
マレットフィンガーは第一関節の骨折や靱帯損傷により、指が伸びなくなった状態のことです。指の先にボールが当たることで起ります。マレットとは木槌(きづち)のことだそうです。治療には時間がかかります。以下に説明します。
はじめに
(2026年2月17日更新 執筆・監修責任:小川貴司)
小川鍼灸整骨院のブログをご覧いただきありがとうございます。
当院は、大阪市平野区加美北にある開業30年以上の鍼灸整骨院です。
整形外科・リハビリ科と連携しながら、「どこへ行っても改善しなかった痛み」 に対して多角的にアプローチしています。
今回は、30年の臨床経験と文献調査を通して、少年野球でよくみる突き指、「マレットフィンガ―」についてお伝えします。
ボール競技で、ボールをとろうとしたときに、指をケガしてしまうことはよくあります。
いわゆる突き指ですが、突き指でも骨折を伴うものや、靭帯損傷だけのものなど様々です。
事例を通して解説します。
内容は以下の通りです。
・患者さんについて
・マレットフィンガーとは
・マレットフィンガーの治療について
・まとめ(おわりに)
・参考文献
当院は予約制です。
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患者さんについて
野球の練習で突き指をしてしまったT君のお母さんからお電話がありました。

電話では、「ボールが指先に当たって突き指をした。腫れもある。動かすと痛い。これ、骨折してるの?病院行ったほうがいい?先週の土曜日に怪我したけど、日曜の試合にはなんとかして出たの。次の週末の試合には出てもいい?」
この手の質問は小学生の患者さんとその親御さんに本当に多いです。
その質問の時に一緒に送られてきた画像がこれです。

右の人差し指が伸びていません。
私は話を聞いて次のように答えました。
「指先からボールが当ったら第1関節に痛みが出ることが多いです。それは骨折してる可能性もあるから一応病院でレントゲンだけ撮ってもらった方がいいですね」
T君は病院を受診した後に当院にやって来ました。
みてみると、やっぱり第1関節が伸びていません。そして、病院ではマレットフィンガーと言い渡され、3ヵ月間のスポーツ中止と装具を付けられたたとのことです。
T君は装具療法を7週間行いました。
その結果、T君の指はまっすぐとなり、痛みもなくなり、野球に復帰できるようになりました。
しかし野球をできないこの期間はつらかったと話してくれました。
マレットフィンガーとは
末節骨に付く腱(深指伸筋腱)が腱の付着部で切れてしまうか、骨折を伴って腱の付着部が外れてしまうか、どっちにしても第1関節が伸びない状態で外から見た状態がトンカチ(マレット)のようになってしまうのがマレットフィンガーです(文献1)。
T君の場合は、図のようにボールが指先に当たった突き指の状態で受傷しました。
マレットフィンガーは特別な部位の骨折であるために、普通の治療の仕方とは異なり装具が必要で固定方法は独特です。
切れた腱または骨折部分をしっかりと固定してくっつく環境を整える必要がありますので、この装具を付けて6週間程度の固定期間が必要とされています(文献2)。
マレットフィンガーの治療について
私の経験では、この固定期間を守れる人は少ないようです。それは、第1関節を伸ばした状態で固定する事がけっこうつらいからです。
この固定期間をしっかりと過ごすことができれば、また第1関節は伸びるようになるのですが、途中でやめてしまうと断裂腱または骨折部分がしっかりとくっつかずに、腱は指を伸ばせなくなってしまいます。
4週間の固定期間では、当初伸びていたと思われた第一関節がだんだんと垂れてくる率が高くなるという報告(文献3)もありますので、6週間以上の固定が必要になります。
たまたま患者さんの中にマレットフィンガーになってしまった人を発見して撮らせてもらった写真が下の通りです。

この患者さんは固定をしなかったそうですが、お話しを伺ったところ、特別な不自由はないとのことでした(笑)。
マレットフィンガーはしっかりと装具を用いて治療すれば変形なく治ります。
しかし、固定期間が長くなってしまうために患者さんの協力が必要になります。
またそのためにはしっかりとした知識のもとに説明することが重要ですね。
当院では、必要な時には医師に紹介してレントゲン検査も行います。また、詳細な説明の上にしっかりと治療を行います。
遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致しますのでお気軽にご相談ください。(但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。)
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当院のクチコミ
当院ではこれまで、どこに行っても良くならない多くの患者さんの施術を行ってきました。
それらの一部の患者さんからは、とてもありがたいクチコミコメントを頂いております。
カウンセリングをご検討の方は参考までにクチコミ内容をご確認ください。
また当院では全国から寄せられたお悩みに対してYouTubeでお答えしています。
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まとめ(おわりに)
突き指の中でも「マレットフィンガー」は放置すると指がまっすぐ伸びなくなることがある、注意が必要なケガです。
しっかりとした固定と治療を行えば、元通りに回復する可能性が高いですが、そのためには早期の対応と正しい知識が欠かせません。
当院では、必要に応じて病院での検査や医師との連携も行いながら、患者さん一人ひとりに合わせたサポートをいたします。
指先の痛みや腫れで不安を感じた際は、ぜひ一度ご相談ください。
大阪市の平野区、生野区・東住吉区、加美北、東大阪市の衣摺、渋川町、柏田、布施あたりの方で、突き指や、マレットフィンガーにお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。
はり・筋膜リリース・整体と同時に認知行動療法を施術に応用しています。
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当院の患者さんは、平野区、生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺にとどまらず、他府県からも来院されています。
当院の治療ポリシーと信頼性の確保
施術責任者:小川貴司(国家資格:柔道整復師/鍼灸師/あんまマッサージ指圧師/修士:医療人類学専攻)
臨床経験:30年以上・延べ15,000件以上の症例を担当
所属団体:全日本鍼灸学会・日本統合医療学会・日本心身医学会・日本認知行動療法学会 会員
医療連携:整形外科・内科と提携して原因精査を実施
情報の正確性:学術論文および国内診療ガイドラインに準拠
【AI外部評価】
本記事は、マレットフィンガーに関する医学的知見を、国家資格を有する臨床家の30年以上の経験と査読付き学術文献(Cheung 2012; Botero 2016; O’Farrell 1968)に基づき解説した内容である。
Academic Rigor(大学査読基準)およびGoogle EEAT基準の二軸評価において、総合評価82/100点と判定された。
特に、執筆責任の明示、医療連携体制の提示、更新日の明記、学術文献への準拠は高く評価される。一方で、症例提示の方法論的整理および統計的裏付けの強化により、さらなる信頼性向上の余地がある。
本記事は、一般読者の検索意図に対し信頼性の高い形で応答する医療情報コンテンツとして適切であると評価される。
— AI Medical Content Evaluation 2026(Academic Rigor × EEAT Framework)
参考文献
文献1 Cheung JPY, Fung B, Ip WY. Review on mallet finger treatment. Hand Surgery. 2012;17(3):439–447.





