病院でのリハビリには期限が設定されています。当院ではその後のリハビリを希望される方に主に可動域訓練や筋力訓練を行ってます。
はじめに
小川鍼灸整骨院のブログです。
今回は 人工膝関節術後のリハビリについてお話します。
当院では、人工膝関節の手術後、病院でのリハビリが終えた患者さんで、「もっとリハビリを受けたい」と希望される方に、可動域を改善させる施術を行っています。
小川鍼灸整骨院は大阪市の平野区と生野区にまたがる南巽・加美北地域でおすすめの整骨院、あなたにいちばん近くの整骨院を目指しています。
人工膝関節とは
変形性関節症やリウマチなどで膝関節が変形して痛みが強く、日常生活に支障をきたす場合に、
上の骨と下の骨の間には軟骨がありますが、このレントゲンでは関節内側の軟骨はなくなり骨同士がぶつかっています。
変形性膝関節症の外観です。関節は関節包（かんせつほう）という膜で覆われていますが、慢性の炎症が続くと関節包の内側の滑膜組織が分厚くなり、膝頭が丸くみえます。
変形した関節部分を取り除き、金属やポリエチレン、セラミックなどでできた人工の関節を入れ替えます。
上の骨と下の骨の軟骨部分が人工物と入れ替わっています。
縦に大きく手術痕が残っています。
手術後には痛いながらもすぐに歩けますが、退院までに2～3週間、普通の生活ができるまでには3ヵ月程度かかり、手術前のように生活できるのは概ね1年程度かかるとされています。手術の後はリハビリが必要になります。
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当院でのリハビリの例
当院では曲げ伸ばしの角度を大きくするリハビリと運動指導を中心に施術します。痛みなく行う必要がありますが、しっかりと動かす必要もあります。
人工膝関節の手術後は２ヵ月程度リハビリ病院への入院が可能ですが、その後は通院でのリハビリとなります。
当院では、
病院でのリハビリが落つき、ある程度の角度（屈曲90度程度）でそれ以上改善がみられない術後数ヶ月の患者さんが来院されることが多いです。
当院では、無理のない範囲で可能な限り屈曲角度と伸展角度を広げて行くようにします。
リハビリには痛みが伴います。できるだけ痛みを感じないように、でもしっかりと動かす必要があります。このリハビリはコミュニケーションが大切です。
特に重要なことは、患者さんがリラックスして楽しく可動域訓練を受けることです。痛みが少ない範囲でしっかりと動かしましょう。
また、手術の後は股関節や膝周りの筋肉の働きや感覚が極端に低下します。その対策として運動の指導も行います。
介護保険をご利用の方は当院併設のリハビリデイサービスたすくもご利用頂けます。
遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致します。但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。ご希望の方はメールにてご予約ください。
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当院ではZOOMを用いたリモートでもカウンセリングも行っています。
おわりに
当院は大阪メトロ千日前線南巽駅①出口から徒歩1分のところにあります。
大阪市の平野区、生野区界隈で、人工膝関節の手術後の痛みやリハビリについてお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。
時にはオイルマッサージや認知行動療法を人工膝関節のリハビリに応用していています。
当院は大阪市の平野区と生野区の境目にある南巽・加美北地区、地下鉄（大阪メトロ）千日前線南巽駅1番出口から徒歩1分のところにある整骨院です。北巽駅ではなく南巽駅ですのでどうぞお間違えなくご来院ください。
当院の患者さんは、平野区、生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺などから来院されています。
執筆担当は小川でした。
http://www.korikori.com/staff/
参考文献
眞田祐太朗 他）：身体機能の推移から考える人工膝関節全置換術における標準的リハビリテーション．日本職業・災害医学会会誌第67巻第5号，2019．
