圧迫骨折について【背中が曲がる 原因 予防 治療 リハビリ 平野区 生野区 南巽 小川鍼灸整骨院】

圧迫骨折のイメージ

尻もちをついて転倒した際に背骨を骨折するのが圧迫骨折です。骨粗鬆症の患者さんでは、転倒しなくとも日常生活の中で骨折することもあります。以下に解説していきます。

 

はじめに

 

小川鍼灸整骨院のブログです。

 

転倒したときに尻もちをついて、その後から腰や背中に激痛を感じる人は、背骨の圧迫骨折を起こしてしまっているかもしれません。痛くて起き上がることができないですね。

 

今回は整骨院(当院)で行なう「圧迫骨折」の施術とリハビリを紹介します。

 

内容は以下の通りです。

・圧迫骨折とは

・症状

・治療

・当院での施術とリハビリ

当院のクチコミ

・おわりに

・参考文献

 

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小川鍼灸整骨院大阪市の南東、平野区生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。

 

圧迫骨折とは

 

圧迫骨折は背骨の骨折です。よく起こる場所は、胸椎と腰椎の間、第11胸椎から第2腰椎までの間です。腰というよりはその少し上のほうです。

 

もちろん、力の加わり方によっては腰骨のどこの骨でも起こりえます。

 

 

骨粗鬆症で骨が弱くなっている高齢女性に多く起こります。

 

原因となるのは、

 

尻もちをつくようにお尻から転倒することや、

 

 

 

重い荷物を持ち上げようとした際に、背骨に縦の力が加わることです。

 

男性や若い世代では、交通事故や高所からの転落、体重以上の重量物を持ち上げるなど背骨に縦の力が加わることで起きます。

 

脊椎骨(背骨)は、前方が椎体、後方が椎弓(ついきゅう)という構造になっており、前方の椎体の方が構造的に弱いために、ぺしゃんこになります。

 

圧迫骨折の模型

図は骨粗鬆症の模型です。椎体の中は密度が薄くなっています。この状態が圧迫骨折を起こしやすく、縦の力が加わると圧迫骨折を起こします。

 

椎体が「くさび形」になるとその部分を頂点として背骨丸く変形してしまいます。

 

 

極端に背中が曲がってしまう一番の理由は脊椎の圧迫骨折です。

 

圧迫骨折の画像

左の画像は圧迫骨折で背中が曲がった患者さんの立ち姿です。できるだけ背中を伸ばそうとして努力していますが背中は伸びず、股関節を伸ばして真っすぐを保とうとしています。真ん中の画像はこの患者さんの圧迫骨折の場所にMR画像を重ねてみました。右の画像はこの方のMR画像です。背骨が崩れてそこが背中の曲がり角になっているのがわかります。

 

症状

 

 

転倒直後から腰から背中にかけて激しい痛みを感じます。座ったり立ち上がろうとすると特に痛みが強く、横向きで寝ている状態が一番楽な姿勢です。

 

この時期は、固定と安静、それに鎮痛剤による治療が基本となります。

 

強い痛みは1ヵ月からそれ以上続くこともありますが、あまり痛みを感じない人も希にいます。

 

治療

 

圧迫骨折は一定期間のコルセットによる固定と安静が必要で動す。

 

その後の痛みは整骨院・鍼灸院でもリハビリとして施術可能な骨折です。

 

また、骨粗鬆症のある患者さんでは、骨粗鬆症に対する薬物療法も必要です。

 

当院での施術とリハビリ

 

圧迫骨折の後には、いろいろな痛みが出てきます。

 

脇腹の痛みや、背骨の両脇を縦に走る脊柱起立筋の緊張による筋肉の痛みが出てくることが多いです。

 

 

この痛みに対して、筋膜リリースを行って痛みを軽減させることができます。

 

骨粗鬆症がなく、骨折部分の痛みも全くない患者さんで、背中を引き延ばしたいような鈍痛を感じる方には太ももの裏側、臀部(おしり)腰まわりの筋肉を無理のない範囲でストレッチするようにしています。

 

 

また、鍼治療は緊張して血流が悪くなっている脊柱起立筋の血流を改善して、痛みを軽減させることができます。

 

 

運動時の痛みがないけれども圧迫骨折後の鈍痛でお困りの場合は、リハビリとして適度な運動が背中の痛みを軽減させることもあります。

 

 

ご高齢の患者さんで介護保険が適応となる患者さんに対しては、当院に併設されているリハビリデイサービスたすくで運動指導を行うこともできます。

 

 

遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致しますのでお気軽にご相談ください。(但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。)

 

問い合わせはこちら

 

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当院のクチコミ

 

当院ではこれまで、どこに行っても良くならない多くの患者さんの施術を行ってきました。

 

それらの一部の患者さんからは、とてもありがたいクチコミコメントを頂いております。

 

カウンセリングをご検討の方は参考までにクチコミ内容をご確認ください。

 

 

おわりに

 

小川鍼灸整骨院

当院は大阪メトロ千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにある整骨院です。

 

大阪市の平野区生野区南巽界隈で、圧迫骨折による痛み、リハビリの方法にお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。

 

はり筋膜リリース整体と同時に認知行動療法を施術に応用していています。

 

当院は大阪市の平野区生野区の境目にある加美北地区、地下鉄(大阪メトロ)千日前線南巽駅1番出口から徒歩1分のところにある整骨院す。北巽駅ではなく南巽駅ですのでどうぞお間違えなくご来院ください。

 

当院の患者さんは、平野区生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺にとどまらず、他府県からも来院されています。

 

参考文献

 

森 諭史:骨粗鬆症患者の椎体圧迫骨折,脊柱変形とADL低下の関連.日本腰痛学会雑誌,8 巻 1 号 p. 58-63.2002 .

 

宮島 剛:骨粗鬆症と脊椎・関節疾患.理学療法科学,20 巻 3 号 p. 241-244,2005 .

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小川 貴司(おがわ たかし)

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