、少しずつ心の原因にもアプローチしていきます。

具体的には、認知行動療法的なアプローチやマインドフルネスストレス低減法を利用したアプローチです。

 

大阪市市内、特に平野区、生野区、周辺でギックリ腰にお困りの方、

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