はじめに
小川鍼灸整骨院のブログです。
今回は「患者さんが整形外科に抱く不満」について、私の治療場面で患者さんからよく聞かれるお話や、整形外科勤務経験を通して感じた事を整理して解説します。
また以下の記述はすべての整形外科が下記の通りということではありません。親身になって話をよく聞いてくれる先生もたくさんいます。
このブログは整形外科医や医療者を非難する文章ではありませんのでご了承ください。
以下のような不満をお持ちで、不満なく治療を受けたいとお考えの方は当院の施術をお勧めします。
こちらのブログをご参照ください。
ブログの内容
・待ち時間への不満
・分業制への不満
・事務的な対応(共感の欠如)への不満
・話を聞いてもらえないことへの不満
・湿布や鎮痛剤処方への不満
・整形外科って一体何を治すところ?
・おわりに
・参考文献
また当院では、
無料相談を受け付けています。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、平野区と生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸・整骨院です。
病院では治らない骨折や、交通事故による骨折とその症状に対する施術・リハビリも行なっています。地域で一番おすすめの整骨院、日本で一番身近な整骨院を目指しています。
交通事故による痛みでお困りの方もご相談ください。
待ち時間への不満
多くの患者さんが整形外科に抱く不満は待ち時間が長いということです。特に医師の診察が必要な時には、短い診察のために1時間程度待たされることもあります。ここに不満を感じる患者さんは多いです。
分業制への不満
整形外科の場合、治療は分業制になっていますので最初に医師が診て、その後のリハビリは医師以外のスタッフが担当します。
担当が固定されていれば良いですがそうでないことが多いです。カルテで情報が共有されていても、やはり治療者の手が変わることを不満に感じる患者さんも多いようです。
事務的な対応(共感の欠如)への不満
整形外科には多くの患者さんが来院されます。だから業務は事務的に管理され、時にはマニュアル化されているのです。
いわば病院側の業務の都合に患者が合わせる必要があります。ここでは忙しさのために一人の患者さんのお話を十分に伺うような長い時間は設定されません。
だから、痛みで辛く感じる患者さんは自分の痛みを理解してもらえない(共感してもらえない)という感覚を覚えるようです。
このようにして、自分の症状を軽く扱われた気分になって不満に感じる人も多いです。
話を聞いてもらえないことへの不満
整形外科では分業制になっていることが多く、痛みが強くなったり、不快感が増したり、なかなか良くならないと感じた患者さんは誰に相談できるのか分りません。
医療者側にそれらのことを伝えても、どこか他人事のように扱われている気分になり不満を感じる人も多いです。
それぞれの医療スタッフは治療が分業になっていることから、患者さんが「治療をしているのにまだ痛みがまだ続いている」と話したとしても、それは自分の責任ではないと考えるのかもしれません。
患者さんは責任の所在をはっきりさせたいのではなく、ただ話を聴いて欲しいだけなのですが・・・
湿布や鎮痛剤処方への不満
整形外科は基本的に「外科」であり、症状を根本的改善させるためには外科的な手法をとります。つまり、手術です。
手術の適応にならない場合は、「保存療法」とか「経過観察」といいまして、経過を管理したり薬を処方するすることが治療となります。
手術が主な方法になりますので、そこまでに至らない症状の患者さんに対しては積極的に行える治療が少ないわけです。
だから、自分の症状に対して「鎮痛剤を出すだけで何もしてくれない」「根本解決につながらない」と不満を感じる人が多いです。
整形外科って一体何を治すところ?
整形外科は主に、骨や関節、筋肉、神経など人の体の動きと骨格に関係するような病気を扱います。
肩こりや腰痛、老化による痛みなどももちろん扱いますが、整形外科医はこれらに対して、積極的にというよりは消極的に治療を行います。なぜなら手術するまでもないからです。
この消極性に患者さんは物足りなさや不満を感じるのではないでしょうか。整形外科医は外科医なのでやはり、検査で異常が見つかり、手術が必要になるような重症の骨折や脱臼、命に関わるような運動器系の癌などに使命感を感じるのかもしれません。
そして、慢性的な痛みに関しては、患者さんの主観性が関係してきます。主観性とは、患者さん自身の考え方や不安などの心理的な要因です。
この、心理的な要因は数字に示すこともできませんし、客観的に扱うことが難しいのでしいので、忙しい医療現場のマニュアルで扱うには限界があるのです。
だから慢性的な痛みや検査に異常がでない比較的軽症の痛みを持つ患者さんは、整形外科の治療では満足できず不満に感じることが多いのだと思います。
小川鍼灸整骨院ではそのような患者さんにしっかりと満足いただける施術を心がけています。
当院の施術についてはこちらのブログをご参照ください。
※上記のことは、整形外科医やそのスタッフの人間性が悪いということではありません。制度上そうならざるを得ないというのが実情です。かつては私も整形外科で勤務していましたので良く分ります。
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遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。
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おわりに
大阪市の平野区、生野区・南巽界隈で整形外科に不満があり、どこで自分の症状を診てくれるのか、リハビリしてくれるのかわからずにお悩みの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。
鍼灸・筋膜リリース・整体と同時に認知行動療法の理論を応用してリハビリを行います。また当院は「どこに行っても良くならない痛み」を持つ患者さんの施術を得意とします。
例えば病院で変形性関節症、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、線維筋痛症、っ慢性疲労症候群、うつ病、自律神経失調症、手術後の痛み、抗がん剤の副作用など、治療を受けているけれども改善しない患者さんです。
必要な場合は医師と連携しながら施術させていただきます。
当院は大阪市の平野区と生野区の境目にある加美北・南巽地区、地下鉄(大阪メトロ)千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにあります。北巽ではなく南巽ですのでどうぞお間違えなくご来院ください。
当院の患者さんは、平野区、生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などから来院されています。
参考文献
牛山正実:接骨院受診者調査.日柔道整復接骨医会誌,14(4),302-314,2006.