はじめに
小川鍼灸整骨院のブログです。
「腰痛は腰だけの問題だけではなく、脳やストレスが関係する」
—— そんな言葉を聞くと、「本当に?」と疑問に思われるかもしれません。
私も鍼灸整骨の現場では、「どこに行ってもよくならない腰痛」で悩んで来られる方を何度も見てきました。
そして、その多くに共通していたのは、思考や意識、感情のクセが痛みを強めていたケースです。
先日、骨盤近くに“コリコリしたもの”を感じ、痛みに悩まれていた V さん(35 歳・女性)は、整骨院・整体・病院を複数受診しても改善せずに当院に来られました。
ところが、身体の施術だけでなく、彼女の思考・意識に丁寧に向き合ったところ、痛みはペインスケールで 10 → 3 にまで改善しました。
この体験をもとに、今回のブログでは「思考変化」が腰痛改善の鍵になった実例とともに、なぜそのような改善が起こったのかを、理論と実践の両面から紐解いていきます。
内容は以下の通りです。
・患者さんについて
・施術と結果
・Vさんの考え方と腰痛
・なぜよくなったのか
・おわりに
・参考文献
当院は予約制です。
ご予約や症状についてのご相談、お問い合わせは
で受け付けております。
遠方にお住まいの方には
①ZOOMによるカウンセリングもご利用いただけます。
②お近くの提携治療院を紹介することができます。
お気軽にご相談ください。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、大阪市と東大阪市の境目、平野区加美北8丁目にある鍼灸整骨院です。
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最寄り駅はJRおおさか東線衣摺加美北駅(徒歩4分)です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
患者さんについて
Vさん: 35歳 女性 職業 専業主婦
主訴:腰痛
来院の当日より痛みがあり、3~4年前にも同様の腰痛を感じた事があるとのことです。
その頃は整体を受けて数日で治ったらしいのですが、これまでも頚や背中の痛みを感じることがあり、整骨院等で治療を受けてきたそうです。
Vさんは次のように話します。
原因はよくわからないけど、少し前にマッサージを受けたことが原因?
骨盤付近にコリコリしたものが触れるけど、これが腰痛の原因?
それとも寝相が悪いから?
ストレスはよくわからない。
人間関係は順調だけど睡眠の質が悪く、寝付きも良くないので安定剤を処方してもらっているそうです。
心配しやすい性格であり、自分は几帳面であるので、筋肉の緊張も緊張していると思うと話してくれました。
施術と結果
筋膜リリース3回
1回目の施術の直後に腰痛は半減したとのことです。
2回目の来院時には既に腰痛は4にまで下がり、「骨盤部分のコリコリの原因がわかったので安心した」と話しました。
3回目の来院時にの腰痛は3にまで下がりVさんは十分にやっていけそうと話しました。よって施術はここで終了としました。
施術メニューはこちら
↓↓↓
Vさんの考え方と腰痛
Vさんの腰痛についていろいろ話を聞いてみると、腰には常に張った感じを感じるとのことでした。そして、Vさんに特有の「問題」が浮き彫りになりました。
Vさん自身はストレスを自覚していないけれども、状況からは高いストレスが推測されたのです。
例えば、Vさんは経済的には満たされていているけど日常生活に不満を感じており、自分の人生がこのままで良いのか悩んでいるとのことでした。
厳格な父親の元にうまれ、礼儀正しく育ったご様子で、そのためにストレスの認識・表出が上手くできていないようにもお見受けしました。
Vさんに限らず自分の感情を表に出すことができない状況で育つ方の中には、自分の本当の感情を隠すことが当たり前になり、
本当の感情と実際の振る舞いの間でギャップが生じて、
そのギャップに気付けなくなることがあります。
なぜなら自分の感情を表に出すということは自分の言い分を通すということになり、
そもそもそんな自分勝手なことはあってはならない、自分はそんな自分勝手な人間ではないと思いたいからです。
このような、社会の中で生活する現代人としては当たり前の感覚が知らず知らずの間にストレスとなってしまう方が多くいます。
特に真面目な方に多いようです。
専門的にはこのような状態は「アレキシサイミア」と呼ばれます。
Vさんの場合も「アレキシサイミア」の傾向があり、ストレスを日常的に感じやすいと考えられます。
そしてそのことが腰痛と関係している可能性が考えられました。
Vさんは腰痛の原因がわからないといいながら、骨盤付近に触れるコリコリした何か(感覚)を非常に気にされており、それがストレスになっていたのです。
Vさんのようにストレスが高まり、身体の感覚(内受容感覚)が敏感になっている方は本当にに多いです。もちろん、腰痛それ自体がストレスの種になることもあります。
その様な方の中には、「もしかしたらこの痛みが、大きな問題に発展するのではないか?」というような「漠然とした不快感」を痛みと表現する方もいます。
このようにして、考え方(思考)が腰痛を生む(痛み感覚に敏感になる)ことも十分にあり得ることなのです。
なぜよくなったのか
今回は、原因の1つである、「骨盤付近にコリコリしたものが触れる」という事に対して、それが脂肪のかたまりであり、腰痛と関係するものではなく、その部分に感じる痛みは単純な腰痛の関連痛であると説明しました。
するとVさんはその説明に深く安心されて受け入れられました。
この安心が、筋膜リリースの効果に加わわって腰痛が小さくなったと考えられます。
実は、確実な治療効果を得るためには、この安心が非常に重要です。
なぜなら、筋膜リリース(身体に対する施術)だけを行い、患者さんの思考や意識をそのままにしておくと、一時的には回復しますが、また筋肉の緊張や違和感が出てくるたびに不安が出てきてしまうからです。
ご自身のストレスに気付き、ご自身の感覚が敏感になっていることに気付くことができれば、その不安をご自身でコントロールすることもできるようになります。
当院では、患者さんの身体の状態をしっかりと確認した上で、身体に原因が見つからない場合には、患者さんの背景にまで思考をめぐらせて、なんとしてでも患者さんの腰痛を軽減するように努めています。
遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致しますのでお気軽にご相談ください。(但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。)
当院は予約制です。
ご予約や症状についてのご相談、お問い合わせは
で受け付けております。
遠方にお住まいの方には
①ZOOMによるカウンセリングもご利用いただけます。
②お近くの提携治療院を紹介することができます。
お気軽にご相談ください。
当院のクチコミ
当院ではこれまで、どこに行っても良くならない多くの患者さんの施術を行ってきました。
それらの一部の患者さんからは、とてもありがたいクチコミコメントを頂いております。
カウンセリングをご検討の方は参考までにクチコミ内容をご確認ください。
まとめ(おわりに)
腰痛を「身体だけの問題」と捉えて、痛み止め・マッサージ・電気療法だけを繰り返しても、なかなか改善しないケースがあります。
今回ご紹介した V さんのように、思考・意識・ストレスのクセにも目を向けることで、痛みのレベルを大きく下げられる可能性があることが実感できたと思います。
本記事でお伝えしたように:「痛み=身体の故障」という単純なモデルでは説明できないケースがある思考や不安・ストレスが、痛みの感じ方や再発(戻り)を引き起こすこともある施術とともに、思考・意識の変化をサポートすることで、より深い改善が期待できるもしあなたが今、「どこに行っても戻ってしまう」「痛みが長く続いて心が疲れている」と感じているなら、ぜひ一度自分の思考や感情の動きにも目を向けてみてください。
そして、不安に思われる点、疑問に感じることは遠慮せずに治療者に相談してください。
当院・小川鍼灸整骨院では、痛みの根本原因を身体だけでなく“あなたの思考・感覚・ストレス”にまで視点を広げ、身体と心が調和するようなケアを目指しています。
つらさから解放され、日常を前向きに過ごせるよう、あなたのお力になれることを心から願っています。
大阪市の平野区、生野区・東住吉区、加美北、東大阪市の衣摺、渋川町、柏田、布施あたりの方で、どこに行っても良くならない腰痛にお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。
はり・筋膜リリース・整体と同時に認知行動療法を施術に応用していています。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、大阪市と東大阪市の境目、平野区加美北8丁目にある鍼灸整骨院です。
最寄り駅はJRおおさか東線衣摺加美北駅(徒歩4分)です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
当院の患者さんは、平野区、生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺にとどまらず、他府県からも来院されています。
※内容につきましては、プライバシーに配慮して、話しの構造が変わらない程度に性別や年齢、職業、具体的な社会的背景などを加工しています。
参考文献
守口善也:心身症とアレキシサイミア ―情動認知と身体性の関連の観点から―.心理学評論,57 巻 1 号 p. 77-92,2014.







