はじめに
小川鍼灸整骨院のブログです。
中高年の女性や出産後の女性に多く見られる手首の腱鞘炎にドケルバン病があります。
今回はドケルバン病について解説します。
内容は以下の通りです。
・痛みの部位
・症状
・原因
・検査方法
・当院での施術
・おわりに
・参考文献
また当院では、
無料相談を受け付けています。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、平野区と生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸・整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
痛みの部位
ドケルバン病が起こる部位は、手首の親指の付け根です。専門的には、長母指外転筋と短母指伸筋の2本の腱が走っている部位です。
症状
母指を広げたり、動かしたりすると手首の母指側を感じます。またこの部位が腫れることもあります。
この痛みは、手首の母指側にある腱鞘(腱を包む鞘のようなもの)とそこを通過する腱の間で炎症が起こるためです。指を動かした時に腱鞘の部分で腱がこすれて痛みます。
原因
仕事や家事で手の使い過ぎ、パソコン等による母指の使い過が報告されています。
また、妊娠や出産後のホルモンの影響、育児による新生児の頭部の保持とも関係があると言われています。
検査方法
母指を握って手首を小指側に曲げて、印の部分に痛みが出るとドケルバン病を疑います。
Eichhoff(アイヒホッフ)テスト
(別名:フィンケルシュタインテスト変法)
当院での治療
当院では、仕事や生活を考えて、テーピングやサポーターなどで患部を固定しています。
しかし、主婦の方や産後のお母さんは日常で手を使う頻度が高く、装具やテーピングの利用は現実的でないことも多いです。
その様な場合は炎症を抑える効果があるローズマリーカンファーという精油によるオイルマッサージや鍼施術をお勧めしています。
遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。
↓↓↓
おわりに
大阪市の平野区、生野区・南巽界隈で、手首の痛みや腱鞘炎・ドケルバン病にお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。
当院は大阪市の平野区と生野区の境目にある加美北地区、地下鉄(大阪メトロ)千日前線南巽駅1番出口から徒歩1分のところにある整骨院です。北巽駅ではなく南巽駅ですのでどうぞお間違えなくご来院ください。
当院の患者さんは、平野区、生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などから来院されています。
参考文献
1)上羽 康夫:手 その機能と解剖,金芳堂,1996
2)別府 諸兄(他):de Quervain病. 最新整形外科学大系,第15巻B, 11章腱鞘炎, 中川書店,p.92-95(1999)