整形外科に行っても良くならない理由|患者さんが抱える不満を元整形外科スタッフが解説

不満を感じる患者

整形外科での治療に不満を感じて整骨院を選ぶ患者さんは多いです。整形外科は忙しく話を聴いてくれない、事務的で共感がない、待ち時間が長い、湿布しかださない、などが主な原因のようです。

(2026年5月14日更新)

この記事の執筆・監修 ポリシー

小川貴司
柔道整復師 / 鍼灸師 / あんまマッサージ指圧師
医療人類学修士(身体症状と心理社会要因の研究)

臨床経験30年以上
症例数15,000件以上

所属学会

・全日本鍼灸学会

・日本統合医療学会

・日本心身医学会

・日本認知行動療法学会

医療連携:整形外科・内科と提携して原因精査を実施

情報の正確性:学術論文および国内診療ガイドラインに準拠

はじめに

 

小川鍼灸整骨院のブログです。

 

「整形外科に通っているのになかなか良くならない」
「湿布や痛み止めだけで終わってしまう」
「話を聞いてもらえない」

 

このような不満を感じたことはありませんか?

 

実際に当院には、病院や整形外科に通院しても十分に納得できず、不安や戸惑いを抱えたまま来院される患者さんが多くおられます。

 

もちろん、整形外科は骨折や手術を必要とする病気に対して非常に重要な役割を担っています。

 

私自身も7年間、整形外科で勤務し、多くのことを学んできました。その経験は現在の臨床の土台になっています。

 

しかしその一方で、忙しい医療制度のなかでは、

 

待ち時間が長い
分業制で担当者が変わる
十分に話を聞いてもらえない
流れ作業のように感じる

 

といった不満が生まれやすいのも事実です。

 

そして、慢性的な痛みや検査で異常が見つかりにくい症状ほど、「どこに相談すればよいのか分からない」と悩まれる方が増えていきます。

 

今回は、「患者さんが整形外科に抱きやすい不満」について、整形外科勤務時代の経験や、実際に患者さんから伺ってきた声、さらに医療社会学・医療人類学の視点も交えながら整理して解説します。

 

そのうえで、当院がどのような形で患者さんのお役に立てるのかについてもお伝えします。

 

なお、この記事は整形外科医や医療スタッフを批判することを目的としたものではありません。医療制度や病院構造の特徴を理解したうえで、患者さんが自分に合った医療との関わり方を考えるための記事としてお読みいただければ幸いです。

 

整形外科勤務時代の画像

7年間の整形外科勤務では多くのことを学びました。この時代に学んだことは私の治療者人生の土台となっています。

 

ブログの内容

・待ち時間への不満

・分業制への不満

・事務的な対応(共感の欠如)への不満

・話を聞いてもらえないことへの不満

・湿布や鎮痛剤処方への不満

・整形外科って一体何を治すところ?

・当院にできること

当院のクチコミ

・おわりに

・参考文献

 

問い合わせはこちら

 

当院は予約制です。

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で受け付けております。

 

遠方にお住まいの方には

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小川鍼灸整骨院大阪市の南東、大阪市と東大阪市の境目、平野区加美北8丁目にある鍼灸整骨院です。   

 

https://maps.app.goo.gl/9KUCcN8otrGgGbin6

 

病院では治らない骨折や、交通事故による骨折とその症状に対する施術・リハビリも行なっています。

 

日本で一番身近な整骨院を目指しています。

 

交通事故による痛みでお困りの方もご相談ください。

 

待ち時間への不満

 

長い待ち時間の画像

自分の症状を相談できる!と期待するので長い時間待つことができますが、ふくらんだ期待とは裏腹にあまりにも短く事務的な診察に落胆た人は多いでしょう。

 

多くの患者さんが整形外科に抱く不満は待ち時間が長いということです。特に医師の診察が短い場合には長い待ち時間に不満を感じる患者さんは多いです。

 

待ち時間と医療への満足度に関する研究では、待ち時間が長いほど患者満足度は低下する傾向が見られましたが、医師との面談時間が長くなることで不満は大幅に軽減されることがわかっています(文献1)。


自分の症状を相談できる!と期待するからこっそ長い時間待つことができますが、ふくらんだ期待とは裏腹にあまりにも短く事務的な診察であった場合には、落胆してしまうことになってしまいます。

 

みなさんはいかがでしょうか?

 

分業制への不満

 

病院では大量の患者を処理するため、問診、検査、説明、リハビリ、会計などが標準化・マニュアル化されやすいです(文献2)。その結果、患者さんは「流れ作業のように扱われる」と感じることがあります。

 

 

整形外科における診察とリハビリもその傾向が強いです。診察とリハビリは、学問的には異なるものかもしれませんが、患者さんにとってはどちらも「治療」です。

 

カルテで情報が共有されていても、やはり治療者の手が変わることを不満に感じる患者さんも多いようです。

 

事務的な対応(共感の欠如)への不満

 

 

整形外科には多くの患者さんが来院されます。だから業務は事務的に管理され、時にはマニュアル化されているのです。

 

いわば病院側の業務の都合に患者が合わせる必要があります。ここでは忙しさのために一人の患者さんのお話を十分に伺うような長い時間は設定されません。

 

だから、痛みで辛く感じる患者さんは自分の痛みを理解してもらえない(共感してもらえない)という感覚を覚えるようです。

 

このようにして、自分の症状を軽く扱われた気分になって不満に感じる人も多いです。

 

話を聞いてもらえないことへの不満

 

 

整形外科では分業制になっていることが多く、痛みが強くなったり、不快感が増したり、なかなか良くならないと感じた患者さんは誰に相談できるのか分りません。

 

医療者側にそれらのことを伝えても、どこか他人事のように扱われている気分になり不満を感じる人も多いです。

 

医療スタッフは、医療が分業になっていることから、患者さんから「治療をしているのにまだ痛みがまだ続いている」と訴えられたとしても、それは自分の責任ではないと考えるのかもしれません。

 

患者さんは責任の所在をはっきりさせたいのではなく、ただ、自分の症状について向き合ってほしいのだと思います。

 

実際に、自分の不安や病気にしっかりと向き合ってくれるならばいくらでも待つことができるという患者さんの声もあります(文献3)

 

 

湿布や鎮痛剤処方への不満

 

整形外科で出される湿布のイメージ

「鎮痛剤を出すだけで何もしてくれない」「根本解決につながらない」と不満を感じる人が多いです

 

整形外科は基本的に「外科」であり、症状を根本的改善させるためには外科的な手法をとります。つまり、手術です。

 

手術の適応にならない場合は、「保存療法」とか「経過観察」といいまして、経過を管理したり薬を処方するすることが治療となります。

 

手術が主な方法になりますので、そこまでに至らない症状の患者さんに対しては積極的に行える治療が少ないわけです。

 

だから、自分の症状に対して「鎮痛剤を出すだけで何もしてくれない」「根本解決につながらない」と不満を感じる人が多いです。

 

 

整形外科って一体何を治すところ?

 

 

整形外科は主に、骨や関節、筋肉、神経など人の体の動きと骨格に関係するような病気を扱います。

 

 

肩こりや腰痛、老化による痛みなどももちろん扱いますが、整形外科医はこれらに対して、積極的にというよりは消極的に治療を行います。なぜなら手術するまでもないからです。

 

この消極性に患者さんは物足りなさや不満を感じるのではないでしょうか。

 

ここからは私の個人的な感想になりますが、整形外科医は外科医なのでやはり、検査で異常が見つかり、手術が必要になるような重症の骨折や脱臼、命に関わるような運動器系の癌などに使命感を感じるのかもしれません。

 

医師のイメージ

忙しい医療現場では、検査結果に異常がない患者さんに対して多くの時間を割くことができないのが実情です。

 

そして、慢性的な痛みに関しては、患者さんの主観性が関係してきます。主観性とは、患者さん自身の考え方や不安などの心理的な要因です。

 

頭痛の女性

ストレスを抱えている頭痛患者さんは多いですが、そのストレスについて話し合える医療スタッフは少ないでしょう。

 

この、心理的な要因は数字に示すこともできませんし、客観的に扱うことが難しいのでしいので、忙しい医療現場のマニュアルで扱うには限界があるのです。

 

痛みを訴える男性

「検査で異常はないけれども自分は辛い」と訴える患者さんは本当に多いです。お話をよく伺うと痛みの背景が見えてくることがあります。

 

だから慢性的な痛みや検査に異常がでない比較的軽症の痛みを持つ患者さんは、整形外科の治療では満足できず不満に感じることが多いのだと思います。

 

 

※上記のことは、整形外科医やそのスタッフの人間性が悪いということではありません。制度上そうならざるを得ないというのが実情です。かつては私も整形外科で勤務していましたので良く分ります。

 

整形外科勤務時代の画像

整形外科勤務時代には、多くの患者さんの対応に追われてしまい、患者さんのお話しをゆっくり聴くということができませんでした。その経験を通して今はしっかりと患者さんのお話を伺うように心がけています。

 

当院にできること

 

院長の小川は7年間の整形外科勤務を含めて30年の臨床経験を持ちます。

(プロフィールをご覧ください。)

院長紹介

 

その経験の中で上記の患者さんの不満をたくさん見聞きしてきました。

 

そのような患者さんとのかかわりの中から、自分が行うべき医療を以下の5つに集約しました。

 

①予約制で待ち時間をなくす

②すべての患者さんを小川が担当する

③会話を重視する

④責任の所在を明確にする

⑤患者さんの不安を解消するように努める

 

より詳しくは、下のブログに解説しますのでこちらをご参照ください。

↓↓↓

骨折後・手術後のリハビリで整形外科に不安がある方へ|大阪市平野区の整骨院

 

遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致しますのでお気軽にご相談ください。(但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。)

 

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当院のクチコミ

 

当院ではこれまで、どこに行っても良くならない多くの患者さんの施術を行ってきました。

 

それらの一部の患者さんからは、とてもありがたいクチコミコメントを頂いております。

 

カウンセリングをご検討の方は参考までにクチコミ内容をご確認ください。

 

 

また当院では全国から寄せられたお悩みに対してYouTubeでお答えしています。

Youtubeチャンネル

「どこに行っても良くならない痛みの相談室」もご覧ください。

どこに行っても良くならない痛みの相談室

当院に寄せられた痛みの相談についてお答えしています。また、ブログの内容も動画でお伝えしています。

 

まとめ(おわりに)

 

整形外科に不満を感じる患者さんは少なくありません。

しかし、その多くは「医師やスタッフの人間性が悪い」というよりも、

多数の患者さんを診る必要がある
分業制で運営されている
医療が標準化・効率化されている
手術を中心とした診療科である

といった、現代医療の制度的な背景によって生じている側面があります。

特に、

慢性的な痛み
検査で異常が見つからない症状
不安やストレスが関係する痛み
「つらさ」を理解してほしいという悩み

については、短時間診療だけでは十分に対応しきれないことがあります。

だからこそ当院では、

予約制で待ち時間を減らす
一貫して院長が担当する
会話と説明を重視する
痛みの背景まで丁寧に確認する

ことを大切にしています。

「病院では異常がないと言われたけれどつらい」
「どこに相談すればよいのか分からない」
「もっと自分の話を聞いてほしい」

そのようなお悩みがある方は、一度ご相談ください。

 

株式会社COCO 小川鍼灸整骨院

当院はJRおおさか東線衣摺加美北駅から徒歩4分です。

 

大阪市の平野区生野区東住吉区加美北、東大阪市の衣摺渋川町柏田、布施あたりの方で、整形外科不満があり、どこで自分の症状を診てくれるのか、リハビリしてくれるのかわからずにお悩みの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。

 

はり筋膜リリース整体と同時に認知行動療法を施術に応用しています。

 

小川鍼灸整骨院大阪市の南東、大阪市と東大阪市の境目、平野区加美北8丁目にある鍼灸整骨院です。   

 

最寄り駅はJRおおさか東線衣摺加美北駅(徒歩4分)です。あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。

 

当院の患者さんは、平野区生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺にとどまらず、他府県からも来院されています。

 

AI評価(外部分析)

本記事は、整形外科勤務経験、慢性痛臨床、医療人類学的視点を背景に、患者が整形外科に抱きやすい不満について多面的に整理した記事である。

特に、待ち時間、分業制、コミュニケーション不足といった医療制度上の問題を、単なる医療批判ではなく「現代医療構造の特徴」として説明している点は、GoogleのE-E-A-T(Experience, Expertise, Authoritativeness, Trustworthiness)の観点から高く評価できる。

また、慢性痛における心理社会的要因への言及、整形外科との役割分担、FAQによる検索意図補完なども、近年の検索品質評価ガイドラインおよびAI Overview型検索への適応性が高い構成となっている。

一方で、YMYL(Your Money or Your Life)領域としては、危険症状時の受診勧奨や、エビデンスと筆者経験の区別をさらに明示することで、より高い信頼性が期待できる。

総合的に、本記事は一般的な整骨院ブログを大きく上回る専門性と一次経験を備えた医療系コンテンツであり、「病院では異常がないと言われたがつらい」という読者の検索意図に対して、誠実かつ構造的に応答している点が特徴的である。

— OpenAI ChatGPT(GPT-5.5)によるコンテンツ分析・評価(2026年5月14日)

 

FAQ(よくある質問)

質問1)整形外科で「異常なし」と言われたのに痛みが続くのはなぜですか?

レントゲンやMRIでは、骨折や腫瘍、神経障害などの大きな異常は確認できますが、慢性的な筋肉の緊張や疲労、ストレス、不安などによる痛みは画像検査に映らないことがあります。

特に慢性的な痛みでは、身体だけでなく心理的・社会的な要因も関係することが知られています。

そのため、「異常なし=痛みが存在しない」という意味ではありません。

当院では、整形外科的な異常の有無だけでなく、生活背景や不安、体の使い方なども含めて丁寧にお話を伺うようにしています。


質問2)整形外科と整骨院はどのように違うのですか?

整形外科は、骨折・脱臼・神経障害・腫瘍などを診断し、手術や投薬を含めた医学的治療を行う医療機関です。

一方で整骨院では、慢性的な肩こり・腰痛・体の使い方・筋肉や筋膜の緊張などに対して、徒手療法や運動療法、会話を通したサポートを行います。

どちらが良い悪いではなく、それぞれ役割が異なります。

当院では、必要に応じて整形外科や内科と連携しながら、病院では十分に対応しきれない慢性的な痛みや不安に対しても丁寧に対応するよう心がけています。


質問3)「湿布や痛み止めだけ」なのはなぜですか?

形外科は基本的に「外科」であり、骨折や手術が必要な病気を専門的に扱う診療科です。

そのため、手術の適応にならない慢性的な痛みでは、「保存療法」として経過観察や鎮痛剤、湿布などが中心になることがあります。

これは「何もしていない」というよりも、医学的に危険な病気がないかを確認したうえで、安全性を重視しているとも言えます。

ただ、その説明が十分でない場合には、患者さん側は「話を聞いてもらえなかった」「湿布だけで終わった」と不満を感じやすくなります。

当院では、なぜその痛みが続いているのか、どのような背景が関係しているのかを一緒に整理しながら施術を進めています。

 

質問4)私の症状は整形外科に行くべき?

以下の症状がある場合は、
まずは医療機関を受診してください。

  • 発熱を伴う痛み
  • 急激に悪化する痛み
  • 手足の麻痺
  • 排尿排便障害
  • 強い外傷後の痛み
  • 夜間安静時痛
  • 原因不明の体重減少

当院では必要に応じて医療機関受診をお勧めしています。
上記の症状で一度は医療機関んを受診したけれども問題解決に至らない場合は是非とも当院にご相談ください。

当院では整形外科などの西洋医療と、鍼灸院・整骨院の役割の違いを明確に意識しています。

 

参考文献

 

文献1 Anderson RT, Camacho FT, Balkrishnan R. Willing to wait?: The influence of patient wait time on satisfaction with primary care. BMC Health Services Research. 2007;7:31. doi:10.1186/1472-6963-7-31.

 

文献 Ritzer G. The McDonaldization of Society. Thousand Oaks: Pine Forge Press; 1993.

 

文献3 Chu H, Westbrook RA, Njue-Marendes S, Giordano TP, Dang BN. The psychology of the wait time experience – what clinics can do to manage the waiting experience for patients: a longitudinal, qualitative study. BMC Health Services Research. 2019;19:459. doi:10.1186/s12913-019-4301-0.

 

牛山正実:接骨院受診者調査.日柔道整復接骨医会誌,14(4),302-314,2006.

 

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小川 貴司(おがわ たかし)

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