慢性腰痛について⑤(ココロの原因 腰痛 Bさんの事例)

小川鍼灸整骨院のブログです。

慢性腰痛について、①~④までカラダの原因についてシリーズで書いてきました。

ここからはココロの原因について書いてみようと思います。少し前にぎっくり腰についてのココロの原因を書きましたが、内容は重複する部分もあります。ココロの問題が気になる方はそちらも合わせてご参照くださいね。

実は腰痛に限らず、「痛み」の感じ方にはかならず個人の価値観や文化的な価値観が関係してきます。

 

やばいですね、いや、このトーンで文章を書き進めると難しい内容になってしまいそうです(笑)。と、自分を戒めながらできるだけやさしく表現してみましょう!

「文化的な価値観が痛みと関係する」というのはシャカイの問題として後に取り上げますので、まずは「個人の価値観が痛みと関係する」ということを、慢性腰痛に焦点を絞って書かせて頂きます。

 

例えば、持病の腰痛が6ヵ月前から特にキツくなってきた55歳男性Bさんの事例をBさんの生い立ちから見てみましょう。いわば、Bさんの腰痛と人生のあしあとです。

 

Bさんは子供の頃から野球を頑張っていました。中学校のころにひどい腰痛を経験して、整形外科を受診したところ、腰骨の疲労骨折である腰椎分離症と診断されました。

 

腰椎分離症は、その名の通り、腰骨の一部が離れてしまい、慢性腰痛の原因となります。Bさんにとってはこれがカラダの原因です。

 

中学野球ではピッチャーとして地域で名の知れたBさんは、高校も野球推薦で進学。そのチームは甲子園出場も果たしBさんにとっては満足いく高校生活でした。

 

大学に進学して、更に野球を頑張りました。真面目で勉強熱心なBさんは大学では自己管理の重要性を学び、持病の腰痛も自分で管理しました。例えば、腰痛予防のトレーニングの方法を自分流で編み出したり、時にはプロ野球選手の講演会に参加してトレーニング方法や栄養の取り方も学びました。大学生のレベルになると、実力はあるが怪我で野球をあきらめなくてはならないチームメイトも出てきます。Bさんはそうならないように自分の学んだことを実践して腰痛を克服してきました。

 

就職活動も野球と同じぐらい真面目に頑張って、大手商社に就職。会社でも持ち前の真面目さと意思の強さ、実行力を武器に業績をどんどん積み上げて行きました。正に、成功を積み上げて行ったのです。腰痛は長時間の事務仕事で出てくるものの、ストレッチなどを行いなんとかコントロール出来ていました。

 

結婚して子育てもしっかりと行い、会社でも必要とされる人材として認められ、忙しい毎日を送るBさんは順風満帆です。これまで大病もなく、忙しさと充実感で人生に不満もありません。ポジティブ人間まっしぐらの人生でした。55歳で激しい腰痛を感じる事になります。

 

長くなりましたので次回に続きます。

 

小川鍼灸整骨院では痛みの原因をカラダ、ココロ、シャカイの原因に分けて考えるようにしています。そうすることで、どこに行っても良くならない痛みの問題が解決します!

 

大阪市の平野区、生野区近辺でどこに行っても治らない痛み、腰痛でお困りの方、一度小川鍼灸整骨院にご相談ください。

 

当院は大阪市の平野区と生野区の境目、地下鉄千日前線南巽駅①出口徒歩1分のところにあります。

 

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