5年前から続く手首の痛みが改善した例【平野区 生野区 南巽 鍼 整骨院】

5~6年前から右手首の痛みを感じて、整体院にも通ったけれども、良くならなかったSさん、3回の鍼施術で痛みがなくなりました。詳細を報告します。

 

はじめに

 

小川鍼灸整骨院のブログです。

 

当院では、どこで治療をしても改善しない患者さんを得意としています。

 

今回は5~6年前から感じる手首の痛みが3回の治療で改善(ペインスケールは10→1)した患者さんについて報告させて頂きます。痛みでお困りの方は是非とも参考にしてください。

 

治っていくイメージができればと思います。

 

 

内容は以下の通りです。

・患者さんについて

・施術と結果

・なぜよくなったのか

・おわりに

・参考文献

 

小川鍼灸整骨院大阪市の南東、平野区生野区の境目、南巽・加美北地区、南巽駅近くにある鍼灸整骨院です。灸・筋膜リリース・整体と同時に認知行動療法を施術に応用していています。

 

患者さんについて

 

Bさん:35歳 男性 職業 会社員(海外勤務)

主訴:右手首の痛み

 

手首の痛みの作業画像

コロナ禍のため海外から帰国、これを期に長年悩んでいる手首の痛みを解決しようと来院されました。

 

5~6年前から右手首の痛みを感じる。原因については、「はっきりわからないけど、仕事でなったのか?ヨガをするときに手で身体を支えた際に手首の痛みを感じたのでヨガが原因かもしれない。」と話しました。これまでは痛みに変化はなく、痛くなったり楽になったりを繰り返しているそうです。

 

今回、コロナウイルスパンデミックの影響で帰国。この際手首をしっかりと見てもらおうと来院されました。Bさんは今までに整体院にも通って手首の痛みを施術してもらったけれども、良くならなかったために途中で施術をやめたこともあると話してくれました。

 

手関節の状態については、腫れや可動域制限はありません。動かした時の痛みもありません。手関節の異常を見つけるためのいろんなテストも行ないましたが、異常らしい異常はみられませんでした。

 

辛うじて見つけた所見は手関節の小指側を押えると痛みがあるということです。本人様は手をついて荷重したときに痛みがあり、この手首の痛みに再現性があると話します。

 

手首の痛みの画像

Sさんはこの動きで手首に痛みを感じると話してくれました。

 

異常が見当たらないからといって、Bさんの痛みが軽症かというとそうでもありません。Bさんはこの原因がわからない痛みに5年間苦しめられてきました。

 

原因が全くわからないということで、初日は治療を行なわず、原因を追求するために、提携している整形外科へ紹介しました。

 

手首の痛みのレントゲン画像

検査の結果、骨には異常がなく、考えられるのは尺側主根伸筋腱炎でした。しかし、それも「かもしれない」と医師が説明してくれました。

 

検査の結果は「尺側手根伸筋腱炎」ということで、痛みのある部分にステロイドの注射を受けました。

 

でもBさんは、「5年もの間、腱鞘炎が一定の状態で維持されるでしょうか?それに注射が効かなかったので腱鞘炎ではないと思う」と話しました。

 

確かに、紹介先の医師とも話しましたが尺側手根伸筋腱炎も、原因が分らないので消去法として付けられた病名とのこと。注射の後も痛みに変化はなく、当院で施術を受けて頂くことになしました。

 

施術と結果

 

低周波通電療法を3回行いました。

 

手関節の痛みに対する鍼通電療法

Sさに対して行われた実際の鍼施術の風景です。

 

当院での施術1回目の際には、上記のように「考えられる原因を全て考えましたが、どれもはっきりと原因と言えるものはないので、僕の方法に任せてもらえますか?」とお断りをはさんで、

 

「考えられるのは手首の痛みがBさんの中で大きく膨れあがっているということです」と説明しました。

 

この私の説明に際して、Bさんといろいろお話ししました。Bさんは当初、

 

「いや、自分の痛みは確かにある。不意の動作の時に痛みを感じるだけで、四六時中痛いということはないけど、この痛みのせいで行動が制限されることがとにかく嫌なんです」と話しました。

 

しかし私はその事も全部理解した上で、

 

施術は痛み感覚を小さくする効果があります。それに加えて、痛みの事を全く考えないようにしてみて、脳から痛みの存在をなくしてしまう期間を作ってみませんか?」

 

と提案してみました。

 

Bさんは、「正直言って懐疑的」と自分の意見を述べながらも、その方法に半信半疑で同意して施術を受けて下さいました。

 

施術メニューはこちら↓↓↓

 

手首の痛みは2回目時点で10から5、3回目時点で5から1になりました。

 

最終的に3回の治療で手首の痛みは10から1となりました。

 

手関節の痛みのペインスケール

Sさんは治療について「懐疑的」と話しながらも、痛みはみるみる下がっていきました。

 

今回の治療効果について、何が効いたのかを断定にすることはできませんが、5年間続いたBさんの手関節の痛みは確かになくなりました。

 

なぜよくなったのか

 

ポイントは3つです。

 

1つは施術の鎮痛効果によって痛みを感じにくくなったことです。人間には痛みを感じにくくする下行性抑制というしくみが備わっていますが、施術はその下行性抑制を促す働きがあるとされています。また手関節の小指側の神経を刺激することで、局所的な鎮痛効果が得られたということも考えられます。

 

 

もう一つは、5年間続いた手首の痛みを初めて医療機関を受診して、専門家に診てもらった結果、大事には至らないと安心できたことが考えられます。

 

手関節に何があるのか分らない、いつ痛み出すか分らない状況では、自分の手関節を信用することはできません。

 

そうなると、意識が手関節に集中して痛みに敏感になってしまいます。このことは精神交互作用として以前にもブログで紹介させて頂きました。

 

精神交互作用についてはこちら

↓↓↓

痛みと意識の関係

痛みと意識は関係しています。詳しく解説していますのでブログをご参照ください。

 

今回は「大丈夫なんだ」という保証を私から受け取り、意識を手関節に集中することをやめることができたために痛みが小さくなった可能性もあります。

 

実際にBさんは「が効いたのか、注射が効いたのか、仕事をしていないのが良かったのか、よくわからないけど、とにかくこんなに痛みがないのは久しぶり。長期間手首の痛みを感じていたので普通の感覚がよく分らなくなっていたけど、これが普通なんだと思えるようになった。」と話して下さいました。

 

そして最後に、ステロイドが効果を表わした可能性です。これも全く否定できませんね。

 

当院では、まず、痛みの原因を徹底的に追求します。必要に応じて医療機関への紹介も致します。

 

それでも原因が特定できない場合には、問題や心の問題、時には社会の問題にまで幅広く考えて、施術を行ないます。結果として、なぜ効果が表われたのかが明確にならない場合もありますが、原因の追及よりも痛みの解消を第一と考えて施術を行ないます。

 

このような施術の方法は、どこに行っても良くならなかった患者さんに効果があることが非常に多いです。

 

遠方で来院できない方には、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。

↓↓↓

カウンセリング

当院では、ZOOMを用いたリモートカウンセリングも行っています。

 

おわりに

 

小川鍼灸整骨院

当院は大阪メトロ千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにある整骨院です。

 

大阪市の平野区生野区界隈で手関節の痛みにお悩みの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。当院は大阪市の平野区生野区の境目にある南巽・加美北地区、地下鉄(大阪メトロ)千日前線南巽駅1番出口から徒歩1分のところにあります。北巽駅ではなく南巽駅ですのでどうぞお間違えなくご来院ください。

 

当院の患者さんは、平野区生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などから来院されています。

 

参考文献

 

石田治:尺側手根伸筋腱炎.整形外科大系,第15巻B,手関節手指Ⅱ第11章,p99-103,中山書店,2007.

 

川喜多健司:鍼灸刺激による鎮痛発現の機序-ポリモーダル受容器から脳内オピオイドまで-.医学のあゆみ,vol 203,No6,pp455-458,2002.

 

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小川 貴司(おがわ たかし)

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