はじめに
小川鍼灸整骨院のブログです。
特に何もしていないのに足首の痛みを感じると訴える患者さんがよくいらっしゃいます。
中年世代以降には足関節の変形によって足首の痛みが繰り返されることもあります。
それは変形性足関節症かもしれません。
今回は変形性足関節症について解説致します。
内容は以下の通りです。
・足関節について
・変形性足関節症の原因
・変形性足関節症の症状
・当院での施術について
・おわりに
また当院では、
無料相談を受け付けています。
小川鍼灸整骨院は大阪市の南東、平野区と生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸・整骨院です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。
足関節について
変形性足関節症を解説する前に、足関節について説明しましょう。
足関節は距骨(きょこつ)と、下腿の腓骨(ひこつ)と脛骨(けいこつ)、そしてそれらを結ぶ靭帯で構成されています。
医学的には、距腿関節(きょかいたんせつ)と呼ばれます。
足関節の周りにもたくさんの関節がありますが、それらの関節のバランスが崩れることによって足関節にかかる負担が大きくなり、足関節の軟骨がすり減ってしまうのが、変形性足関節症です。
変形性足関節症の原因
変形性足関節症の原因は2つに分けられます。
1つ目は、原因が明らかでなく加齢により発症するタイプです。多くは偏平足などにより足関節に負担がかかることが原因となります。中年以降の女性に多くみられます。
2つ目は、骨折や内科的疾患などが原因となって発症するタイプです。足関節周辺のバランスが崩れて発症します。骨折後の幅広い年齢層でみられます。
変形性足関節症の症状
初期症状は動き始めの痛みです。動き始めの痛みは、変形性足関節症だけではなく、膝や股関節、腰、首などのどの関節の変形性関節症でも起こります。
痛みの場所は足関節の前面の内側部分に痛みが生じることが多いようです。
関節症が進行すると足関節が腫れてきます。
多くの場合、土踏まず(縦アーチ)が低下して、足が内側に崩れるように変形してきます。
足関節の可動域(動く範囲)が狭くなり、背屈(足首を上に向ける)がしにくくなります。
さらに進行すると底屈(足首を下に向ける)も制限されてきます。
この段階になると歩きにくくなってきます。
当院での施術について
当院には足関節の痛みでお困りの多くの方が来院されます。
施術の対象になるのは、
・比較的軽症の変形性足関節症の方
・整形外科を受診しても積極的に治療してもらえずお困りの方
・手術を勧められたけれども手術を受けたくない方
・すぐに手術ができない方
・ギプス固定した後に出てくる足関節の痛みの方
です。
これらの患者さんに対して当院では、歩き方の指導やインソール(足底版)、ストレッチ、鍼施術、オイルマッサージなどを行います。サポーターをご持参の方に対しては、それが有効であるかどうかをアドバイスさせていただいております。
変形性足関節症の治療では、適切な時期に適切な負荷の運動を行うことで足関節の機能がもどって痛みを感じにくくなることがほとんどです。だから当院では安静を保つよりも可能な運動を推奨しています。
症状の進行を予防する意味でも普段の生活で足関節への負担を減らすことが重要です。
そのため、体重のコントロールや、日常生活における体の使い方も当院では指導しております。
遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。
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おわりに
大阪市の平野区、生野区・南巽界隈で足関節の痛み・変形性足関節症にお悩みの方は是非とも小川鍼灸整骨院にご相談下さい。
はり・筋膜リリース・整体と同時に認知行動療法を施術に応用していています。
当院は大阪市の平野区と生野区の境目にある加美北地区、地下鉄(大阪メトロ)千日前線南巽駅1番出口から徒歩1分のところにある整骨院です。北巽駅ではなく南巽駅ですのでどうぞお間違えなくご来院ください。
当院の患者さんは、平野区、生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などから来院されています。
参考文献
高田 信二郎 他):X線計測で検討した変形性足関節症の形態的特徴について.中国・四国整形外科学会雑誌,5 巻 2 号 p. 167-171,1993.