はじめに
小川鍼灸整骨院のブログです。
コロナ以降、ご自宅でテレワークを行う方は以前より増えていますね。当院でもテレワークで頚や肩の痛み、腰痛を訴える患者さんが増えています。
そこで今回はテレワークによって座ってる時間が長くなってしまったために生じたと考えられる腰痛の患者さんが1回の施術で改善した事例を紹介します。
内容は以下の通りです。
・患者さんについて
・施術と結果
・なぜよくなったのか
・おわりに
・参考文献
また当院では、
無料相談を受け付けています。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、平野区と生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸・整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
患者さんについて
Sさん: 30歳 女性 職業 会社員
主訴:腰痛
Sさんの腰痛は4日前のお昼から。今回の腰痛が人生はじめての腰痛だったそうです。特に腰の曲げ伸ばしで痛みを感じると教えてくれました。
Sさんは自分の腰痛の原因について、
テレワークで椅子に座っている時間が長くなってきているから?
リビングにある普通の椅子を使っているのでそれが体に合っていない?
腰の関節をよく鳴らすから?
猫背も関係する?
自然に治るような気もするけど・・・などと話してくれました。
初診時のSさんの腰痛を診察したところ、
安静時の痛みはなく、動作開始時の痛みもありません。
運動の痛みが左回旋時と腰の屈伸運動の時にありました。
押さえた時の痛みもありません。
ただ、痛みに対する恐怖心は少しあるようにみえました。
これらの所見から、筋膜の癒着や椎間板や椎間関節が関係するという仮説を立てて、筋膜リリースと整体を行いました。
施術と結果
筋膜リリースと整体を1回
1回目の施術の直後に腰痛は軽減して、伸びなかった腰が伸びるようになったと喜んで頂けました。
施術メニューはこちら
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なぜよくなったのか
Sさんはテレワークで椅子に座る時間が長くなったことをきっかけに腰痛を感じるようになりました。また実際には腰が伸びなくなっていました。この状態は筋膜の癒着を引き起こします。
更に、座っている状態で背中が曲がると骨盤は前に傾き、腰骨が後湾して、椎間板にストレスがかかって腰痛が出るとされるからです。
そこでSさんの腰痛治療として行った筋膜リリースの目的は、筋膜の癒着を剥がすことでした。
そして整体の目的は、股関節と骨盤の動きを改善させ、椎間板と椎間関節の負担を減らすこととしました。
癒着したと考えられる筋膜をはがし、股関節の動きをよくすることで骨盤を調整した結果、
Sさんは背中を伸ばして立てるようになりました。
施術は1回でその後また腰痛が出たらまた来院するようにと指導しました。
遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。
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おわりに
大阪市の平野区、生野区・南巽界隈で、テレワークによる腰痛にお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。
鍼・筋膜リリース・整体と同時に認知行動療法を腰痛の施術に応用していています。
当院では今回のSさんの施術のように、患者さんの腰痛のイメージや生活背景、実際の腰痛の原因をすべて考えて、効果が得られる施術を目指しています。
当院の患者さんは、平野区、生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などから来院されています。
当院は大阪市の平野区と生野区の境目にある加美北地区、地下鉄(大阪メトロ)千日前線南巽駅1番出口から徒歩1分のところにある整骨院です。北巽駅ではなく南巽駅ですのでどうぞお間違えなくご来院ください。
※内容につきましては、プライバシーに配慮して、話しの構造が変わらない程度に性別や年齢、職業、具体的な社会的背景などを加工しています。
参考文献
宇土 博:長時間座作業の腰痛予防対策について.産業衛生学雑誌,44 巻 Special 号 p. 225-,2002 .