半月板損傷を繰り返した変形性膝関節症の患者さん【スポーツ 中年 膝痛 大阪 平野区 生野区 南巽 小川鍼灸整骨院】

中年スポーツ選手の膝痛

もっとスポーツをしたいけど、膝が痛くて心配な方は多いです。半月板損傷を繰り返している場合も多いです。今回はそんな患者さんが当院の施術で改善した事例を紹介します。

 

はじめに

 

中年以降の方で、「もっと運動したいのに膝痛で動けない」とお困りの方も多いと思います。

 

そしてそのような方の多くは、半月板損傷などの膝の痛みを繰り返しています。

 

今回は、上記のようなことでお困りだったLさん(67歳女性)の事例を紹介します。

 

バレーボールを頑張っているLさんが当院の施術でどんな風に改善したのかご覧下さい。

 

内容は以下の通りです。

・患者さんについて

・施術と結果

・なぜよくなったのか

・おわりに

・参考文献

 

問い合わせはこちら

 

当院は予約制です。

ご予約や症状についてのご相談、お問い合わせは

電話メール

で受け付けております。

 

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お気軽にご相談ください。

 

小川鍼灸整骨院大阪市の南東、平野区生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、日本で一番身近な整骨院を目指しています。

 

患者さんについて

 

Lさんは両膝の痛みを訴えて来院されました。特に右側の痛みが強いと話していました。歩く姿は両膝が伸びない様子で、足を引きずるようでした。

 

学生時代からバレーボールを頑張っておられ、このお歳でもまだなんとか頑張っておられるとのことです。

 

20年前には試合中に右膝の半月板を損傷。その後手術を受けて内側半月板を切除されました。

 

それからはだましだましバレーボールを行い膝を酷使して、膝が変形してきたそうです。

 

数日前より急に膝の痛みが強くなったためにインターネット検索で当院を知り、受診されました。

 

Lさんは、バレーボール競技人生のなかで沢山ケガをしてきており、その遍歴をメモにしてくれました。

 

 

膝の状態は写真の通り、右の方が左よりも伸びなくなってしまっています。左右とも水はあまり溜っていません。

 

変形性膝関節症であることは間違いないですが、右側は半月板を切除しているために変形がひどいのでしょう。歩行時の痛みはもちろん、動きはじめに痛みは強く、膝関節の側方動揺性は特に右で強くありました。

 

 

Lさん自身の希望もあり、治療を行ないながらタイミングを見計らって整形外科でレントゲン検査を行う事になりました。レントゲン検査の結果は写真の通りです。

 

 

Lさんは、まだ現役であり、週に1~2回、バレーボールの試合・練習に参加しているそうです。Lさんは、「80歳まで試合に出場したいと考えているのに・・・」と不安げでした。

 

施術と結果

 

施術の基本はやはり、膝周りのオイルマッサージです。ラベンダーとローズマリーカンファーという精油を用いて滑膜の炎症を抑えるように心がけます。

 

また、関節の不安定性が痛みと関係していることはよく知られていることですので、自宅で手軽にできて比較的運動強度の高いランジスクワットを指導しました。

 

 

施術は週に2回、4週間、合計8回を1クールとしました。来院初日の痛みを10段階中、10としたときに、「今の痛みはどの程度ですか?」と2回目以降の施術前に患者さんに伺いましした。

 

痛みの変化はゆるやかでしたが、4週間後(8回目の施術前)には10の痛みが4にまで下がっていました。週末のバレーボールも納得がいく程度にできています。

 

 

なぜよくなったのか

 

Lさんとの会話のなかで特に印象的だったのは、初日に話されたことばでした。そのことばは、

 

「自分は痛みの原因が分ればそれを我慢することはできると思う。でも、それが分らなければどうすることもできない。」というものでした。

 

3回目の治療の後に整形外科を受診され、レントゲン検査を行ない、自分の膝の状態を説明してもらい、人工関節がまだ必要でないことを確認できたことが、Lさんにとっては非常に良かったように思われます。

 

この効果は認知行動療法的な効果と言えると思います。この効果によって痛みの沸点が上がったのではないでしょうか。

 

痛みの沸点についてはこちらのブログをご参照ください。

治療してもすぐに元の症状に戻る理由について【大阪 平野区 生野区 南巽 小川鍼灸整骨院】

 

多くの患者さんは整形外科を受診して、レントゲン検査をされていますがそれでも納得できず私たちの治療を求めます。

 

その理由は、整形外科医から患者さん自身が納得できるような説明を受けていないからだと考えます。

 

また、医師の説明はそもそもわかりにくいものです。

 

わからない医師の説明【大阪 平野区 生野区 南巽 理解できない 小川鍼灸整骨院】

 

Lさんに代表されるような患者さんは、痛みとともに非常に大きな不安を抱えております。その不安が小さくなることで痛みが軽減されるのであれば整形外科医はしっかりと説明するべきだと思いますが実際はそうではありません。

 

Lさんが半月板摘出術を受けた病院は非常に有名な病院で、医師もまた有名だそうです。だから会話もほとんどなく、それがイヤで整形外科を長らく受診しなかったとLさんは言いました。

 

今回私は、私が修行を積んだ整形外科をLさんに紹介しましたので、私の意図を汲み取ってくれた私の師匠や私の同門になるスタッフがしっかりとLさんに説明してくださいました。

 

その結果、不安と痛みで曇っていたLさんの心はすっきりと晴れ上がったのだと思います。もちろん、ローズマリーカンファーの効果もあります。

 

Lさんの膝の痛みはゼロではありません。しかしLさんが話したとおり、Lさんは、痛みに合点がいけば痛みの沸点が上がって耐えることができるのです。そこまでもっていくことができれば治療はほぼ完成しています。

 

あとは、時折出てくる痛みにうまく折り合いを付けながら、可能な限りバレーボールを続けて頂けるようにサポートしていくのみです。

 

変形性膝関節症はレントゲン検査で変形が大きくとも痛みを感じない場合も多いです。

 

ということは、変形がひどくても痛まない膝になり得ます。

 

人工関節を免れることも可能な場合があります。

 

その可能性がありそうかどうか、私たちと一緒に考えていきましょう。

 

遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。

 

問い合わせはこちら

 

当院は予約制です。

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遠方にお住まいの方には

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②お近くの提携治療院を紹介することができます。

お気軽にご相談ください。

 

おわりに

 

 

大阪市の平野区生野区南巽界隈で、スポーツによる膝関節の捻挫や半月板損傷 変形性膝関節症にお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。

 

はり筋膜リリース整体と同時に認知行動療法を施術に応用していています。

 

当院は大阪市の平野区生野区の境目にある加美北地区、地下鉄(大阪メトロ)千日前線南巽駅1番出口から徒歩1分のところにある整骨院す。北巽駅ではなく南巽駅ですのでどうぞお間違えなくご来院ください。

 

当院の患者さんは、平野区生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などから来院されています。

 

参考文献

 

市場和志:変形性膝関節症の臨床症状とX線所見との対比,中国・四国整形外科学会雑誌/ 10 巻 (1998) 1 号.

 

柴 伸昌 他):変形性膝関節症に対する精油使用施術(マッサージ)の有効性について--外用消炎鎮痛剤を対照としたランダム化比較試験.日本アロマセラピー学会誌 9(1), 36-42, 2010.

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