はじめに
小川鍼灸整骨院のブログです。
今回は、「肩こりと肩上部のかたさとの関係」という論文を紹介いたします。
硬いから肩こりを感じるのか?
それとも肩こりになるから肩の上の筋肉が硬くなってくるのか?
肩こりの辛い症状と肩の硬さは関係するの?
こんな疑問に今回の論文は答えてくれます。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南西、平野区と生野区の境目にある加美北・南巽地区にあります。地域でおすすめの整骨院を目指しています。
論文の内容
論文のタイトルは、
「肩こりと肩上部のかたさとの関係」です。
この研究は、60名の「肩こりのある人たち」と10名の「肩こりのない人たち」に対して、肩こりの程度、肩の上の筋肉の硬さ、鍼灸治療後の肩こりの程度を調べたものです。
まず、「肩こりのある人たち」の肩の上の筋肉の硬さと「肩こりのない人たち」の肩の上の筋肉の硬さを比べました。
肩の上の筋肉の硬さは硬度計という機器を使用して計られました。結果は「肩こりのある人たち」と「肩こりのない人たち」の肩の上の筋肉の硬さの平均値に差はなかったそうです。
次に、「肩こりのある人たち」の筋肉の硬さと肩こりの程度を調べたところ、硬い人の方がきつい症状を持っているという関係性もみられなかったということです。
そして「肩こりのある人たち」のなかで、
鍼灸治療をした人の肩こりの程度は
鍼灸治療をしていない人(肩こりはあるが別の治療を行っていたので肩には治療しなかった人)に比べて、
その程度は小さかったというのです。
つまり、肩が凝っている人の方が筋肉は硬くなっているということはなく、また肩の筋肉が硬い人の方がきつい症状を持っているということもありませんでした。
そして、肩こりに対して鍼灸治療をした人の肩こりの程度は小さくなっている、つまり鍼灸治療は効いているということでした。
当院の見解
治療場面ではこんな会話が良く行われます。
患者さん:
「先生、今日は肩がすごく凝っていてカッチンコンチン、この硬さがなくなれば肩こりもなくなるよね、」
先生:
「うわー、ほんとにカッチンコッチン、さっそく治療して柔らかくしましょう!」
私もよく肩こりを感じますが、そんなときにはこりを感じる部分に手をあてて筋肉をもんでしまいます。その時にはやっぱり硬さを感じるんですね。
しかし、科学的な検証の結果はそうではなかった!とうことなんです。
まだまだ検証の余地はあると思うのですが興味深いですね。
この研究で一番重要なことは、やっぱり肩こりに鍼治療が「効果あり」ということです。
当院では鍼灸治療で患者さんの肩こり症状をしっかりと治療しております!
鍼灸だけではありません。筋膜リリースや整体も肩こりには効果的です。
詳細は以下の施術メニューをご覧下さい。
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おわりに
大阪市の平野区、生野区・南巽界隈でどこに行っても良くならない肩こりでお悩みの方は是非とも当院にご相談下さい。
鍼灸・筋膜リリース・整体などでみなさまの痛みを施術します。
当院は大阪市の平野区と生野区の境目、地下鉄千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにある整骨院です。
当院へは平野区、生野区以外にも、東住吉区や東成区、八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などからも患者さんが来院されています。
参考文献