呪術的な治療とその効果(在日韓国老人Aさんの例)② 【平野区 生野区 南巽 小川鍼灸整骨院】

治療の呪術的な側面

このブログの目的は、お医者さんとは全く異なる代替医療者の治療の奥深い世界をお伝えすることです。スピリチュアルペインとも表現される原因がわからない痛みについても触れています。

 

はじめに

 

小川鍼灸整骨院のブログです。

 

前回から引き続き、私達の治療にみられる呪術的な側面についてお伝えします。

 

今回は私が経験した呪術的な治療の効果についてです。

 

このブログの目的は、お医者さんとは全く異なる代替医療者の治療の奥深い世界をお伝えすることです。

 

内容は以下の通りです。

・霊媒師的な仕事を引き受ける

・お祓いとその効果

・効果の解釈

・スピリチュアルペイン

・おわりに

・参考文献

 

また当院では、

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オープンチャットでもご相談頂けます。

 

小川鍼灸整骨院大阪市の南東、平野区生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、日本で一番身近な整骨院を目指しています。

 

霊媒師的な仕事を引き受ける

 

前回お話したような背景をお持ちのAさんが私にお祓いをお願いしてきました。

 

「先生、私自転車に乗っててあそこの小さな交差点でこけたんやけど、あの場所に何かとりついてるねん、そのせいか手首の痛みがいつまでもなくなれへん。先生お祓いできるやろ、お祓いして!」

 

私はここで、

 

「いやいや、僕は霊媒師じゃないし、そんなこと無理、ムリ!!」

 

と、言ってしまってはAさんの立場はどうなるでしょうか?

 

Aさんは治療者としての私の能力をAさんなりに拡大解釈して私にお願いしているのです。

 

私に対して、霊媒師的能力をもっていると評価してくれているのです。

 

そのAさんの気持ちを拒否してしまうことは、贈り物を送ってくる人に対してその贈り物を拒否するような、それに近い行為になってしまうと私は感覚的に思いました。

 

感謝の気持ちを込めて贈った贈り物が拒否される・・・・。

 

こんな失礼なことはありません。

 

ですので私は、Aさんの世界観の中の霊媒師になることを引き受けました。

 

「いいですよ、その場所を教えてください。明日の朝、いっしょに行きましょう。その時には塩をもってきてください。」

 

お祓いとその効果

 

翌日、治療院は9時に開院しますので8時半に現場で待ち合わせをしました。そして、小さな交差点の現場に盛り塩をして、残りの塩を現場にまき、意味ありげに手を合わせました。

 

Aさんも一緒に手を合わせていました。儀式はこれで終わりです。

 

私はAさんに

 

「お祓いしました。もう大丈夫ですよ、手首の痛みはなくなるはずです。安心してください」といいました。

 

その後Aさんとは、いつも通りに会話をしていますが今回の件についてのお話はありませんでした。手首の痛みについて再度訴えることもありませんでした。

 

効果の解釈

 

今回の出来事がAさんの中でどのように解釈されたのか?

 

その後手首の痛みはどうなったのか?

 

私の推測は次の通りです。

 

Aさんは自らの感性から転倒した小さな交差点で霊の力を感じた。その後に手首にいつもとは異なる感覚を覚えた。この感覚と霊の存在とが結びつき、手首の感覚が霊によるものという認識に至った。

 

そして、霊による体調不良はお祓いをしなくてはいけないと考えた。

 

自分の身の回りの人間で手短にお祓いができる能力をもっている者がいるかを考えたところ、小川ならお祓いもするだろうと考えた。

 

小川に頼んだらすんなりと引き受けてもらえた。

 

お祓いをすることで手首の痛みの原因を取り除くことができたと思えた。

 

心が安らいだ。

 

原因がなくなったので手首の痛み感覚も気にならなくなった。

 

Aさんの手首の痛みは社会文化的で個人的な経験に支えられた考え方やその考え方のもとに存在していて、

 

そしてその痛みは、Aさんがふさわしいと考える方法、つまりお祓いによって解消したと推測します。

 

しかしこの推測は、私がAさんの外側から行った解釈であり、Aさん自身は実際に起こったお祓いの生々しい現実を経験されているはずですね。そこはAさんにしかわかりません。

 

スピリチュアルペイン

 

このお祓いにまつわる痛みの解消ストーリーは原因がわからない痛みの治療と癒しの原型であるように思います。

 

Aさんが感じるような、社会文化的な価値観やその人の人生のなかの価値観から生じる、その人しかわからない痛みを最近では

 

スピリチュアルペインといいます。

 

そのような痛みは現代医学的に解釈できないのだから現代医学的な治療はできないし、治療に意味が見いだされません

 

ではこのスピリチュアルペインに対して何を指標として治療を行うべきでしょうか?

 

答えはなかなか導き出せないでしょう。

 

しかしただ一つ、指標とするべきは対象となる患者さんの主観ではないでしょうか?

 

つまり、患者さんの主観がどのように創り上げられていて、その患者さんは何に価値を置くのか?現在の症状はどのような価値観や意味のもとに創り上げられているのか?

 

これらのことに切り込んでいくことでその人に対する治療の指標が得られるような気がします。

 

ろうそく2

 

小川鍼灸整骨院では、基本的にお祓いをすることはありませんが、患者さんの背景を重要視して、医学的な視点も視野にいれながら、患者さんの痛みや苦痛に対して最適な施術を目指しています。

 

遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。

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オープンチャットでもご相談頂けます。

おわりに

 

 

大阪市の平野区生野区南巽界隈で、頑固な肩こりや腰痛、どこに行ってもよくならない痛み、手術後の痛み、自律神経失調症などでお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。

 

はり筋膜リリース整体と同時に認知行動療法を施術に応用していています。

 

当院は大阪市の平野区生野区の境目にある加美北地区、地下鉄(大阪メトロ)千日前線南巽駅1番出口から徒歩1分のところにある整骨院す。北巽駅ではなく南巽駅ですのでどうぞお間違えなくご来院ください。

 

当院の患者さんは、平野区生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などから来院されています。

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