はじめに
小川鍼灸整骨院のブログです。
今回は、痛みのせいで歩けない、外出できない、仕事ができない、動けないとお困りの方に向けたものです。
痛みで動けない人が瞬時に動けるようになることがよくありますが、その理由やそうなるためにはどうすればよいのかを書きました。
内容は以下の通りです。
・動けないのは痛みのせい?
・痛みに対する考え方
・すぐに動けるようになるにはどうすれば?
・当院にできること
・おわりに
・参考文献
また当院では、
無料相談を受け付けています。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、平野区と生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸・整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
動けないのは痛みのせい?
もちろん関節や筋肉に痛みの原因があり、その痛みのせいで動けない状態になってしまいます。
しかし、痛みの感じ方には個人差がが大きく、
実際には動けるけれども、後で痛くなっては困ると不安になる方も多いようです。
痛みがあるから動けないのか、それとも恐いから動けないのか、
ご自身でもよくわからない患者さんが多くいらっしゃいます。
このような患者さんの動けない原因は単純に痛みだけではなく、動くことそれ自体や動いた後にやってくると「想像」される痛みや不具合に対する不安や心配、恐怖などの感情も原因になりえます。
痛みに対する考え方
「恐いから動けない」と考える人は、恐怖回避思考・破局的思考と
いう心理状態に陥っていることがあります。
痛みに対して不安や恐怖を感じなければ身体はそのまま治っていく過程をたどるのですが、痛みを過大に捉えることや、誤った情報を入手することが不眠や不安につながって、
動くこと自体にも恐怖を感じてしまいます。そして更に痛みが大きくなることもあります。
(こちらのブログはヘルニアへの不安や心配を解消することで早く改善した患者さんの事例です。ご参照ください。)
この状態にご自身が気付き、不安や恐怖にうまく対処することができれば、すぐに動けるようになる方もいらっしゃいます。ここに瞬時に動けるようになる理由があります。
こちらのブログもご参照ください
納得することの重要性
痛みを小さくするためには、なぜ症状を感じるのかについてご自身で納得する必要があります。
なぜなら、その納得により意味なく感じる恐怖を回避できる可能性が高いからです。
しかし、治療者から自分が納得できる説明を受けることはなかなか大変です。
例えばお医者さんは、難しい医学知識を理解できるように説明してくれますが、1回の説明では理解できません。
何回も説明してもらうことが必要ですが、残念ながら現代医療機関は患者さんにしっかりと説明できる時間はありません。
1回は説明をしても2回、3回は説明できないのです。
私の経験では、1回の説明で治療者の説明をしっかりと理解できる患者さんはいないと思います。
患者の納得は、何回も同じことを説明して徐々に理解が浸透していくような、そんな感じです。
だから、そのような説明の先にある納得が重要なのです。
すぐに動けるようになるためにはどうすれば?
上に述べましたように、痛みの原因にあなた自身が納得できることが重要です。
「あなたの痛みは〇〇が××になっているから起こるのです」という治療家の説明に対して
「なるほど、そういくことか!だからこの痛みがあったのか!確かにそう考えるとつじつまが合うぞ!」
と納得できれば痛みは小さくなることが多いです。
しかし、上記のことは簡単ではありません。
なぜなら、説明それ自体は難しく理解できないことが多いからです。
しかしそれでも効果を得るためには、
あなた自身が治療家の説明を受け入れるように前向きに努めることです。
もちろん、自分が信用できる先生であることを前提としています(そうでない場合は信用できる先生を探しましょう)。
ここでいう治療家とは、医師でカウンセラーでも鍼の先生でもマッサージ師でもなんでもよいです。
治療家はあなたと同じような症状を持っている患者さんを過去にたくさん見てきています。その経験からあなたにアドバイスしますので専門家としての視点をもっています。
その視点を信用して受け入れることで、あなたの痛みが瞬時になるなることがあるのです。
確かに、その治療家またはその治療家が発する言葉が信用に値するかどうかは結果をみないとわからないものです。
しかし、疑いの目を先に持ってしまうと効果は間違いなく薄れてしまいます。
その反対に信用した場合に良い結果が得られることは心理学的データとしても現れていますし、素直な人の方が治療効果が得られやすいという研究結果もあるようです。
そしてさらに理想的なのは、あなたの痛みがどの程度不安や心配に押しつぶされそうになっているのかを、自分自身である程度自覚できることです。
ここに気付くことができれば、痛みが小さくなる、または動くことに対する怖さが小さくなって動けるようになります。
YouTubeなどで1回の治療で劇的に改善している事例をよく見ますが、
その裏側には治療に対して患者さん自身が感じる納得や治療者への信頼があると考えられます。
当院に出来る事
まず当院では、動けない患者さんの痛みが実際にどこから来るものかをしっかりと見極めます。
もちろん、医学的な検査が必要な場合は医療機関を紹介させて頂きます。
しかし、多くの患者さんは医療機関をすでに受診した後で私たち代替医療者の元に訪れます。このような患者さんの場合、検査したけれども異常がないという方が多いです。
つまり、医師の説明に納得できていないのです。
症状の原因や今後どうなっていくのかについて納得が出来ない場合に患者さんは、
「また痛みが出るのではないか?」
「痛みが出たらどうしよう?」と、
まだ起きていない痛みに対して不安に陥り、動けない状態になってしまいます。
当院ではこのような患者さんに、現状をしっかりと説明して、
実際に一緒に動いたりしながら、
本当に心配している痛みが出てくるかどうか確かめるようにしています。
時には予測していた痛みが出てくる場合もあるでしょう。
しかし、その痛みはたまたまかもしれません。
私の経験では、もう一度同じことをした場合、そのほとんどは痛みが出ません。
このように、痛くなると思っていたけど痛くならなかった場合に患者さんは自分自信で、
「ああ、不安が強くて痛みが出てくると考えていたんだ」
と気付く事になります。
その気付きによって25年来の痛みが8回の施術で改善した患者さんが下のブログに記載されています。こちらのブログもご参照ください。
当院では、この気付きや納得が患者さんの内側から得られるようなかかわりを行います。
時にはマインドフルネス瞑想が効果的です。
このようなかかわりを当院では、認知行動療法的なかかわりと呼んでいます。
遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。
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おわりに
大阪市の平野区、生野区、南巽界隈で、原因がわからない痛みにお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。
はり・筋膜リリース・整体と同時に認知行動療法を施術に応用していています。
当院は大阪市の平野区と生野区の境目にある加美北地区、地下鉄(大阪メトロ)千日前線南巽駅1番出口から徒歩1分のところにある整骨院です。北巽駅ではなく南巽駅ですのでどうぞお間違えなくご来院ください。
当院の患者さんは、平野区、生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などから来院されています。