超音波、画像診断
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エコーって何?
エコー(超音波画像診断装置)を見たり聞いたり、或いは使われたことはあるでしょうか?
その名のごとく、超音波(人に聞こえない高周波数の音波)を用いて身体の中を見る装置です。
エコー検査では、生体内に超音波を照射し、反射した超音波を測定して断層像を得ます。
良く知られたところでは産婦人科での胎児の観察があります。
エコーで何が見える?
エコー検査では、骨・筋肉・腱・靱帯などの身体の内部を見ることができる為、
骨折はもちろん、捻挫や打撲などの軟部組織の状態を把握できます。
触診のみの判断よりも、より精確に障害部位の把握ができる為、
より適した治療を行うことが出来ます。
エコーの優れた特徴
1. 被爆せず人体に無害であるため、繰り返し観察できる。
2. 静止状態だけでなく動画で確認できるため、リアルタイムで状態把握が出来ること。
3. 骨、筋肉、腱、靭帯などの軟部組織の観察が出来ること。
問診・検査で想定した疾患と、エコー検査から得られた内部状態を照らし合わせることで、
より適切な治療を行うことが出来ます。
おわりに
エコー検査はとても優れた検査ですが、うまく活用するには解剖学・生理学・画像診断力・経験などが必要になります。
そのため、信頼できる先生の下で検査されることをおススメします。