痛み・だるさ・不調…全部つながってる?「痛みの沸点」理論について【平野区 小川鍼灸整骨院】

 

不定愁訴女性

治療を受けてもなかなか症状が改善しないとお困りの方は多いです。それは痛みの沸点が下がっているからです。今回は痛みの沸点について説明します。

 

はじめに

 

小川鍼灸整骨院のブログです。

 

患者さんから,

 

「治療を受けたその時は調子がいいのですが、またすぐに元の症状に戻ってしまいます」

 

という話をよく伺います。みなさんはいかがでしょうか。

 

私はこの理由について、「痛みの沸点が上がっていないから」と説明するようにしています。

 

施術後すぐの状態は、身体だけが整って、痛みの沸点が上がっていないと考えられます。だから痛みはぶり返すのです。

 

今回は、施術後に元の症状に戻らないために「痛みの沸点を上げる」ことについて説明します。

 

内容は以下の通りです。

・痛みは身体ではなく脳で感じる

・痛みの沸点について

・痛みの沸点が下がる

・内受容感覚が過敏になる

・痛みの沸点を上げる

・痛みの沸点を上げる難しさ

・痛みの沸点を上げる当院の施術

当院のクチコミ

・まとめ(おわりに)

・参考文献

 

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最寄り駅はJRおおさか東線衣摺加美北駅(徒歩4分)です。地域で一番おすすめの整骨院、あなたにとっていちばん近くの整骨院を目指しています。

 

痛みは身体ではなく脳で感じる

 

直観的に私たちは、痛みを身体(からだ)に感じていますが、それは実は脳で感じているのです。

 

そして痛みを感じる脳は感情を感じる場所でもあります。だから私たちは痛みを感じる時に感情も一緒に動きます。だから痛みは単に身体だけの問題ではなく、それに対する感情も含まれているのです。

 

痛みの沸点については後程詳しく説明しますが、痛みの沸点が下がっている人(痛みを感じやすくなっている人)は、感情が先走り痛みを先取りしてしまうかもしれません。

 

例えば、下の画像を見てハサミが落ちることを想像してください。

 

 

もしこのハサミが手から離れ落ちたら?

 

そしてこの足があなたの足だったら?

 

そう想像した時にあなたは何を感じるでしょうか?

 

画像なので現実味を感じにくいかもしれませんが、この先に起る痛みについて考えるのではないでしょうか?

 

人によってはその痛みを先取りして何らかの感情と一緒に痛みを感じる場合があります。

 

痛みの沸点について

 

感情が痛みに先だって反応してしまう状態は「疼痛閾値が下がっている」とか、「内受容感覚の閾値が下がっている」と表現できます。

 

「閾値(いきち)が下がる」という表現は難しいので、私は感覚や痛みの「沸点が下がる」と患者さんに説明しています。

 

水は100度で沸騰しますが、高地へ行くと気圧が下がり、平地よりも低い温度で沸騰するそうです。

 

 

このことを痛みの感じ方に置き換えて考えますと、比較的に小さい刺激(温度)に対しても「痛い」と感じてしまう(沸騰してしまう)ということです。

 

痛みの沸点が下がる

 

痛みの沸点が下がることは本当に多くあります。痛みの沸点が下がってしまうと、他の人が感じないような痛みを感じるようになってしまいます。

 

「痛みの沸点が下がる」というこの言葉は私がつくった造語です。

 

痛みに困る患者さんは過去の経験や、インターネットなどから集めた情報を元に、自分なりに病気の原因やこの先の痛みについてネガティブに考えることによって不安が大きくなり、痛みに過敏になることがあります。

 

 

つまり、痛みの沸点が下がるのです。沸点を下げるのは不安だけではありません。

 

自分の痛みの原因や予後(この先どうなっていくのか)、について理解・納得できていないことや不可解さも痛みの沸点を下げると考えられます。

 

痛みの沸点が下がる

水は100℃で沸騰しますが、気圧が下がると80℃で沸騰します。これを「沸点が下がる」」と表現します。痛みも不安や心配、不可解さなどで感じやすくなります。この状態を私は痛みの沸点が下がると表現しています。

 

内受容感覚が過敏になる

 

このような、痛みの沸点が下がっている人は、痛みだけではなく、体の中の感覚が全般的に敏感になっている場合がよくみられます。

 

専門的には「内受容感覚が過敏になる」と表現します。

 

内受容感覚が過敏になると、ふらつきを感じやすくなったり、動悸や息苦しさ、のどがつっかえる感じ、胃の不快感、手足のしびれ、頭重、嗅覚過敏、口の中の異常な感覚、などの様々な症状に悩まされることになります。

 

自律神経失調症の方や、起立性調節障害の方、不安神経症の傾向がある方、うつ傾向にある方などによく見られる症状ですが、最近はコロナ後遺症の方によく見られます。

 

これらの症状がなくとも、更年期にさしかかった中年女性で運動の経験の少ない方には傾向として非常によく見られます。

 

 

痛みの沸点を上げる

 

痛みの沸点が下がった状態を上げる(痛みの沸点を上げる)ことができたら、痛みを感じにくくなります。

 

そのためには、今困っている症状についてご自身が理解する必要があります。なぜ自分の症状が出ているのか?治るのか治らないのか?治らないのなら今後どうなっていくのか?などについて自分なりに理解して納得できる必要があります。

 

しかし、簡単なことではありません。まず、一人ではできません。

 

なぜなら、痛みの沸点が下がってしまう人に共通しているのは、「一人で対処しようと情報を集めた結果、不安や不可解さが増している」ことだからです。この状況を避けるためには専門家の手助けが必要になります。

 

 

痛みの沸点を上げる難しさ

 

しかし、難しいのは、「痛みの沸点を上げる」専門家がいないということです。

 

なぜなら、痛みの沸点が上がる、高まることは、それを目的とするよりは、結果として得られることだからです。

 

難しい話にまって申し訳ないのですが、学問的な考え方として、人が癒される時には以下のようなことが考えられています。

 

身体の状態を改善させようと、いろんな種類の治療を受ける患者さんは、

 

いろんな治療家のアドバイスを自分の好みで取捨選択して受け入れて、

 

その結果として患者さん自身が安心や納得、不可解さの解消を「自分が主体的に感じ取って」癒されていくという考え方です。

 

「自分が主体的に感じ取って」というのが難しいですね。

 

言い換えますと、自分が「良くなりそうだ!、うん、良くなっている!これで大丈夫!」と内側から思える治療や治療家に出会わう必要があるということです。「腑に落ちる」という言い方もできるかもしれません。

 

またそうさせてくれる「治療家との相性」も必要ですね。

 

この考え方に従いますと、患者さんが不安や心配、不可解さから解放されて癒されるまでに何年、何十年とかかることもありますし、たどり着けないこともあります。

 

またそのような人が改善している時には、何をしたわけでもないけど、自分の中で症状に対して心配する必要がなくなるという場合もあります。

 

痛みの沸点が上がるためにはこのような難しさがあるのです。

 

当院ではその難しさを乗り越えて、痛みの沸点を積極的に高めるように施術を行っていますので、具体的に説明致しましょう。

 

痛みの沸点を上げる当院の施術

 

当院ではまず、医学的に患者さんの状態を一緒に考えるようにします。もし、医学的な検査が必要であれば、専門医の先生を紹介するようにします。

 

 

そして、医学的な問題を排除します。医学的な検査で異常がない、または対処の方法がないとなった場合に、積極的に施術を行います。

 

その際には、医学的な検査で異常が見つからないにもかかわらずなぜ症状が出ているのかについて、施術をしながら患者さんと一緒に考えます。

 

 

施術の前や最中に行われる会話で、

患者さん自身が抱く症状についての考え方や、

自分でも意識していない不可解さ、

自分でも意識できていないストレスなど

 

についていろいろお話しするようにします。

 

そのような会話の中で、実際に痛みの沸点を下げている要因が見つかり、それに対処することで痛みの沸点が上がります。

 

つまり、不安や心配、不可解さがなくなるのです。

 

具体的には、

 

「そういうことだったのか」「なるほどね」「そうすればいいのか」「うまくやりこなせると思う」「それではこの痛みは当たり前だね」

 

というような言葉が実感と共に聞かれたときに不安や心配、不可解さがなくなり痛みの沸点は上がると考えられます。

 

一言で言うと、「腑に落ちる」ということかもしれませんし、「受け入れられる」ということかもしれません。

 

もう一つ痛みの沸点を高めるために重要なこととして、症状について考えないようにするということです。考えないようにすることで不安が小さくなり、痛みの沸点が上がります。

 

しかしこれも難しいです。

 

当院では瞑想を利用して患者さんの痛みの治療を行うこともあります。こちらのブログもご参照ください。

 

痛みの治療に瞑想を応用する【大阪 平野区 衣摺 加美北 痛覚変調性疼痛 小川鍼灸整骨院】

 

当院では、鍼灸や筋膜リリース、整体などの身体的な施術を行っています。しかしそれと同時に上記のような「痛みの沸点を上げる」かかわりも行っています。

 

痛みの沸点が上がると、痛みを感じなくなり、「治療してもすぐに元の症状に戻る」ことはなくなります。

 

遠方で来院できない方は、リモートカウンセリングも行なっています。痛みの経緯や痛みの具合からどのような対処法が必要かについてアドバイス致しますのでお気軽にご相談ください。(但し、診断行為は行えませんのでご了承下さい。)

 

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当院のクチコミ

 

当院ではこれまで、どこに行っても良くならない多くの患者さんの施術を行ってきました。

 

それらの一部の患者さんからは、とてもありがたいクチコミコメントを頂いております。

 

カウンセリングをご検討の方は参考までにクチコミ内容をご確認ください。

 

 

また当院では全国から寄せられたお悩みに対してYouTubeでお答えしています。

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どこに行っても良くならない痛みの相談室

当院に寄せられた痛みの相談についてお答えしています。また、ブログの内容も動画でお伝えしています。

 

まとめ(おわりに)

 

今回は痛みの沸点について解説しました。痛みは身体だけで感じるのではなく、脳で感じているのであり、感情も脳で創り出されることから痛みと感情は連動しているのです。

 

そのような傾向が強い方は痛みの沸点が下がっていることになります。ここに注目して痛みの沸点を高めることができれば、どこに行ってもよくならなかった痛みが改善します。そうなるためには、良い治療家と出会い、「腑に落ちる」説明を受けて納得する必要があります。

 

簡単な作業ではありませんが当院では患者さんと一緒に改善への努力を進めています。

 

株式会社COCO 小川鍼灸整骨院

当院はJRおおさか東線衣摺加美北駅から徒歩4分です。

 

大阪市の平野区生野区東住吉区加美北、東大阪市の衣摺渋川町柏田、布施あたりの方で、頑固な肩こりや頭痛、腰痛、自律神経失調症、手術後の痛みにお困りの方はどうぞ小川鍼灸整骨院にご相談ください。

 

はり筋膜リリース整体と同時に認知行動療法を施術に応用していています。

 

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当院の患者さんは、平野区生野区、東住吉区、城東区、それに周辺の八尾市、東大阪市渋川町、寿町、衣摺にとどまらず、他府県からも来院されています。

 

参考文献

 

是木 明宏:精神症状と内受容感覚,特集 精神症状を神経心理学から捉える.神経心理学,35 巻 4 号 p. 187-196,2019.

 

寺澤 悠理:内受容感覚と感情をつなぐ心理・神経メカニズム.心理学評論,57 巻 1 号 p. 49-66,2014.

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